豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

衆院解散・反省だけならサルでも出来る…函館~北斗市

2009-07-21 18:44:53 | ファース本部
今日、麻生総理が自民党の両院懇談会で支持率低下の要因は、全て自分の責任であると反省の弁を述べられたと言います。事態が上手く進捗しない時には、その責任を潔く認めて反省し、その反省に基づいた然るべき対応を行わなければなりません。

麻生総理の郵政民営化に自分は反対だったとか、地方選挙の敗因と国政は関係ないなどと主張した事が潔さを欠き、国民にみすぼらしい言い訳にしか聞こえなかったようです。人の遣る事に失敗はつきものです。その失敗を乗り越えるには責任の所在をはっきりさせ、その失敗から学んだ事を次の行動に反映させる事なのでしょう。

「反省だけならサルでも出来る」これは、だいぶ以前になりますが、サルが反省して謝っている画像のCMが話題になった事があり、その時に流行った言葉です。CMのサルの画像はその一瞬を編集したものでしょう。ところがサルは、失敗から多くの事を学習します。

サルなどの動物は、本能的な動性に加え、失敗から学習した事を身体に染み込ませ、生き抜く糧にするのだと言います。私達、知的レベルが高いと言われる人間は、自尊心とかプライドみたいなものが素直に自分の失敗を認めがらない事が多いみたいです。

戦後復興において高級官僚と自民党が行ったきた政策が成功して今日があるのでしょう。現在の官僚は、先輩官僚達の残した政治的資産を食いものにしているように感じます。官僚と自民党の政治構造は、既に15年前から潮流に合わせた大改革が必要だったのです。経済発展を成し遂げた時点から、生活者目線に立ち返る政策に切り替えるべきでした。

この切り替え時期の逸した責任は、政治家にありその政治家を選んだ我々有権者も、その責任を免れません。今でも官僚は優秀な人々ばかりです。その優秀な官僚は、国民はもとより政治家までをも「上から目線」で支配している現状があります。

今日の衆議院解散から投票まで40日間、我々は、各政党や立候補予定者の主張をしっかりと聞いて、悔いのない政治家を選びたいものです。(写真は明治会館の国歌になったさざれ石)

今日は家裁での調停業務がありましたが20分で成立しました。当事者が互いに反省し合い、相手に対する責任を感じたからです。調停委員を務めて13年、最短の成立時間でした。今日の函館は最高気温が18℃と寒く感じるほどでしたがハッピー成立で心はホットです。

以前の社長日誌
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
過去のブログの全てを収録・総集編
函館市・北斗市周辺での家づくりは
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする