相撲古美術

相撲に関する資料の紹介や相撲史の研究の成果を発表していきたいと思います。

◯◯相撲(その55)

2018年06月30日 | 日記

【精霊相撲】

精霊というと30回で紹介した大三島の、稲の精霊と相撲を取る

「一人相撲」を想起するが、こちらは安産祈願の相撲である。

三重県多気郡明和町志貴の西光寺で旧盆に開催される。江戸期

からの伝統という。死者の霊を弔い、安産祈祷の相撲で、子供

が主体となっている。

 

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女性を大相撲の土俵上へ

2018年06月29日 | 日記

また、本日テレビで、女性を土俵へ上げないのは時代錯誤である云々の怪説をしていた。

以前にも記した通り、大相撲は全体が男社会なのである。明治初めまでは女性は見物すら

できなかった。そのため、特例で10日目のみ「おさんどん相撲」といって、特別に女性に

開放したのである。大相撲で相撲部屋に関われるのは、部屋の女将さんだけである。表彰

式で土俵へ上がる一点だけを捉えて、やれ男女平等でないとか言っているのは、全くない

ものねだりである。表彰式なんかは、大相撲という江戸時代からの伝統の中の、ほんの些末

な事である。男女平等をいうなら、女性も入門を訴えたらよい。もちろん裸に廻しだけであ

る。これは通る話ではないが、宝塚へ男役は男女平等だから男性にやらせよと無理強いする

ようなものである。もちろん、これも通る話ではない。

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◯◯相撲(その54)

2018年06月27日 | 日記

【御霊相撲】

京都府福知山市西中ノ町に鎮座する古社である

御霊(ごりょう)神社に伝わっていたのが御霊相

撲である。江戸期からの伝統がある。絵葉書が

残っていて、高土俵で、見物人は立って観戦し

ている。現在、子供奉納相撲の化粧廻しが残っ

ている。

 

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面白くなりそうな名古屋場所

2018年06月26日 | 日記

名古屋場所番付も発表されて、いよいよ猛暑場所

到来である。今場所は稀勢の里・豪栄道・高安・

と、照ノ富士・宇良など、尻に火が付いた力士が

多くて見逃せない。特に稀勢の里は毎日が、一生

を掛けた一番になる。中日までに二番、星を落と

すと苦しい。

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◯◯相撲(その53)

2018年06月25日 | 日記

【願相撲】

前回と似ているが、「願相撲」も文献に見える。

『経覚私要鈔』嘉吉3年5月28日の項に、〃廿八

日。甲午。在願相撲。百廿番分也。〃とある。

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