優しい雨のサイレンサー

うちの工房は
急に独立して安普請なのです。
だから
雨の音は
ダイレクトに屋根に響く。
ただ
そのダイレクトな響きは
世間と私を隔絶させてくれる
ひとりぼっちの優しい雨
だったりもするのです。

毎回の
全身の筋肉痛
を感じながら
自分を整えるために
叩こう。

いつもより
ゆっくりとコーヒーを淹れて。

職人に向けて
セルフチャックインをしたら
叩き始めるとします。
サレンサーとなってくれる
私の防御壁になってくれる
そんな雨に感謝しつつ。

キャパシティの見極め

風フェスも終わり
徐々に下界へと降りてゆく
とゆうわけにもうかず。
いろんなことを
取りこぼしたまま
一気に仕事モードへ。

今回は
自分のキャパシティーを
とても感じる三日間となり
多々
多々
反省しながら
噛みしめながら。

イベント中は
鎧を脱ぐこともできず。
四日ぶりのお風呂は
心身ともに緩めてくれて
お風呂に頭まで潜って
なんとも言えない感情を
なんとも言わずに吐き出すような。

しばらく
静かに
この感覚と向き合うことになるのでしょう。
本当に
キャパシティ
って存在を
しっかりと見据えなくては
と思う今日この頃。

ながさん
これから
５月末に向けて
走りましますね。

こんなにもこんな感情が

風フェス二日目。
この場所を待っててくれる人がる
参加者さんだけではなく
スタッフさんも
いや
私自身がそうで。
精神的にも
肉体的にも
ハードな時間なのですが
一皮むける
といますか
半年に１回の
この時間を過ごすことで
かなり成長する
って感覚が
じわじわと湧いてくるのです。

ほんと
心身ともに
疲労困憊しますが
でも
この感覚は私の人生で大切で。

今回も
最後にかなりヘビーなことを
知ることになりました。
そういったこともあるだろう
と思っていましたが
本当に
それが肉感として
目の前に出現すると
こんなにも
こんな感情が湧き上がるのか
と。

２０１９年風フェスも
またひとつ階段を登りました。
この階段を
いつまで登ればいいのか
未だ皆目先は見えませんが
一段一段
昇ってゆくとします。

さて
今回はもう一晩
この会場でのアフター会。
もっとこうすれば
もうちょっとここが。
そんな成長欲求の自分が
好きです。

週明けには
福岡。
また長い旅が始まります。

いつかいつか

風フェス１日目。
とっても寒くて
大雨で
でも
やっぱり
このメンバーに会うと
安心するものです。

この保養とゆう
なんとも伝えずらい活動に
ずっと関わり続けてくれていたり
新しく関わってくれたり
ほんと
すごい活動だと思うのです。

いつか
いつか
行政に引き継げるように。
いつか
いつか
この想いが伝わるように。
いつか
いつか
私たちの情報が理解されますように。

いろんな
いつかを胸に
第１５回始まります。

第１５回風フェス

本日までの納品を
午前中に発送しつつ。
風フェスに向けて
午後からは
風フェスの準備へ。
買い物をして
カレーをつくり
イメージを何度も何度も。
何度も何度も繰り返しても
不安はおさまることもなく。
こんなことを
１５回も重ねてきたか
と思いつつ。
自分ごととして
この大切さをとても大切にしたい。

風フェスを続けることで
生きる意味を問い続けることができる
って感じてます。
ながさんにも
この空間感じてもらいたいな
と思っていますよ。
いつか
本当にいつか。

さて
一晩明けたら
またあのハードな時間が始まります。
叩いて叩いて。
磨いて磨いて。

雨とドビッシー

昨日は
無事に畳も入り
新しい香りに包まれて
絨毯を敷いて
本を持ち込んで
しばしの間
ごろごろと。
なんだか
新生活を始めるような心持ち
春だから
でしょうか。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

早朝は快調
と思っていたのですが
どうもどうも
スタートダッシュに
身体がついてきたいないような１日でした。

雨のせいでしょうか。
畳の上でドビッシーを聴きながら
瞑目する。
そんな幸せに
ずっと包まれていられたら
なんて
いつの間にか寝落ちして
自分の鼾で起きてしまいました。
なんともなんとも
幸せは儚いひとときでした。

少し
眠って
また
夜の打ち合わせに向かいたい
と思います。
ながさん
前橋の打ち合わせ
ありがとうございました。
あと１ヶ月
詰め切りましょうね。

うつわの一如

昨日は
新潟県北に位置する
新発田に庭園の見方の勉強会に行ってきました。
とっても心地よい気候の中。
久しぶりにゆっくりと
お庭を眺める。
隙間時間を縫って縫って
伺っただけのことはありました。
こんなエアポケットのような時間
ほんと大切ですね。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

そして
その内容の充実さ。
お庭って
美しいなと思って
眺めているだけでしたが
知識を入れることで
その庭に配置された理由がわかり
自分の実感と繋がることで
深みを増すなと。

額縁効果
や
奥行きを見せるの大小。
視点を一旦ずらして
また戻すテクニック。

なんとなく
なんとなくで歩いていましたが
昨日学んだ視点は
私の宝物になりました。

美術や家具
うつわなどは
建築から派生した
と考えています。
それも
一如。

どんな風に使ってもらいたい
とゆうわけではないですが
体験することで
自分の中に生まれる感動を形にしてみる
ってことで。

また
今日も叩くエネルギーをいただきました。
ながさん
来月の前橋では
いろんないろんなお話しましょう。
それを楽しみに
製作に励みますね。

自分の歴史

整理整頓
掃除をすると
やっぱり心地よいものですね。
心地よい眠りにつける。
夜な夜な
から
朝な朝な
に。
この季節の変化を
いっぱいの窓から感じる今日この頃。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

この家の歴史も
曾祖母さんの玉川シゲさんが
住んでいて。
そこに
若かりし頃の父親とその妹が下宿をしていて
と。
感慨深いものがあったりします。

仕事に就いて
親戚の家をかりて
独立して工房になり。
貰い手がなくて私の家になり。
今こうして
自分の城として改装をしている
って流れ。

流されている
って
わけではないですが
流れに乗って
一生懸命に泳いでいたら
ここに辿り着いたって感じで。

でも
それも大橋家や玉川家の
歴史になっていて。

なんだか
感慨深いのです。
感慨深く
今日も部屋を見渡しながら
朝な朝なに
整理整頓。

２階のくつろぎスペースができたら
今度は１階のフロアーを
全部工房に変えますよ。
キッチンも
実際に銅器を試してもらえるような。
家ってところを活かしつつ
工房の空気にも影響が出ないように
設えつつ。

ながさん
前橋の件もいろいろとありがとうございます。
あと１ヶ月なのですよね。
今日もつくりましょう。

２階改装

ただいま
と言える場所を作るべく
只今
家の中の整理整頓を
ちょこちょこと進めております。
弟子が来るようになって
プライベートスペースが
なくなってしまって。
はたと気づいたら
ほっとする場所が
なくなっていたな
と。

なので
２階を整理整頓して
１階を全て仕事場できるように。

水拭きをして
この季節の風を吹き入れて。
襖を張り替えて
畳も表替えして。
本当にシンプルな部屋になりそうです。

本に囲まれて
自然光をいっぱいに受けて。

この家は
父親も１０代の頃に住んでいた
とかとゆう話も聞いているので
とっても
感慨深いのです。

だいぶ
２階の目処がついてきましたよ。
ながさんも
どうぞ遊びに来てくださいね。

スケジュールの観え方

帰った新潟は
まだまだ寒かった
です。
石油ストーブは片付けたので
薪ストーブをつけて
朝の寒さをしのぎながら
今後の予定を整理するひととき。
この場所での
ほっと一息が
私にどれだけの力を与えてくれるのか
ってことが
沁み入るひとときです。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

ガムシャラに走っていて
気がついたら
スケジュール管理ができていなかった
なんてことは
危ないサイン。

大きな湯沸が目の前にあって
そこに我武者羅に突っ込んだあとのこと
あまり考えていなかった
かもしれません。
けど
いろんなことは山積みになっているわけで
切り分けて
詳細に観て
改めて積み上げる。

そこに自分の余裕の無さを感じたら
更に切り分けて
また積み上げる。

今日は
そんな日になりそうです。
カンカンと
銅板を音が私を整えてくれながら。

来月末には
私の今が
しっかりと形になるように
研いで叩いて
新しさをお見せできればなと。
まずは
地に足をつけて
整理整頓です。