職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

風フェスと夜の街

2023年02月28日 | ヤスさん日記
新潟
夜の街探訪。

酒場が教えてくれること
それは
冗長性
故にでてくる話の重要さ。

決まった時間の中で
話すこととは違った質の言葉。

これは
私の好む
動画配信サイトの
シラスにも通じるところ。

出終わった
と本陣が思ったところから
また出てくる言葉。

昨晩も
風フェスのことを
聞き取りしてもらい。
その後に出てくる言葉に
発見あり。

あと3週間後に迫った
第2回風フェスマルシェに向けて。
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命日に相変わらずな想いで

2023年02月27日 | ヤスさん日記
雪から一転
陽が射すと
やっぱり春だな
と感じる月曜日の朝。

昨晩は
近所のみなさんと
弥彦線とゆう
我が家の近くを走る公共交通機関について
話し合う機会をつくりました。

延長線上と言いますか
根源的と言いますか。
私と社会の関わりについて
話していると
いつの間にか夜は更けるもの。

ルソーから
ジョンロック
ホッブス
人は何故社会を
形成しなければならなかったのか。

そして
2月26日は
橋本桂子さんの
命日でもありました。

県議会のことで
一緒に活動した彼女が
ずっと願っていたことは
対話だったのだと思います。

自分の意見が合う合わないは
前提としても
対話の中で進むべき道が
見つかるとゆう信念を
彼女は持っていた。

私も
相変わらず
想いは変わらずとも
手法は様々に
新しい風を呼び込みながら
活動を続けていますよ。

報告しました。

昨日は
そんな日に相応しい
雪舞う1日でした。
今日はまた
職人として
明るい陽を浴びて
仕事に励むとします。
ながさんも
良き一週間をお過ごしくださいね。
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物語の中に浸る

2023年02月26日 | ヤスさん日記
中野信子さんと三浦瑠麗さん
正義と不倫。
荒川和久さんと中野信子さん
「ひとりで生きる」が当たり前になる社会。
中島マハさんの
たゆたえども沈まず。を
読み耽る土曜を過ごしました。

特に
中島マハさんの
ゴッホは。
マハさんの想像力に引き込まれ
パリの日本人と
ゴッホ兄弟がリアルに
会合していたのではないか
と思わせてくれる
引き込まれ方をします。

それぞれの孤独。
社会と認知。
人を観る目と物を観る力。

新しい世界に
一歩踏み出す気概と
それを
継続してゆく技術。

日本人が知らずとも
世界に認められる
なんてことは
ありありと
在り得ることで。

それが
日本の悪さ
とも思いませんが
普通に
何気なく
美しいものが溢れていること
もあったでしょうし。

それを生み出す人間が
育つ環境があった
とゆうことでもあるでしょう。

今の日本を振り返り
その育つ環境があるのか。

情報社会で
国境を飛び越えて
世界の均一化に合わせ
ものづくりの世界で
日本が日本である理由とは。

マハさんの本を読んで
改めて
パリに行きたくなりました。
その時は
ながさんもご一緒に
アルルに足を運びませんか。
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モンスターではない

2023年02月25日 | ヤスさん日記
モンスターではない
と思ったりする時
ありませんか。

あの人は
特別だから
と言われたりすると
そんなことを思ったりします。

努力は全てが報われるもの
とも思いませんが
努力をしたことは
自分の糧になる。

その努力の積み上げが
今に至るだけ
だと考えます。

全てが報われるもの
ではありませんが。

でも
その努力を土台に
今が在り
それが特別と
感じさせてしまうことも
あるのかもしれない
とも思います。

けれども
モンスターではない。

そんなことを
感じる今日この頃。
熱があるわけではないけれども
節々が痛く
寝込んでしまいました。
寝れば治る
と思いたかったですが
今日もまた
布団に包まっておこうと思います。

自分の予想とは回復が違う。
これが老い
とゆうやつでしょうか。
布団に包まりながら
読書に耽るとします。
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アイネクライネナハトムジーク

2023年02月24日 | ヤスさん日記
いい映画でした。
そして
一生心に残る
そんな映画となりました。

出会いはどんなでも
いつか
その日々を振り返って
在ってよかった
と思えたら。

脇を固める俳優さんの
良き演技が導いてくれます。

新潟市民映画館
シネ・ウインド
支配人である井上さんの
映画好きの満面の笑顔に癒され。
代表である
齋藤さんとのお話で
揺るぎないエネルギーを注いでもらい。

自分の人生を
今振り返っても
いつか振り返っても。
出会えてよかったと
思えることが
自分を信じれることなのだろう
と思う今日この頃。

久しぶりに観た映画で
心温まり。
また
ひとり
銅板を叩き始めます。

人は
いつも最後は独り
なんていいいますが。
結局は
いつでも独り
なのだろうと思います。

主人公は
間合いの悪い男でしたが
それ故に
愛すべき男だったのかもしれません。

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読書会にて人を問う

2023年02月23日 | ヤスさん日記
千葉雅也さんの
現代思想入門も
あと1章とあとがきを残すのみ。
その前段階の
まとめとしての1章が
昨日の読書会となりました。

仲間のデザイナーが
綺麗にまとめてくれた系譜。
構造主義
ポスト構造主義
ポストポスト構造主義へと
変化してゆく時代の流れ。
そして
その後の
私たちの世界観はどういったものが
広がってゆくのか。

デジタルネイチャー。
とも言われる世界観も
出てくるの中で。
人の必要性は
また
肉体の必要性は
どこまであるのだろうか
と考えさせられます。

故に
人がまた問われる。
そんな問いを
共有できる仲間が居ること
とてもありがたく思います。

人を考えることは
私を考えること。
私を考えることは
日々を考えること。

引き続き
各種の読書会の仲間たちと
人について
考えを深めてゆきたい
と思います。
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職人人生最後の仕事

2023年02月22日 | ヤスさん日記
体力尽きる。
作業をする日には
毎日のように。

10キロの銅板を
持ったり
下ろしたり。

午後になると
道具が持てなくなり。
畳に
転がるようになります。

歳のせい
だけではないはず
と思いたい
50歳前。

でも
人間国宝になった
おじさんが言っていたのです。
「この仕事は50までらな。」
と。
確かに
50歳を過ぎても
普段の製作なら
体力的にも全く問題なく
進められるのでしょうが
何か
普段とは違う作業をしてみると
その言葉が
重くのしかかってきます。

特に
職人はある程度の筋力で
余計な筋肉はつけない方が良い
と言われる中で。
今回は
職人人生
最後の仕事と言われる部類に
入るかもしれません。

だとしたら
やりきらなければ。
締め切りと体力の狭間で
自分を奮い立たせて。
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何をしてデザインか

2023年02月21日 | ヤスさん日記
先日
私が銅製品のデザインを
真似たのではないか疑惑が
降りかかってきたのです。

確かに
その商品を見たことがあるのですが
でも
その機械製の商品と
同列に見られるとは
とゆう衝撃。

そして
何故
26年目の職人が
その方々より
以前につくった経験が無いと
判断したのか。

そう
ポイントは2つ。
何故
自分たちが
デザインを起こしたと
確信できたのか。

もうひとつは
デザインが同じとは
どこまでの範囲を同じ
と言えるのか。

もし
私が係争に持ってゆくのなら
そこを確かなものとしなければならない
と感じています。

地元の
有力な企業さんでもあり
そんな係争事にはならない
かもしれませんが
でも
そう言うからには
それなりの覚悟がいるはず。

その覚悟に対して
私も覚悟を持って対峙しなければ。

まだまだ
近所のコーヒー屋が
口伝としてつたえているだけで。
本当のところはわかりません。
けれども
この声が
他からも聞こえてきたとしたら
覚悟に
本気をつけて対峙することになるでしょう。

銅器業界に入り
26年の経験を全て注ぎ込んで。

新潟は
昨日の如月新月より雪が待っています。
静かに
今日も叩きながら
頭の中はぐるぐると言葉が巡ります。
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寿司とゆう概念が

2023年02月20日 | ヤスさん日記
ぶらぶらと歩き
昼酒を呑んで回転寿司に梯子して
昼寝なんかする。
都市部の楽しみ
とでも言いましょうか。
そんな楽しみも
少し覚えた
今日この頃。

土曜と日曜
あとは祝日。
そんな休みの皆さんは
ほんと
この休みしかないわけで
混むわけです。

混むように
設定されている
と言っても過言ではないでしょう。

今までは
そんな世界とは
別の世界で
棲息していただけに。

久しぶりの
日曜日の込みように
唖然としたりするわけですが。
たまには
そんな混み具合を体験するのも
今の世の中に生きている
とゆうことを
確かめる上でも必要なことかもしれません。

特に
世間ズレしがちな職人。
世の中が求めていること
から少し離れた場所で
もう少し
世の中寄りに影響してゆきたい
と思っています。

陸寿司
とゆう言葉も覚えました。
寿司
って概念が
問われているなと感じる
日曜の午後。
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土曜の半ドン

2023年02月19日 | ヤスさん日記
土曜日に
半ドンで仕事をあがる
って
なんか開放感があります。
私の小学生時代も
土曜日は午前授業。
仲間と午後の相談をし
家に帰ってご飯を食べたら
自転車で集合。
半日を遊び回る。

日曜日でもなく
平日の夕方でもなく。
土曜日の特別感を
今でも思い出します。

そんな土曜日。
午前中に
10キロの銅板と向き合い。
汗だくだくになり
頭を丸めて
シャワーを浴びたら
新潟市内へ。

仲間のBarで
カクテルをいただき。
絨毯を買い。
夕方には
送別会に参加。

小学校のあの時の
解放される感覚と共に。
姿形は
変わってしまったけれども。

明けて日曜日。
新潟は春の強い雨です。
ひと雨毎に
あたたかくなってゆく。
そんな季節です。
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