絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

卒展 本庄第一美術部

2015-02-22 | 高校生の絵
本庄第一高校美術部の卒展が今日まで行われています。

その中の作品をご紹介します。

 

 

最近は私が教えていたころの、風景画や静物画が少なくなり、シュール的な絵が多くなりました。

かなり描写力はあると思いますが、空間的な絵画の深さという点より、デザイン的な方向に走りがちです。そこに今の傾向があると思います。



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高校生の絵5

2013-11-09 | 高校生の絵
これも本庄第一高校美術部の生徒の絵です。
やはり、今回の麓原展で特選なりました。



木材が積んである絵です。
絵を描き始めた人は、綺麗な気持ちの良い風景を描きたがります。
しかし、なかなか良い絵になりません。
ありきたりなつまらない絵になりがちです。

この絵を見てください。言ってみれは、こんなところです。
しかし、普段見ていて何でもないようなところに、このような絵になる場所があります。

こんなところにも、造形的な魅力があるのです。

材木の太い細いのバランス、リズム感を見てください。
メインは中央の赤い切り口です。
そこに緑の植物があって、補色の効果を使っています。

木の切り口は、ポイントになります。
左上の切り口は、目立ち過ぎます。
同心円は、強いので目立ちすぎないように気を付けたいです。
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高校生の絵4

2013-11-08 | 高校生の絵
これも本庄第一高校美術部の生徒の絵です。
今回の麓原展で特選になりました。



これは、よく見ないとわからないのですが、絵の外に人物がいます。
足だけ見えていますが、面白いのは、影があります。
その影は、ジュースを手渡しています。

このように、画面の外まで表現しているということが面白いところです。

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高校生の絵3

2013-11-07 | 高校生の絵
これも、今回の麓原展で受賞された本庄第一高校美術部の生徒の絵です。



こんな所が絵になる。一般にみんな気持ちのいいきれいな風景を描きたがります。
しかし、生ぬるい軽薄な絵になりがちです。それよりもどこにでもありそうな何気ない所にも、ちょっとスポットをあててみると、美しさはいたるところに見つけられます。
そんなタイプの絵ですね。

本庄第一高校の美術部の生徒は、そういうことを学んでいます。

この絵は、木の表面がとても良く描けました。
木の肌、苔、見事な表現です。

葉がやや造花のような感じで、リアリティがやや足りません。
他の部分のリアリティと合わせた方が良いでしょう。

背景の部分がしらけています。明暗の対比は強くて良いのですが、
背景に目をこらしたとき、それなりの説得力ある表現があると良いと思います。

良い作品にするには、見る人をうならせる表現があると良い。
この苔の表現は、そうなっています。


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高校生の絵2

2013-11-06 | 高校生の絵
この絵も今回の麓原展で特選に選ばれました。本庄第一高校美術部の1年生です。



水に写った女子高校生です。

この場合、水に写った方がはっきりとメインになっています。
こういう状況を描く場合、現実と写ったものを同じくらい描いてしまうことがありますが、それではどちらを見ていいかわからなくなります。
これは、明らかにわかります。

しかし、見事に描きましたね。見ていて憎らしいくらい上手いです。

私は、パッと見た瞬間、写っている人物がこちらに倒れそうに感じました。
この場合は、もっと見上げた感じになるのかなと。
具体的に言えば、頭がもっと小さくなる。

しかし、そのように描くと、頭が小さすぎて絵が弱くなる。
だから、この場合は、これで良いと思いました。

人物を左に寄せてありますが、右側に小さい暗い部分があります。
これでバランスを保っています。
この暗さは重要ですね。

実物の傘は本当はもう少し暗いの?と聞いたら、そうですと答えました。
頭も、実際はもう少し小さいの?と聞いたら、そうですと答えました。

上の濡れている地面は、上が遠いので、タッチの大きさを気を付けるようにアドバイスしました。
近い方を大きめに、遠ざかるほど小さめにするといいよと。

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