昨年は山菜取りを5月の連休に行ったが、すでに取られた後で、あまり収穫はなかったが、今年は早めに連休前に行ってきた。人間だれしも考えることは同じようで、やはりもはや取られてしまった後の様で、昨年と同じ量しか取れなかった。さりとてもっと早くいけばと思うが、山菜の方が育っていないのでそれもそうとはいかない。食文化が豊かになってきたせいで、山菜（タラの芽、こしあぶら、さんしょう、こごみ、等々）などが人気があるようだ。来年はもっと遠くの方へ行かなければならないかもしれない。別に山菜など食べなくてもどうってことはないのだが、年に一度の味なのでやはりやめられない。
今日「半藤一利」の「昭和史をどう生きたか」を一気に読んだ。自分も戦前生まれ、戦中小学校に在学していた。本を読んでいると小学校当時のことが眼に浮かび、全く本に書いてある通りで、ひどい時代であった。今こうして生きていられるのが不思議であるくらい、毎日が恐怖であった。空襲警報が出ると学校を急いで帰るが、途中アメリカの戦闘機の機銃を受けて山の中に逃げ込んで、震えていたことを思い出した。小学3年の夏、8月15日天皇陛下の終戦放送があった時、これで死なずに済んだと、子供ながら喜びを味わったことを思い出した。天皇陛下には申し訳ないがその時本当にこれから安心して学校に通えるようになると思い安心したことを思い出した。一部の人はアメリカの奴隷になると心配していたようだが、自分はそんなことにはならないと思っていた。この本は、自分の生い立ちの頃と重なることがあって、今はあのつらい時代が懐かしく思った
シルバー大学のグラブ活動の日であった。卓球部に入っているので、朝から練習に励んだ。８２歳の自分には反射神経が磨かれボケ防止のため卓球はいいかと思い、練習に励んでいる。しかし今日は相手はとてもうまいので、自分のペースに合わせてくれたので、ラリーだ続き、たのしく練習できた。そんなわけで何時もの練習時間を大幅に超えて練習してしまった。家に帰ってきて気が付くと体中が痛くなっていた。明日の朝は起床できるか心配だ。
