治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

義を見てせざるは勇なきなり

2017-01-03 08:35:29 | 日記





自分の目指す気高さ。
それは「義を見てせざるは勇なきなり」をいつも心にとめておくことです、私の場合。
偶然立ち入った発達障害の世界。そこで治さない支援が横行していたのを放っておけず色々本を出してきました。支援者のインチキぶりが「治さない支援」につながることを見てそれを指摘してきました。「個を見れる支援者」だったはずの人が金と名声にとらわれマニュアル化に堕していくのを見ているうちに、人権感覚が実に残念なこと、カルトのようなブラック企業を作り上げて自分の基底欠損を埋め合わせようとしていること、を知ったので指摘しているのがイマココです。

森嶋氏の彼女でありながら、
・寝ている女性にいたずらしたスタッフの「いたずら心」を賞賛し
・本人が嫌がっているにもかかわらずその寝姿の写真を「花婿募集中」として誰もが見られる空間に挙げた
森嶋氏に一言も注意せずニタニタしながら死んだふりをする女性などは、「義を見てせざるは勇なきなり」を是としている私にとって、もっとも軽蔑すべき存在です。
女性が管理職になるとき、より弱い立場にある女性の人権を守るのは「義」だと思います。その中で自分が森嶋氏に嫌われたくないあまりに当然の忠告をもしない。実に卑怯です。
もし同じように人権意識が残念で、揃ってあのブログに笑っていたのなら、養護教諭→福祉の世界へ→TEACCHに参勤交代→チットチャットという流れの中で、「人を大切にする」ことを学ばなかった人なのでしょう。あるいはよくあるギョーカイの「健常者に人権なし」なのかもしれませんね。

太ももあらわに寝ている女子にいたずらし、それを「花婿募集中」として本人が嫌がっているのにネットに上げる。この女子が利用者だったら指定解除とかそういう話になりませんかね?
それをスタッフにだったらやってもいいと言うのなら、立派に「健常者に人権なし」ですね。

私は「義を見てせざるは勇なきなり」の実行を心がけています。だから今度の件も徹底的に糾弾していきます。
それは私のように条件がある程度揃った人間じゃないとできないことかもしれない。
でも「義を見てせざるは勇なきなり」もスペクトラムなので、皆さんもできる範囲でやってもらいたいなと思います。それが私の目標でもあります。そういう人が増えれば、世の中が良くなるからです。

児童デイは一日一万円と教えてもらってよかった、という人がいました。
ちょうど検討していた児童デイがあった。自己負担のことしか教えてもらえず、税金がそれだけ投入されていることは知らなかった。一瞬利用を躊躇したが、考えてみれば支援級の我が子には今でも税金が投入されている。ならば有意義なものは利用して、しっかり治して世の中に恩返しする。そういう道を選んだ人がいました。
治ることは「義」です。
この方も立派に「義を見てせざるは勇なきなり」を実行されていると思います。

うちの子は軽度だから、そして安定しているから、福祉の利用は最小限にとどめよりニーズの高い人たちに使ってもらいたい。
こういう考え方の方も読者には多いですね。そしてそれも「義」を重んじていると思います。

うちの子は重度である。生計を立てるだけの収入は難しいかもしれない。でも安定した状態を保ち、作業所でもお役に立ち愛されている。これからもこの子を安定した状態に保つため、家庭でできることはしたい。これも「義」だと思います。

そういう人を増やしたいです。
私が言う「ギョーカイを潰す」ということはそういうことです。
そしてだからこそ
卑怯な行いはきちんと指摘していきます。

私は暮れに沖縄で女連れで年越ししている森嶋氏に話しかけました。
いったいいつまであのブログを放置しておくのかと。

そのやりとりのスクショを貼っておきます。
この後森嶋氏は私のコメントを削除されました。
そして例のブログ記事はまだ削除されていません。
ブログ記事の削除に手配などいりません。私のコメントを削除できてブログが削除できないのが実に不思議です。