スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ブリーダーズゴールドカップ&統一する何か

2006-08-18 23:08:54 | 地方競馬
 昨晩行われたブリーダーズゴールドカップ(映像)は,パーソナルラッシュが逃げる展開。長距離戦とあっていつものようにスローペースとなりました。先行集団につけていたジンクライシスとハードクリスタルが2周目の3コーナー過ぎから仕掛けて追い上げ,4コーナーでは3頭が並ぶ態勢に。そこからハードクリスタルが力強く伸びてGⅡ2勝目となりました。パーソナルラッシュは北海道のジンクライシスにも一旦は交わされたと思うのですが,差し返して2着を確保。ジンクライシスが3着でした。僕が大負けはしないだろうといったイングランディーレは中団追走から向正面から早くも鞭が入る始末で大敗。何らかのアクシデントがあったか,体調面に問題があったとしか考えられません。なお,タイムパラドックスは準備運動中に故障を発症して競走から除外されました。勝ったハードクリスタルはおそらくステイヤーで,今後も長距離のレースでは活躍できそうです。
 函館記念については明日記事にしますが,それより先に明日からは松戸記念が始まります。

 個々の原因と結果の間にある必然的な関係から,一般的に原因が与えられれば必然的に結果が与えられるというためには,個々の因果関係の間にある必然性は,同じ意味で必然的であるということが必要なわけです。ですから,公理三の,とくに強い意味の背後に前提されているものというのは,それら各々の必然性を同一の必然性であると規定するような何か,いい換えれば,個々の必然性を同一の必然性として統一する何かであるということになるだろうと思います。したがって,ここではスピノザは公理三の前提としてそういった何かの存在を要請していると考えることにして,それが一体何であるのか,また,それを前提することは正当であるのかどうかということを考えていくことにします。
コメント
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