今年花風社は量産体制です。当社比ですが。何しろ去年は二冊しか本を出さなかったのです。
栗本さんの本は二冊出すと思います。二冊の合間には一冊か二冊別の本が出るでしょう。
栗本さんは今年出す本で、天下の嫌われ者になるでしょう。
なぜなら青いお札に真っ向から喧嘩売っている内容だからです。
青いお札、久しぶりに登場してもらいましょう。
=====
ギョーカイ神社のご本尊は
子どもたちではありません。
「親のせいではありません」と
涙で書いたお札です。
=====
そう、相撲協会じゃない某協会や某ネットワークやなんかの進める「啓発」は一種の宗教です。「社会の理解があれば生きやすくなる」という宗教です。おそらく、障害特性に手も足も出ないことから自分たちではなく社会に仕事をしてもらって自閉っ子の生きやすさを確保しようというお花畑戦略です。でも実は、社会の理解には限界があるし社会が理解しても本人が睡眠不足で感覚過敏で自傷他害激しくて・・・という状態で生きやすくなりっこないのです。してもらえるかどうかわからない社会の理解などを追い求めるより本人ラクにしようよ、というのが花風社の基本的な方針です。それに対し世の啓発の目的はずばり、「親のせいじゃないのです。生まれつきなのです」ですからね。それを訴えたい切なる気持ちはわからないでもないですが、そこで止まっていても自閉っ子たちは生きやすくなりません。だから私は「啓発より発達援助」を進めています。親や支援者に愛着障害があると、「とにかくこのつらさを誰かにわかってもらいたい」気持ちが先に立って、どうしても啓発ばかりに目がいくようになるでしょう。
まあともかく、私は今年、そもそも私にとっての赤本以来の本丸である「感覚過敏は治りますか?」という問いかけから生じた本を出します。
でも栗本さんにとっての本丸は二冊目らしいのです。
なぜなら
栗本さんは箱根の麓で誰にも知られずひっそりと実践をしていた時代から、黄色本以来全国に呼ばれるようになり
どんどん治る子が増えていく一方で、やっても治らない人もいて
その違いはどこにあるか? というおそろしい仮説をまとめてしまったのです。それが二冊目です。
青いお札を涙目で振り回している人にとっては悪魔のようなことを言い出したのです。
いや、一冊目からもう、悪魔(ギョーカイ目線で)かもしれません。
去年の暮れ、「感覚過敏は治りますか?」の講座の締めの言葉として、私はこう言いました。
「感覚過敏が治った人はたくさんいます。でも治した医者はいません」
それに対し栗本さんは「感覚過敏を治す主役は親である」ときっぱりと言い切ったのです。
どうですか? これは嫌われるでしょう。
ギョーカイで。
でも自分で治したい人たちにとっては朗報なはずなんです。
いかがわしいおっさんから恐ろしいおっさんに変遷を遂げようとしている栗本さんに会いたい方は2月12日に福岡に行くといいですよ。
お知らせ貼っておきます。
栗本さんの本は二冊出すと思います。二冊の合間には一冊か二冊別の本が出るでしょう。
栗本さんは今年出す本で、天下の嫌われ者になるでしょう。
なぜなら青いお札に真っ向から喧嘩売っている内容だからです。
青いお札、久しぶりに登場してもらいましょう。
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ギョーカイ神社のご本尊は
子どもたちではありません。
「親のせいではありません」と
涙で書いたお札です。
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そう、相撲協会じゃない某協会や某ネットワークやなんかの進める「啓発」は一種の宗教です。「社会の理解があれば生きやすくなる」という宗教です。おそらく、障害特性に手も足も出ないことから自分たちではなく社会に仕事をしてもらって自閉っ子の生きやすさを確保しようというお花畑戦略です。でも実は、社会の理解には限界があるし社会が理解しても本人が睡眠不足で感覚過敏で自傷他害激しくて・・・という状態で生きやすくなりっこないのです。してもらえるかどうかわからない社会の理解などを追い求めるより本人ラクにしようよ、というのが花風社の基本的な方針です。それに対し世の啓発の目的はずばり、「親のせいじゃないのです。生まれつきなのです」ですからね。それを訴えたい切なる気持ちはわからないでもないですが、そこで止まっていても自閉っ子たちは生きやすくなりません。だから私は「啓発より発達援助」を進めています。親や支援者に愛着障害があると、「とにかくこのつらさを誰かにわかってもらいたい」気持ちが先に立って、どうしても啓発ばかりに目がいくようになるでしょう。
まあともかく、私は今年、そもそも私にとっての赤本以来の本丸である「感覚過敏は治りますか?」という問いかけから生じた本を出します。
でも栗本さんにとっての本丸は二冊目らしいのです。
なぜなら
栗本さんは箱根の麓で誰にも知られずひっそりと実践をしていた時代から、黄色本以来全国に呼ばれるようになり
どんどん治る子が増えていく一方で、やっても治らない人もいて
その違いはどこにあるか? というおそろしい仮説をまとめてしまったのです。それが二冊目です。
青いお札を涙目で振り回している人にとっては悪魔のようなことを言い出したのです。
いや、一冊目からもう、悪魔(ギョーカイ目線で)かもしれません。
去年の暮れ、「感覚過敏は治りますか?」の講座の締めの言葉として、私はこう言いました。
「感覚過敏が治った人はたくさんいます。でも治した医者はいません」
それに対し栗本さんは「感覚過敏を治す主役は親である」ときっぱりと言い切ったのです。
どうですか? これは嫌われるでしょう。
ギョーカイで。
でも自分で治したい人たちにとっては朗報なはずなんです。
いかがわしいおっさんから恐ろしいおっさんに変遷を遂げようとしている栗本さんに会いたい方は2月12日に福岡に行くといいですよ。
お知らせ貼っておきます。