職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

目の前のことをただ一所懸命に

2021年04月30日 | ヤスさん日記
玉川堂
飛び出してから
まるまると14年が経とうとしています。
2007年の中越沖地震がなければ
今の私も無いくらいに
人生のターニングポイントでした。
その玉川堂に
改めて伺って。
あの時のまんまの
いや
職人として入った
24年前のまんまのコークス炉の姿に
変わらぬ有り難さを
この場所に感じました。

24年。
来年で四半世紀
ただ
目の前のことをただ一所懸命に過ごしてきた今を
周りがどのように評価してくるのかは
それぞれですが。
今も変わらずに
目の前のことをただ一所懸命に過ごす。
ただそれだけだなと思います。

そう
目の前のことをただ一所懸命に。

俗物の取材で
番頭さんと話したこともありますが

思いつく
目の前のことを一所懸命に。
そのことを記して
また仕事に励みます。
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日本料理と鎚起銅器

2021年04月29日 | ヤスさん日記
俗物とゆう本。
ずっと
出版予定なのですが
着々と
進んでいることは進んでいます。
と自分に言い聞かせているだけではないか
と思ってしまうくらいに
遅々と進んでいるわけですが
先日
その俗物の追加取材に
新潟市内の日本料理のお店と
燕市の古巣玉川堂に訪れました。

日本料理のあららぎさん。
大将とは同世代で
どれくらい前からの付き合いだったのか
5、6年だったろうかと思いますが
その数年の間でも
彼の人生に於いて
いろいろとあったことを
少し傍で見させてもらいました。

人は苦難を乗り越えてこそ
何か掴むもの
とまでは言いませんが
私はそちらの方を好みます。

職人に
ハラスメントが適用されるような世の中で
彼と通じるところは
多々あります。

職人として話せる。
そんな人が少なくなってゆく世の中で
でも
職人としての本領は
ここから発揮されるのではないか
と感じる今日この頃。

日本料理の
昼と夜
そしてお弁当の位置付けが
鎚起銅器のカスケード利用にも
通ずるところがあり。
今回も
彼の茶碗蒸しに勉強させてもらいました。

日本料理は
お客様によって足したり引いたり。
鎚起銅器も
お客様とお話しすることで使い勝手が深まったり。
お互いに
お客様との相対する時の観方が
つくるものに宿りますよね。

さて
玉川堂の話も
明日に続きます。
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井田さんの残した種

2021年04月28日 | ヤスさん日記
「井田さんは、春になったようですね。」
とゆう言葉を聞いて
私はどんな季節になるのだろう
とずっと考えていました。
春夏秋冬
季節季節を過ごし
1年毎に何かを忘れ
1年毎に思い起こすことが増えてくる。
それが
生きるとゆうことなのでしょうか。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

井田さんの家に集い
井田さんのこれからのことを話し合う。
井田さんの後輩であり
私の畏友のトオルさんが
井田さんの地元の商店街で
井田さんの画集出版の為のアトリエを開設する。
そんな話を聞きました。

きっと
井田さんはニコニコと
いつもの笑顔で
そんな私達を見守っていた
ように感じます。

いつものようにニコニコと。
そんな井田さんの雰囲気を感じて
私たちもニコニコと
その話を必ず形にできるように。

ニコニコの種を残せる井田さんは
偉大だなと感じましたよ。
私はどんな季節になるのか。
考えながらも
相変わらず今日も叩き始めます。
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ものづくり人生とは

2021年04月27日 | ヤスさん日記
今日は
井田さんの命日です。
1年前の今日
私は
自分の仕事に向き合いながら
何を祈っていたのかを
振り返っていました。

そして
今日とゆう日に
改めて
ものづくりとして生きる
とゆうことを考えています。

今日は弥生の満月。
蠍座の満月で
「心でつなぐ手と手。ぬくもりの癒し、静かな決意。」
正しく
今日に相応しいメッセージと共に。
井田さんの仏壇参りに
行ってきます。

ながさん
ものづくり人生
全うとは
どんな道でしょうかね。
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混ざり合う場

2021年04月26日 | ヤスさん日記
忌憚なく話せる場
の有り難さを
日曜の昼に仕上げをしながら
実感していました。
論語に学ぶ会に通い始めて
もう20年以上になります。
その頃から変わらない顔ぶれ
とゆうことは
みなさんも20年以上
歳を重ねているってことで。

60代70代のみなさんの20年前
血気盛んな雰囲気が
やはりあったのだよな
と振り返ります。
そして
学び続けることは
生きている限り
続くのだなとも。

論語に触れた後は
お酒を傾けながら
政治の話や
精神世界の話
恋の話と。
多岐に渡りながら
忌憚のない意見を交わす。
そこに
年齢の上下は無く。
感じたことを
そのままに交わすことで
混ざり合うんですよね。

混ざり合い混沌のする
それをまた日常に戻って
絞りこんで自分に取り込んでゆく
そんな繰りかえり。

やっぱり
人と集って話せるって
いいなーと思いました。
有り難い場です。
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田舎の自営業者

2021年04月25日 | ヤスさん日記
晴天下の土曜日。
久しぶりに
論語に学ぶ会にゆきました。
いくつか乗り換える電車で。
近くの唐揚げ屋さんで
お弁当を買って
駅近くのコンビニでビールを買って。
ビールと唐揚げって
なんて素晴らしいコンビネーションなんだ。
と共に
ご飯と唐揚げって
なんて喜ばしいコンビネーションなんだ
と。
お弁当とビールと電車
乗り換えや待ち時間も合わせて
2時間ほどの旅でしたが
こんな旅こそが
時として必要なんだな
と感じる今日この頃。

自営業者の強みを活かして
晴れた日の
平日の日中。
風景を楽しみながら
お弁当をいただく
そんな小トリップをしてみたいと思います。

こんな時代だからこそ
多くの人が集まるところではなく
小さく小さく
人が居なくても楽しめることが
大切なのだろうな
と思う職人なのでした。

田舎の自営業者。
ながさん
良いものですよ。
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土用に整える

2021年04月24日 | ヤスさん日記
この季節
朝が早いだけに
夜も早いとはいかずに
まだまだ
昼の長さが伸びていますよね。
体力が衰えてきたな
と感じる今日この頃は
早目に終えて泡をいただく
本を読みながら。

それが生きるとゆうこと
なのだろうかな
と思う土曜日。
週末だからといって
何があるわけではない
とゆう世の中になってしましたが
この急激な変化に
ついてゆける足腰を
この土用のうちに
整えたいものです。

いつかいつかは
いつでも来ない
今この時
この瞬間で。
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ゴッホと井田さん

2021年04月23日 | ヤスさん日記
新潟は
晴天下が続きます。
去年より
だいぶ早い春は穏やか。
穏やか過ぎて
自分の中の荒ぶる原動力も
少し静かなようです。
原動力が静かなら
仕事の力強さも静か
といったところで。
いや
仕事が進まないわけでな肺のですが
でも
やっぱり進まないのか
と思いつつ。
ながさん
東京の春はいかがお過ごしですか。

パリの中村さんの動画が
秀逸なのはいつものことなのですが
今回の
タンギー爺さんの回は
発見が多くありました。

ゴッホが見ていた色。
そこに重ね合わせるように
井田さんが見ていた色を
考えていたのです。

ながさんもそうですが
どんな色が観えているのか
って
私たちに観えてない色が観えるって
どんな風景なのだろう
と思っていたのですが。
でも
そこに自分の願いや想いも
込められているのですよね。
それを感じました。

若い頃
井田さんはゴッホにタッチが似ていると
言われていたそうです。
そして
意識をしていたのでしょう。
今振り返って見ても
若い頃の井田さんは
そんな雰囲気を持っています。

そして晩年。
井田さんは病床で
私のfacebookの記事を楽しみに
してくれていたのですが
パリへ行った時の記事を観て
ルーブルやオルセー実際に観てみたい
といっていたことを
思い出します。

それが叶うことはありませんでしたが
でも
何か私から伝わるものがあったのなら
と思いつつ。

さて
また週末。
今日も今日とて始まります。
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青空と県庁

2021年04月22日 | ヤスさん日記
昨日は
新潟県政を学ぶ会の第2回目。
青空のもと
県庁を見上げながら
思い出していました。
1年前に亡くなった
仲間のことを。
そして
その仲間と
行って来た活動を。

直ぐに形になる
なんてものではないけれども
私たちなりに積み上げてきたものが
見えることろで
見えないところで
芽を出してくれている。

いや
まずは自分が
それに励まされている。

そうだった
そうだった
と。
空を見上げながら
振り返っていました。

私たちの生活に密着した政治は
そこここにあるます。
乖離しているわけではない。
それを
伝えたくて
今も相変わらずに。
今日も相変わらずに
進みたいと思います。

銅板を叩きながら
いつか形になると信じながら。
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酒飲むべし

2021年04月21日 | ヤスさん日記
気力って
どこから湧いてくるのでしょうか。
大風で
いろんなものが吹き飛ばされて
大気不安定な新潟で
そんなことを考えています。

モチベーションで仕事をしているわけでなはい
のですが
それでも
モチベーションが上がらない時の
集中力の欠如は
もしくは
逆に集中力を発揮しすぎる
ってことが
職人の世界では
問題のひとつでもある
のかもしれません。

もっと
肩の力を抜ければ
そんなことも問題なしに
淡々と仕事ができるのだろうか
とか。

とかとかと
考えながら。
昨日は早めに仕事を切り上げて
ビールを明けました。
酒飲むべし
そして
励むべし。
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