職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

絵を所蔵すること

2022年02月28日 | ヤスさん日記
あっ。
と思えば
今日は2月28日
月末だった。
と言っても
特に何とゆうことも
ないのですが。
相変わらずに始まる
月曜の朝。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

昨日久々に新潟絵屋さんに
行きました。

去年も
時々
足を運んではいたのですが
自分が落ち着いてないと
居たようにも
思えないんだなと振り返ります。

なんだか
外からの情報が多くて
素直にその場所に入れなかった
と言ってもいいかもしれません。
まだまだ
自分の根本を支えるものを
自覚できていなかったんだな
と2021年を振り返ります。

街の中に在る
画廊。
背筋が伸びて
何度足を運んでも
少しの緊張を伴い
それが心地よい場所。
思い出も
たくさんありますし
学んだことも。

大きくひとつ。
この場所で
絵を所蔵する
とゆうことを教えてもらいました。
昨日も
絵の管理について
お話を聞くことができましたのですが
所蔵するとは
そのものを私の自由にもできるとゆうことで。
どんな扱いもできてしまうものです。
私は
壁に掛けてある絵もいいのですが
私は
小さい作品を手元で
じっと観ることも好きです。

特に
井田さんの絵は
手元で観るのに
耐えうる作品である
と感じます。

もう
新潟も春の陽射しですし
今度の休日には
部屋の絵を掛け替えてみようか。

今年は
心の余裕を持って
絵屋さんに度々通ってみよう
と思います。

いつ
その時を迎えるかわからない人生。
ながさん
今日も大切な1日を過ごしましょう。
さあ
今週も始まります。

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熱量をそのまま書き留めるにはここが一番いいのかもしれません

2022年02月27日 | ヤスさん日記
昨日は
快晴の上越市高田で
ずっと歩き続けて
時にお茶をして。
歩いて
歩いて。
最後に
高田に来たら
この居酒屋さんに寄らなければ
とゆう思い出のお店で
献杯して。
人は
なんで泣くのだろうか
と考えたりしつつ。


帰って
やはり
今の出来事を考えてしまいます。
いや
多くの人が考えざるを得ないでしょう。
そして
誰でも発信できることが容易になるだけに。
慎重に考えなければならない。


マスメディアの流す情報に
偏りがあることを認識し。
SNSなどで取れる情報についても
偏りがあることが認識し。
自国の現近代史もちゃんと理解していない私は
政治的な判断などから離れても
絶対にこれだけは
とゆう一般市民の感覚を
保ち続けなければならない
と思っています。


夜に書いた文章は
一晩あければ
直しが多いですが
それでも
昨日の余韻を感じながら
そのまま書き留めておくことにします。


静かに始まる日曜の朝に。


==========
どんな理由であれ人命を害ってはならない。
と言わなければならないんではなろうか?



政治家でも
評論家でも
知識人でも
ない
私は思うわけです。


やっぱり
国民として
県民として
市民として
思うのです。



どんな理由であれ。



一般的なメディアではなく
SNS等でも
いろいろな情報が取得できる世の中。
けれども
やっぱり一般市民として
それは言い続けます。


もちろん
他方の言い分もあるし
いろいろな
政治的なせめぎ合いがあるのでしょう。
けれども
一般市民としては
言い続けなければならない。


国としての何某かの決定があった時には
思考停止してやらなければならないことがある
のかもしれません。
私もその状況はやるでしょう。
けれども
その可能性を消すためにも
一般市民を傷つける政治行為は
してはいけない

私たち一般市民は言い続けなければならない
のではないだろうか?と。
67年前に終戦を経験した
国民としては思うわけです。
(じゃぁ日本の死刑制度はどうなのか?とゆうことにも及んでゆくわけですが。)


政治的に
整合性があるかどうかは
頭の中に取り込むとして。
それらの感情が閉じてしまったら
平和とは
ずっと遠いものになってしまうのではないか
と思う今日この頃。


今日も
一般市民の生業として
変わらずに銅板を叩き始めるわけですが。
わかったようなことは言えずに
言い続けなければならないことがあると感じます。

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今日は高速バスで

2022年02月26日 | ヤスさん日記
おからと言えば
このblogが
始まった頃は
ながさんも投稿していて
おからの写真も
載っていたことを思い出します。
こうやって
私たちは
18年を過ごしてきたと思うと
感慨深いものですね。


そして
時として
家族とは何か
と考えた時。
家族とゆう言葉には
強いイメージがあるので
ファミリーと
言い換えてもいいのですが
一緒に成長する
とゆうこと。
なのだろうなと。


その点で言えば
ながさんは
強いファミリーの一員として
一緒に人生を歩んでくれていますよね。


いろいろあった
そのいろいろを
お互いに含めて
歩み続けている。


それは
特に多く回数を重ねて会うわけでもないですが
あの当時を共感して生き抜いてこれたからこそ
きっとそれは
間違いないものだなと。


今日は
一緒に活動をしていた
4つ上の仲間の命日です。
彼女は
1時間30分以上
高速バスに乗って
県議会に通ってくれていたのです。
なので
今日は私も
高速バスで上越に行ってみます。
特に何がある
とゆうわけでもなく
高速バスで行ってみる。


彼女が感じていた何か
少しでも
今日は分かち合えれば
と勝手ながら思う職人でした。


新潟は
穏やかな天気。
ながさんも
大切な1日をお過ごしくださいね。

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私の身近に感じる国

2022年02月25日 | ヤスさん日記
ウクライナ
とゆう国。どれほどの人が
その存在を
知っていたのだろう
と考えていました。
旧ソビエト連邦に属していて
ロシアの隣
ベラルーシの下。
そう
チェルノブイリの在る国です。


私にとって
保養活動を続ける中で

身近な国でもあります。

チェルノブイリ原発事故から
36年。
未だ
保養が続けられる国。
映像で
子供たちの顔や
その活動を
何度も見て
声や顔が
ウクライナとゆう言葉と
結びつきます。

また
私がよく利用している
ゲンロンとゆう会社の
東浩紀さん達が
ウクライナの取材を
丹念にされていることでも
知られているかもしれません。


そんなウクライナを
身近に感じている人間が燕市に居る
とゆうとでしかないのですが。
そんなことに
共感してくれる人たちが居てくれることが
ありがたいと感じています。



そして
祈るしかないのです。
いや
そうなのだろうか
と思いつつも
今は
祈るしかない。


きっと
ロシアにも
大統領の考えには
とても同意できない
とゆう国民も
たくさん居られることでしょう。
祈りは
どこに届けられるのか。


ながさんの
鎌倉の大仏の絵を
取り出してみました。
鎌倉の大仏が
あまりにも薄っぺらく感じて
描いたと言ってましたよね。
その絵を手元に見ながら
夜は静かに過ごすとします。
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精魂込めてできるエアポケット

2022年02月24日 | ヤスさん日記
昨日はお声がけをしてもらって
蕎麦打ちを体験させてもらいました。
今年は
オンオフをきっちりしたい
と思う中で
このようにお声がけしてもらえることは
ありがたく。
ながさん
東京もまだまだ寒いでしょうが
祝日はいかがお過ごしでしたか。


精魂込めて。
そんな集中力を発揮できる。
それは
普段とは違う手仕事だからこそ。
きっと
銅鍋づくり体験に参加してくださるみなさんも
そんな集中力で
時間を過ごされているのだろう
と。


集中して
目の前のことに
一所懸命になることで
精神の奥。
無意識とも言っていいのかもしれませんが
そこに
エアポケットができて
そこに満ちてくる何かがある。


その
エアポケットの大切さを
今年は感じます。


精魂込めて。
普段とは違う手仕事
休日の気分転換には良さそうです。
今でも
あの蕎麦の香りが
鼻の奥に残っていて。


そして
蕎麦と日本酒。
また
あの気を使わずに居られる
ご夫妻と一緒に。
いい時間です。




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おから

2022年02月23日 | ヤスさん日記
2022年2月22日いつ頃からか
私のFBフィードには
猫の写真が沢山見受けられるようになりました。
私が気にしている
とゆうことでもなく
周りに保護猫のボランティアをしていて
そのまま
その預かった猫を飼う
とゆう人が居られるようで。



とゆうと
ながさんのおからを
思い出します。
何か
あの健気さが
私たちの未だ見えない道中で
保たせてくれたものが
あるのではないかと。


ほんとに
ふと
思います。


可愛い猫たちが
癒しを与えてくれると共に
根本的な解決が
世の中でなされることを
願います。


人間社会に関わる動物たちが
ほんとうの幸いに包まれることが
どんなことなのだろうか
と考えつつ。


新潟は寒さもぶり返し
今日とゆう祝日も
静かに始まります。

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こんなに遊びが得意な人たちはいない。

2022年02月22日 | ヤスさん日記
先日
こんな話をyoutubeで聞きました。
最近
よく聴く磯田さんとゆう歴史学者の方のお話で。
江戸時代
日本に来た外国人が
「こんなに遊びが得意な人たちはいない。」
と評したとゆう。

なるほど
と思ったのです。
私が知り得るのは
落語や本の世界観したかないのですが
きっと
そんな感覚を持っていたのだろう
と。

ホモ・ルーデンス
人は遊ばざるを得ない性質を
持っているとか。

江戸時代の職人の日記にも
「今日は沢山つくったから、夕方から歌舞伎を観に行った。」
と書かれていたとゆう話も
ものづくり仲間から聞いていて。
そうだろう
そうだろう。
今の世の中と違い
もっと沢山
もっと早く
とはならなかったのだろう
と。

いい仕事をした分
遊びも存分だったのでしょうね。

私には
江戸時代が
平和な世の中か
とゆう問いには
なんとも答えようがありませんが。
戦国時代を過ぎて
戦が無い世の中をつくらねば
政権が危うくなるだけに
その方策を
徳川家康はとことん突き詰めたでしょう。

江戸時代は
武士の特権があり
切捨御免な世の中で
庶民は生命を燃やしていたのかな
なんて想像しつつ。

私も
今年は
そんな遊び心を
育みます。
きっちり仕事をして
きっちり遊ぶこと。
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太極図

2022年02月21日 | ヤスさん日記
ながさん歩けること
歩けないこと
それぞれの世界を
実感されたことは
とても意味のあることでしたね。
両極ともゆうべき体験。


今年は
ずっと太極図が頭の中にあるのです。
何か考え事をすると
あの図が出てきて
ぐるぐると巡る。
陰と陽
そのバランス。


昨日は
ネットを介して
ファシリテーションのワークショップに
参加してみました。
これも
聴くことを
改めて考えたいと思ったからなのです。


聴くからこそ言える
言う前に聴く。
聴ききけれる姿勢とは
どんなものか。


14名の空間は
とても心地良いものでした。
集った皆さんが
その場を良くしようと
気持ちを向けているからこそ
でしょうね。


学んだら実践。
そして
実践の中からの学びを汲み取れますように。
ながさん
松葉杖
頑張ってくださいね。

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清々しい雨水の土曜

2022年02月20日 | ヤスさん日記
清々しいあまりにも清々しい
と感じる
雨水。
その名の通り
雪ではなく
雨水が
先日降った雪を
溶かしてくれています。
二十四節気のひとつの節目。
その節目に
やれてなかった連絡を
各方面に繋げたり
作業も順調に進んだり。


その清々しさも
金曜の夜に
ものづくり企画を一緒にしている
建築士と木工の仲間と
久しぶりに会合し
これからのことを
前向きに話せたから
だなと。


それぞれの環境を踏まえつつ

楽しいことをしたい
とゆう
その心を共有でき
そして実行できる仲間たち。


彼岸の頃に
この3人で
楽しい企画が立ち上がりました。
在るものを活かすイベントを。


DIYなど
自分でやるべきか
プロに任せるべきか
その線引きって難しいですよね。
それは
自分を見つめる行為でもありますから。
できること
できないことを
明確にしてみることで
進むこともあるでしょう。


振り返れば
3年前
このメンバーで工房を改装し
それを
私も実感しました。


新潟もあったかくなる頃。
数ではなく
質を高められるように。


今日は日曜日
ゆっくりと事務仕事をするとします。
自分の日々を数字に置き換える
大切な作業ですものね。
ながさんも
良き日曜をお過ごしくださいね。


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所業は無常

2022年02月19日 | ヤスさん日記
雪が降りますがこの時期になれば
大地もあったまっていて
すぐに落ち着くものです。
でも
この一斉に白くなる
って経験は
雪具の人たちの精神性に
とても影響を与えていることでしょう。
私も
真っ白な世界を観ながら
「また、ここから始めよう。」
と何度も思うわけで。


ここから始めよう。
の素には
反省があり
自分を違う角度から観る
とゆうことでもあるでしょう。


そして
実際の行動に移す際に
この真っ白な雪は
私を後押ししてくれるのです。


時には
掻いても掻いても
また翌日には
真っ白になり
途方にも暮れますが。


それでも
と思える精神は
きっと育まれます。


また
今日も実践と実行を胸に。
工房で
叩き始めるとします。
叩いて叩いて
また
叩いて。
諸行は無常。


ながさんも
良き週末をお過ごしくださいね。

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