豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

技術力と営業力…北斗市

2009-07-02 22:10:01 | ファース本部
立て板に水の如く、実に滑らかな営業トークですっかりその気になって物を買わされ、買った物を使用した時点で紛い物である事に気付く場合があります。テレビショップの営業トークも、見たり聞いたりしている人をその気させるものです。

テレビショップで実演販売する実演者の手捌きは本当に見事なものです。汚れた家具が一拭きで綺麗になり、さっささっさと野菜や肉が刻まれて料理され、自分も出来そうな気がしてきますが、彼らは何回も練習を繰り返して手品師のような手捌きとなっています。

おもちゃ屋さんの手品用品の売り場に設置したビデオを見ながらつい買ってしまいます。しかし、この手品にしてもビデオのとおりには中々できず、簡単に見破られてしまいます。手品師の彼らも相当な訓練を行って撮影にのぞんでいるのでしょうか。

家づくりにおいては、住んだ建主さんに住み方の訓練など出来ません。
普通に住んで戴き自然に快適さを感じ、当然の如く経済的であるためには、家そのものにそれなりの性能を潜在させておく必要があります。

それには、建材、部材、什器備品などと、様々なところで建主さんに住んでから満足して貰えるためのハード性能を吟味しなければなりません。しかし、その殆どの部分が目に見えない部分であり、家を売るには極めて後回しになってしまうところでもあります。

家づくりを行う工務店経営においては、まず受注しなければ何も始まりません。
そのためには、立て板に水の如くの営業トークも必要なのですが、住んだ建主さまからの評価がない限りそれは一過性の事で終わってしまします。恒常的で長期的に住む人に信頼され続けるには、その見えない部分の性能を向上させなければなりません。

写真は栃木県那須塩原市から来社されたファース販売代理店、㈱星野アルミ建材の副社長、磯 宗秋さんとガラス実験ボックスの前で撮りました。星野アルミさんは、高機能ガラスの製作も行っており、今日は特殊高性能ガラスの過熱実験を行いました。

磯副社長の営業力は、売り物に機能を与えた技術力が生かされています。私達、住宅関連企業の営業力は、しっかりとした技術力に裏付けされて成り立つものだと思われます。ガラスは断熱、遮熱、日射透過率などと様々な要素が要求されます。
明日もこの実験を繰り返し続ける事になると思います。
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
過去のブログの全てを収録・総集編
函館市・北斗市周辺での家づくりは

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする