輻射熱冷暖房とは…北斗市・ファース本部
焚き火や薪の燃え滾るストーブなどからは、「赤外線」を発しています。
この赤外線のことを輻射や放射、熱になると「輻射熱」となります。
物体からは、常に赤外線を放っており、その温度が高くなると赤外線の量が多くなるのです。
これを、赤外線カメラで撮ったのが放射温度計のサーモグラフィーです。
サーモグラフィーでは、高温になるほど赤く表示されます。
40度の壁面をサーモグラフィーで撮ると少し低い38度でも青く写ります。
温度5度の壁面を撮り、1度低い4度のところも青く写る場合があります。
赤外線は、レントゲンに使用するX線、紫外線、可視光、マイクロ波などと云われる電磁波の一種なのです。
赤外線も短赤外線、遠赤外線などと、この電磁波の波長を使い分けする事で色々な器材に使用されます。
赤外線は遮熱材で跳ね返すことができます。
真夏の直達日射熱を屋根材が受け、その熱が遠赤外線として天井材を貫き、暑くなります。
消防士さんが着用する銀色の防護服は、赤外線を跳ね返す効果があります。
屋根材も、赤外線の遮熱塗料を塗布することで多くの赤外線を跳ね返す事が出来ます。
私達の「ファースの家」は、遠赤外線(輻射熱)冷暖房を行っています。
天井裏に設置したエアコンからの冷暖熱を床下や壁の中を通し、その面からの放射する熱は遠赤外線となります。
つまり適度な温度の熱波長で、輻射熱冷暖房を行っているのです。
画像は昨年末に竣工したファース工法開発者の自宅です。
このような高い吹き抜けでも輻射熱冷暖房なので、上下の温度差は極めて僅かです。
お近くのファース加盟工務店が建築したファースの家で、輻射熱空間を体感してください。
遠赤外線暖房は、カラダの芯まで温まる特性があります。
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