職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

手持ち無沙汰のとき

2016年11月30日 | ヤスさん日記
じっくりゆっくりと
部屋の掃除
整理整頓
あったかいお茶
お手紙書き
新月の夕食は抜いてのデトックス。
手持ち無沙汰は
その隙間に入れる余裕があるとゆうこと。
その余裕の中に
どんな事を入れるかで
人生の豊かさも増えるのだろうと思います。
じっくりゆっくりとした霜月新月でした。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

何かしていないと
気が済まなかったり
読んでいる本が
どうも進みづらかったり
なんだか
手持ち無沙汰な時もあります。

そんな時に
どんな事をするか
を振り返ってみると
人生に於いて
その時の豊かさを示している
ようにも思いました。

そんな霜月新月が明けて。
今日は
ただひたすらに工房に籠りたいと思います。
通帳が全部入ったポーチが見当たらない日も
カンカン
コツコツと
日々の事が始ります。
ながさん
今日も佳き一日を。
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必死に守っていたもの

2016年11月29日 | ヤスさん日記
本日は
霜月新月。
今回は射手座の新月で
「向上心を持って、足場固めに取り組み始めるとき。」
だとか。
ながさん
東京の冬はどんな香りに包まれていますか。

昨晩は
20年ぶりにお酒を吞む
高校予備校時代の仲間との会合でした。
高校予備校
とゆうくらいですから
高校に行けずに
1年間留年しての日々。

周りとの隔たりは
私達のハングリー精神を培うには
とても佳い環境だったのかもしれません。


振り返ってみれば
ただひたすらに
向上心を持って勉強をしていた
わけではないかもしれませんが
大切なものを必死に守っていたようにも思います。

その必死さが
今の私を大きく支えてくれている心持ち
だとも思いますし
その必死さがあればこそ
私の中で育まれた大切な精神が
あったのだろうと思います。

さて
今日からまた新しい巡り。
一歩一歩と更に進んでゆきたいと思います。
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信条は何かと問われたら

2016年11月28日 | ヤスさん日記
自らの判断基準を
何に立脚しているのか
を考えるひととき。
そう問われた時に
正正堂堂
とゆう言葉が私の中に浮かびました。
まだまだ
そこに辿り着くには
まだまだ
なのですが
きっと
そのまだまだが成長の過程であり
まだまだ
が無くなると
あちらの世界に迎えてもらえる
のだろうか
などと考えつつ。

まだまだの伸びしろを
ちゃんと埋めてゆけるように
この信条に従い
自分の日々を生活を勤めようと
改めて思って夜でした。

いつも心の中に
そこから外れたとしても
戻って来れるように。
神無月晦日前
自分の中に再び刻む
職人なのでした。

ながさん
今日も前橋は良い天気の始まりです。
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論語に学べば

2016年11月27日 | ヤスさん日記
久しぶりの論語に学ぶ会。
いつもの先輩のみなさんの顔ぶれと
声を出して輪読するとゆう空間と。
いつもながら
帰ってきたな
と思い背筋が伸びるひととき。
ながさん
今週末はずっと関西だったでしょうか。
今日の私は前橋に赴きます。

「論語ってどんなものですか?」
と聞かれると
「孔子と弟子の対話集です。」
と答えつつ。
ひとつふたつを抜き出しても
答え様の無い
この大きな書物を
どう表現したらいいのだろうか
と考えます。

リーダーとして
職人として
先ずは自分から
自分に関心を持ってもらったら
その根本を支えてくれるのは
この書物だと
お伝えしたいなと思います。

さて
今日明日も学び深い時間になるでしょう。
ながさんも
佳き時間をお過ごしくださいね。
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伝えたい事

2016年11月26日 | ヤスさん日記
来年の職人20年に向けて
自分のRootsを探る旅に出ています。
旅に出る
と言っても
身体ごとどこかに行っているわけではなく
自分の思考や記憶の中の旅
に出ております。
そして
Rootsと言えば父。
父との関係を
東京の写真家さんに撮ってもらい
父の言葉を聞き出してもらえる時間が
これから増えてゆきます。

工房に
ほぼ毎日のように
1、2時間程
口打ち出し湯沸をつくりに来る父。
行き先も無い湯沸を
なんでそんなにつくり貯めるのだろう
と思いますが
きっと
そこにも大きな理由が
職人として明らかなのだろうな

いつかの私にも分かるのかもしれませんね。

そんな父の今迄とこれからを
しっかりと見届けたいなと。

写真家さんから
「どんな事を聞きたいですか?」
と問われましたが
きっと
私は「伝えたい事がある」のだなと
今朝
ふとした時に思い起しました。

言葉では伝えきれない事を
これを切っ掛けに
なにか伝えられるとゆう確信が
自分の中にあるのだろうと。

さて
神無月も晦日に近づきました。
今日は快晴。
ながさんも
関西で良き時間をお過ごしくださいね。
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新しいタイムライン

2016年11月25日 | ヤスさん日記
肩の痛みが
まだまだ
自分の体調の回復傾向を教えてくれる
今日この頃。
人間の身体は
直ぐにどうにかなるものではなく。
夏の頃の積み重ねが
今に反映されるのでしょう。
その反映をもとに戻すには
それ相応の対処が必要だなと思う今日この頃。
ながさん
関西ではいかがお過ごしですか。

次のスケジュール手帳も
和暦日々是好日。
グレゴリオ暦の西洋的なタイムラインから
自分のタイムラインが一つ増える事で
自分の暦ができ
その暦の上で流れていると
安定感が増す様な気がします。

多くの世界との共通タイムラインを認識しつつ
ですが
自分独自の流れは
今迄他人を見ていた目すら変わるのだろうと。

それぞれがそれぞれの流れで生きいて
それぞれの役目や目的がある。
少し冷静すぎるところも出てきますが
しかし
それは尊重の現れでもあるなと。

ながさん
神無月が明ける迄あと3日。
ここを明けたら
きっと夏の影響も静まってくれるでしょう。
それまで
自分の身体の声と向き合ってみます。
急に寒くなりました
関西も温かく御過ごしくださいね。
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仕事を支えるものに相応の価値を与えてゆく

2016年11月24日 | ヤスさん日記
怒濤の日々が終わり
それらを支えてくれていたのは
なんだったのだろうか
と考えています。
確かに
ふと一息ついていみると
ただただ眠たく
体力回復の時期。
そんな時間になっているようです。
ながさん
東京は雪だとか
雪の東京はいかがお過ごしですか。

仕事と生活が一体となるような日々。
私の目指すものは
ここに在る
とゆう確信はありますが
その確信を言葉にしようとすると
それがどうも曖昧模糊とした事のように感じるのは
まだ
私に自信が無かったり
それらがまだ
形に成っていなかったりする
からなのだろうと思います。

自分単体ではなく
世間との繫がりを保つ
血脈のようなお金とゆう道具の使い方も
大切になってくる。
それが
次の世代の誰かに伝えたいとゆう想いがある程
それら無しには
繫がってゆかないとゆう実感が
今ここにあります。

いろんな事を整理整頓して
仕事を支えるものに
相応の価値を与えてゆく
とゆうことを
してゆきたいなと思います。

頭をすっきりするためにも
ほっと一息で
心身共に整理整頓。
ながさん
今日も新潟は美しい景色に囲まれています。
東京も良き意地感をお過ごしくださいね。
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新嘗祭から勤労感謝の日へ

2016年11月23日 | ヤスさん日記
ひとつの新しい形。
今迄にない感性を
そのままに受け取り
私の中に取り込んでみよう
と思う時間の始まりです。
今日は新潟の旧小澤家住宅にて
鎚起銅器のコーディネートを楽しんでいただきます。
ながさん
東京の祝日はいかがお過ごしですか。

勤労感謝の日。
その始まりは新嘗祭からの流れで
グレゴリオ暦が日本に入り
明治6年から11月23日になったとか。
その理由も
その年の11月の第2卯日が
11月23日だったからとゆう
とても興味深い始まりです。

根本の意味や
その理由を
私達はどこかに置き忘れがちですが
ちゃんとした情報を
私達が持っていれば
タイミングが変わったとしても
その意味を持続する事ができる
のではないかと思います。

確かに
日にちは変わったのかもしれませんが
五穀豊穣を祝い
それぞれを労う日として
今日は過ごしたいと思います。

新潟は特に
米所して神社が日本でも一番多い県でもあります。
神社が多いだけに
自然の力に
大きな見えない力に
畏敬の念を持っていたのだろうと思います。

ながさん
そんな新潟の良き所として
またひとつ
ご案内したいところが増えましたよ。
今日も素敵な一日を。
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どちらから思考を始めても

2016年11月22日 | ヤスさん日記
眠気と共にある日
明日の催事に向けての搬入ドライブ。
体調のバイオリズムと
人としての限界。
その時はどんなバランスの中で起きるのだろうか
などと考えつつ。
今日は地震で始り
福島の事を想い
日々の事を行ないつつ。
ただ
祈りとゆうことが
生活の中に在る事を
改めて感じた次第です。

大きな世界の中で起こっているコト
自分の世界で起こっているコト
そのコトゴトのバランスの中で
自分が生きている。

どちらから思考を始めても
相手方に帰着すると思います。

どちらから始めても
間違いはないんだろうな
と思う一日でした。

ながさん
今日は早めに寝るとします。
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ルーツ

2016年11月21日 | ヤスさん日記
昨日は
息子の16回目の誕生日。

とゆう言葉が
どんな意味を持つかにもよりますが
私の思う父として
16回目の私の誕生日でもあるのだ

元妻のメールで知りました。
まだまだ
自分の満足する世界には程遠いかもしれませんが
その過程も含めて
彼に何か伝えられるものごとを残したいな
と思う朝です。
ながさん
新潟は麗らかな始まり
東京はいかがお過ごしですか。

来年の20周年に向けて
自分のルーツを考えています。
一緒に仕事をしている父
育ててくれた母
その先の祖父母
またその先へと
自分のルーツの想像を膨らませつつ
足下のルーツからの聞き取りを
始められればなと。

ながさんが
アドバイスしてくれたように
確かに
来年の展示は
私の回りに居てくれる人達が
キーパーソンなのだろうと思います。
それらの
キーパーソンの連なりの中で
私のルーツや
これからルーツになるであろう私も
しっかりと捉えてみたいと思います。

大げさでもなく
実感としての私の今迄の歴史を
ただただ克明に。
そこから始める私も
とても楽しみです。

さて
また二日後には催事です。
多くの方との交流で
育まれる何かがありますように。
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