治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

節分と立春

2016-02-03 18:00:00 | 日記







今日は早めに帰ってきました。
皆さんのおうちでも豆まきなどなさると思います。
色々準備は整えました。

節分の今夜、南雲明彦さんの出演番組があります。
改めてお知らせいたします。

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■2月 3日 (水)「ザ!世界仰天ニュース(日本テレビ)」(夜9時~9時54分放送)

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皆さんお忘れなきように!


そして明けて明日立春の朝五時に
重大発表の予約投稿を済ませました。

「生きづらさど真ん中、自閉症ど真ん中」の著者の本、告知です。
画伯が一目見て「これは出さないと・・・ナイス判断!」と言ってくれたあの本の詳細が明らかになります。

表紙
帯のコピー
そして著者紹介と目次を先駆けで公開します。
予約投稿は時々ツイッターと連動がうまく行かないのですが、一応五時に予約はしましたので
早起きの人はチェックしてみてくださいませ。

それでは皆さん、楽しい節分の夜を!

きちんと悲しむ

2016-02-03 09:05:24 | 日記
さて、愛甲さんに質問する会、間近になっても飛び込みでお申し込みがあります。だいたいこういうケースは深刻な場合が多いので、お受けしています。
質問も送ると、愛甲さんから答えの概要が送られてきます。勉強になります。

昨日は私も愛甲さんにご相談をしました。
昨日始め、今後も不定期に連載される

「ニキさんを長崎に呼ばない」という自閉症支援

を今後どのように展開するかです。
愛甲さんにも関係があることだし。何しろ長崎で起きたことで、私は一時、愛甲さんも共著者である「発達障害は治りますか?」も絶版しなければいけないのだろうかと考えたからです。
でもあの本は「10年後も通じるものを作ろう」と神田橋先生とお約束して作った本だし、たくさんの人を救ってきました。あの本を読んで助かった人、あの本を読んで鹿児島に行って助かった人は数多い。
こんな些末なトラブルのせいで絶版にするわけにいかないのです。
ならば自分の気持ちにどう落とし前をつけるか。
そのヒントがほしくて、長崎で何が起きたかを昨日初めて愛甲さんにしゃべったのでした。

「それはとても悲しいことでしたね」と愛甲さんは言いました。
そして私は思い出しました。「確かに。悲しいことだった」と。
神田橋杉山対談を聞いたあと、私は「きちんと悲しもう」と決めたのに、また忘れて悲しみのエネルギーを全部怒りに回していました。でもたしかに、これは悲しいこと。そして悲しいことをどう再生にーー新しいスタートにーーつなげるためにはどう長崎のことに関する連載を方向づければいいか、私は愛甲さんとしゃべっているうちにそれが勝手にわかってしまったのでした。
やっぱり愛甲さんすごいな~と思いました。

というわけで七日いらっしゃる方たち、皆さん勉強になると思います。
私もたくさん学ばせていただくつもりです。