月の話

月は地球から段々遠ざかっているということは、ご存知ですか？

今読んでいる本に書いてありました。

と言っても、一年に３センチだそうです。なんだ大したことないやと思いますね。
しかし、よくよく聞いてみると、へええという内容でした。

実は、地球が誕生した頃、月は他の星が地球にぶつかって、その後、地球の衛星として回るようになったという説が有力らしいのですが、その頃の月は、地球にもっとずっと近い位置にあったそうです。そして、それが段々遠ざかって今の位置になっているということです。
その辺りで、へええになりますか？

いえいえ、もう少し先です。

実は、その月が地球に近かった頃の地球の自転は今よりもずっと早く回転していて、約６時間で一回りしていたのだそうです。
ということは、一日が６時間だったということですよね。へええでしょ。
そして、月が段々遠ざかるにつれて、自転の速度が遅くなって、今の２４時間で一周になったのだそうです。
フィギアスケートの選手が回転をしますが、腕を伸ばしていると回転が遅いのに、体にくっつけると回転が速くなりますよね。
あれと同じ原理で、月が近いと回転が速く、遠ざかると回転が遅くなるのだそうです。
へええでしょ？

また、月があるために地球の地軸が安定しているので、もし月がなかったら地球の自転はもっとぶれが激しく、季節はかなり混乱するだろうということでした。ほおおですね。

また、最近、冥王星が惑星から外されましたが、この月より小さいらしいですね。

軌道としては、惑星のポジションですが、大きさが小さくて、しかもそれより少し大きな惑星がまだあるらしいのです。
だから、冥王星を惑星としてしまうと、他にももっと惑星として成立させなければならないものがあることがわかってしまったのですね。とにかく惑星でありながら月より小さいとは思いませんでした。

因みに、月へ行くと大気がないから、地球がとても綺麗に見えるそうです。地球は月の４倍の大きさなので、地球でお月見するよりはるかに大きくきれいに見えるそうです。確かに
水の惑星ですから、白い雲と青い海、綺麗でしょうね。

いま、宇宙の本を二冊まとめて買って読んでいます。
他にも不思議なへええと思う話がたくさんあります。また、ご紹介します。

そうだ、もう一つだけ、木星や土星の衛星（月）は、私が学んだときは、１２個くらいと言われていましたが、
今読んでいる本には、それぞれ６５個も発見されており、まだ発見されてないものがあると書いてありました。
それも、驚きでした。

生徒を描く

これは、本庄第一高校で、美術部員を描いたデッサンです。



モデルは、氏家君です。彼は、埼玉大学を出て、今はアニメの背景などを描く仕事をしています。
高校時代は、知りうる限りのコンクールはすべて出してみたいと言って、多くの賞を獲得しました。群馬国体のポスターにも、上位３人に選ばれ、甲子園ポスターでも選ばれて大きく新聞に取り上げられ、代ゼミのコンクールでは銀賞（全国二位）、県北展特選、県展入選など、華々しい実績を残しました。
中学時代は、陸上部で長距離をしていた選手です。美術は高校から始めました。

夕食会

今夜は、教育実習に来ている勅使河原さんと一緒に夕飯を食べました。
もちろん、棚沢先生も一緒にです。

勅使河原さんは、あと二日で実習が終わります。
大学は、筑波大学ですが、付属高校もあるのですが、母校に来て実習を行いました。
裏話ですが、付属高校はあまりにレベルが高いので、実習生が嫌になる場面があるのだそうです。
それも怖いですね。「先生、漢字が違います」なんて言われて、恥をかいたり冷や汗かきかきだそうです。

勅使河原さんは、村上春樹の小説はほとんど全て読んだそうで、私も結構たくさん読んだので、話が通じて面白かったです。
いま、長野県で展覧会をしていて、その案内のチラシをいただきました。

高校時代の思い出、教育実習の感想、教員としての姿勢、これからの進路などいろいろ話しました。
教育大学の大学院を受けるつもりだと言っていました。また、芸大の大学院も受けたいそうです。
そこでは、修復の勉強をしたいとのことです。
その後はわかりませんが、修復の仕事につくのか教師を目指すのか考えるようです。

勅使河原さんから聞いた話では、大学の友だちが「ピカソがライバル」を知っていて、
あの学校出身なの？とよく言われるそうです。

しかし、ブログのことを知りませんでした。だから、友だちにも教えてやってくださいと、
ブログの見方を教えました。