忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

洗わなくては

2007-12-13 | 共に
 久しぶりに近場の温泉施設に出かけた。ダム湖沿いの静かな場所だが、小雨の降る暗い時間で景色は見えない。
 駐車場には車もあるが、そこからでは入口やロビーに人影もなく「休みじゃない?」とい思うほど。でも良かった営業中の看板が立っていた。
 出る予定時刻を決め、男湯と女湯へと別れる。空いていて丁度いい人数、おかげで私の指定席を利用することができた。
 洗うのに時間をかける。家だと冬場は寒くなり短くもなるが、温泉だと安心だ。洗い場に居る人たちは皆さん丁寧に洗っている。
 角を数席離れた若者たちも同じだ。おっ、一人は背中と両腕に大きな刺青がある。普通の体格に違和感も威圧感もない。横の友人と会話の明るい兄さんだ。洗い過ぎると色落ちするかと失礼な心配。
 広い浴槽に先に入った。タオルを頭にのせ、のんびり浸かる気でいたら後から身体を洗わず入る人が何人もいる。自分の家なら勝手だが、公共の場では違うだろう。国会での身を洗わず平気な議員の真似なのか、注意できないのが情けない。刺青をはっきり見せてと、あの兄さんにも言えなかった。