シルバー人材センターで一緒に仕事をしていた先輩が、また一人この世を去った。自分がシルバーセンターで仕事をするようになって、仲間がもう8人も故人になってしまった。今回の知らせを受けた先輩は特に気が合い、センターの仕事を楽しくしていた先輩なだけに、ショックは大きい。年は自分より1歳多いいだけで、彼は若いころ結核で長期に入院していて、社会に出るのが遅れたが、非常に努力家であった。そんな彼の後姿を見て、励まされたことが多々あった。それにしてもいよいよ今度は自分の番かな・・・・と覚悟を決めなければならない。
ここのところ、朝の日の出が大分遅くなってきた。朝の散歩は何時もの時間帯にしているので、某老人ホームの脇を通ると各部屋が電気がこうこうとついている。年寄りは（自分も年寄りの仲間だが（８５歳））朝が早いという事は昔から言われているが、全くその通りだ。我が父が良く朝早く起きてお茶を飲んでいるのを見て、なんでこんなに早く用もないのに起きるのだろうと、軽蔑の目で見ていたが、今、自分がそうなってしまった。朝３時には目が覚め、まずはコーヒーを沸かして飲んで、４時に散歩（健康の為のウヲーキング）に出かける。この歳になると更に長生きしたいとは思わないが、足腰が弱って寝たきりになってしまうことが怖い、願わくはピンピンコロリで終わりたい。
10月に入ってお天気が晴れの日がほとんどない。今日は朝から雨だし、気温も12度前後で、年寄りには寒さが身に染みて、きつい1日だ。雨で庭いじりも出来ず、することもないので、1日中パソコンにお付き合いを願った。今日は寒さが一段と感じられ、早く風呂でも沸かして温まろう・・・今日みたいな日は温泉にでも行ってのんびりとしたいところだが、何分にも自動車免許を7月に返納してしまったので、それもかなわず自宅の風呂で我慢しよう。今までなら図書館で借りてきた本を読むことだが、車が乗れず好きな読書も出来なくなってしまった。図書館んヘバスで行く手もあるが、我が家のあたりは1日バス4～5便しかなく、1日がかりで行く勇気もなくなってきた。やはり年のせいだ。。(85歳）年は取りたくないけれどこれも誰でもがそうなるのだから仕方がない。
ここ２・３日雨の日が続いていて、体を持て余している。自動車免許は家族の免許返納の圧力があり、ついに返納してしまった。無事故、無違反で６０年間も運転していたが、運転にはまだまだ自信があったが、テレビなどで高齢者運転の事故が報じられるたびに、返納を迫られた。８５歳にもなると、やはり周りがうるさくなって、とうとう免許返納してしまった。おかげで図書館にも行けず、読書も出来ず、唯一の楽しみの温泉にも行けず、天気のいい日は盆栽の手入れと、数少ない庭木の手入れ、庭の草むしり、あとパソコンだ。それでもまだ体を持て余している。健康で８５歳も生きると、良いようで、また、退屈で困ったものだ。こんなことを言うと、「贅沢言うな」と叱られるが・・・市の健康診断や高齢者医療制度のお蔭と思い、退屈の日が続くが長生きに感謝している。
