職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

旅先での感慨

2024年05月11日 | ヤスさん日記
今回のツアーも
あと1週間とちょっと。
ゲストハウスを渡り歩く日々も
あと1週間とちょっと。

新潟に帰ると
時々
「どこか住みたくなるような街は
 ありませんでしたか?」
と問われることがあります。
即答で
「やっぱり新潟が一番ですね。」
と答えていたわけですが。

昨日の夕暮れ。
奈良公園近く
建物の2階にある
コーヒーショップのテラスで
ふと
奈良はいいかもしれない。
と思いました。

いつか
歳を重ね。
晩年とゆうものが
事前にわかるとしたら。
程よく観光地化され
程よい人口であり
豊かな自然があり
豊かな文化もある
この街で。

そして
今回
とっても美味しくて
私の想像を遥かに越えた料理を提供してくれる
スペイン料理屋さんとの出会いも
大きかったと思います。
きっと
この街に住んでいたら通うであろうお店。
食材の組み合わせの妙
そして
食材の活かし方が良い。

しかし
いつかを
事前に知ることはできず。
きっと
職人として一生を終えるであろう
私には
燕の街のあの空気感が
ぴったり。

そう
いつかを
黄昏時に夢想する。
そんな旅先での感慨
でした。
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