絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

凱旋門

2010-01-16 | 美術
ローマ人の物語11を読んでいます。

今日の収穫は、フォロロマーノの中の凱旋門のことがわかりました。

セベルス帝の凱旋門です。

私は、この凱旋門の主がどういう人なのか全く知りませんでした。
この凱旋門というと、ローマの休日でアン王女が朦朧として、ジョーと出会う場所の凱旋門です。実際に行ってみると、フォロロマーノの中の元老院の隣りであることがわかりました。そこまでは、知っていたのですが、そのセベルス帝とはどういう人なのかを知りませんでした。

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このセベルス帝は、簡単に言えば、カラカラ帝の父親でした。カラカラ帝と言えば、大浴場を作ったことで有名です。また、弟がゲタと言って、二人とも石膏像になっているので、受験生にはおなじみです。カラカラ帝はローマにいる奴隷以外の人全てにローマ市民権を認めたことでも有名です。弟のゲタを殺したことも以前知りました。

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カラカラの父であるセベルス帝

五賢帝の後マルクスアウレリウスの子どもであるコモドゥスが皇帝になって、とんでもない暴君になり、最後は殺されました。そして次の皇帝を選ぶことになり、5人で争った末、皇帝になったのがセベルスでした。

ここを読んで、初めて知りました。
コメント
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