サラの苑 院代崇正のブログ

熊本県ペットのお寺“沙羅の苑”。現在、沙羅の苑の院代を勤めている 蔵本崇正のプライベート日記を公開しています。

行って来ました

2008-10-27 10:25:53 | 崇正の独り言
行って来ましたよー

年に一度の山内の健康診断!!

しかし、今年はいつもと違って最悪の恐怖を味わなければならなかったのです。

そう・・・

胃カメラ

今だからこそ、こうやって書けますが、それまでは何も手に付かず

ただ恐怖に怯えていました。

これだけは、避けてきたのに・・。

三十路にもなるといろいろあるのはわかります。

しかしこれだけは・・・

妻の愛情なのか、勝手に申し込まれていました。

思わず言ってしまいました。

「馬鹿じゃないの?」

愛情と知っていたものの・・。

心の準備が  心の準備が

2ヶ月間しかありませんでした。

周りの人たちにも、「どうやった?」攻めであきれられるほどでしたが、

仕方がありません。胃カメラですから。


さあ、当日。

意外と開き直ってました。

いや!でも言っても胃カメラや。油断ならん。

検査前説明で、「鎮静剤を打つのでボーっとしているうちに

終わりますから大丈夫ですよ」と言われました。

それで落ち着くと思いましたか?

もし、効かなかったら?

だから「絶対、意識がなくなってからにしてくださいね」

などと、子どものようなことを言ってしまいました。

ごめんなさい.



喉の麻酔をかけられました。





マウスピースをくわえました。




鎮静剤を打たれました。



寝るものか!!  絶対寝るものか!!



なぜかそう思いました。



鎮静剤への最後の反抗か!!



遠くで聞こえます。



「鎮静剤を追加します!!」



やはり効かなかったのか? 不安が増大する



地獄の始まりやー




と思っていた矢先



しっかり寝ていました

気付いたら起きてください状態

何はともあれ、終わった。

私の2ヶ月間の戦いが終わった。

幸い、少しの炎症が見られるくらいで何事もなかったようです。



しかし、口ほどにもない胃カメラめ!!

かかってきなさい!!


この長い戦いを忘れないように、胃カメラの写真をトイレに貼っている

そうしょうでした。









無事に

2008-10-27 10:09:53 | 崇正の独り言
お陰様で、先般先代住職の四十九日・納骨が終わりました。

お世話になった皆様、本当にありがとうございます。

祖母もまだまだ涙を流しておられ、寂しい毎日を何とかがんばっておるようです。

忙しい人ですから、元気に頑張って欲しいと思っております。

その日は、朝より式衆により読経させていただき、親戚一同が会し、

祖父が造った「公園墓地 菩提樹苑」へと向かい、

霊園の中で最も古い地区に本蔵院の墓所がありますので、

そちらへ移り、読経・納骨と修めました。

その後は、菩提樹苑の中にあります「法事御席 偲ぶ庵」で会食を

とりました。

なかなか会うことの出来ない親戚にも、祖父のご縁によりまた

会うことが出来ることは、とても幸せなことでした。

一杯やりたかったのですが、法務がありましたので、

代わりに叔父に飲んでいただきました。

日々、ご先祖を参る時に、自分が背負っていく責任の不安と

心配かけまいとする気持ちが入り乱れます。

しかし、真面目にきちんとやっていけば大丈夫だと

信じています。

どうか、浄土よりお守りいただければと思います。

                       合掌




祖母の後姿

2008-10-08 18:51:26 | 崇正の独り言
祖母の日課は、毎日仏様のお水を代えること。

やかんとバケツをぶらさげて、えっちらおっちらと。



前の日、弟さんがいらっしゃっていたので熊本観光したそうです。

その疲れからか、その日は朝から凄く疲れていて、熱も少しあったようです。

私が、「きつかったら、僕がやるよ」と言うと、

「よかよか(熊本弁)」と言います。

いつもそういうので、本当に大丈夫かなと心配しています。

その日は、「私が動けるまではがんばるから。その後はお願いね」

と言いました。

すごいなー。

自分の与えられた使命を、最後まで果たそうとする姿には、

すごい力を感じます。

本当は、86歳ですからきつい時もあるのに。

僕はその姿を拝まずにはいれませんでした。



こうして、その水替えが終わると、ご先祖様をお参りします。

その姿、とっさにカメラに収めさせてもらいました。

後ろでバシャバシャと撮っていると、耳が遠いおばあちゃんのはずなのに、

シャッターの音が聞こえたのか、急に振り返って、

「なんばしよっとね(熊本弁)」って言うからビックリ。

「聞こえてたの?」

なんかいつもでもおもしろい祖母です。

今日は祖父の五七日で、親戚でお勤めをしました。

その後は、おばあちゃんを囲んで、昔話が始まります。

しっかり、聞いておかないと! と思って真剣に聞いています。

いつまでも元気で頑張ってください。






おばーーーちゃん

2008-10-06 23:21:05 | 崇正の独り言
今日、おばあちゃんの弟さんが兵庫県からいらっしゃいました。



おばあちゃんは、8人兄弟の次女だそうで、8人みなさんお元気だそうです。

強烈!!おばあちゃんなんです。

元気!!

しかし、この弟さんもおばあちゃんと、まったく一緒。

おかしくて、みんなでこっそり微笑んでいました。

日帰りだったそうで、お疲れが出ないといいのですが、

おばあちゃんは、さすがに疲れたみたい。

だいたい、80代のおばあちゃん見て、「もうあのおばあちゃんは」って

おばあちゃん扱いするんですけど、

おばあちゃんもおばあちゃんですよ。

あんまり無理しないでね。

お元気で。


新しい旅立ち

2008-10-06 23:15:20 | 崇正の独り言
先日、得度式という儀式が本蔵院で行われました。

これは、新しく僧侶になるという儀式です。

つまり新しく志を立てた門出の儀式です。

住職・つまり私の父が初めて弟子をとられるのです。

住職はだいたいは弟子というものをとらない人でしたが、

今回はとても良いご縁で、このような運びになりました。

本当にめでたい。

出家とは、俗世間を捨てること。

つまり、今までの自分とは別れるということ。

一回死ぬんですね。

一回死んで、自分を見直すと。

こういうのが、出家・得度です。

だから、お葬式なんですね。

今までの自分を殺すんです。だから、真っ白な衣を身にまとうんです。

本当に良い儀式でした。

私も身が引き締まる思いでした。

とても純粋な世界。

こんな方です。



左側の人です。もちろん。

??なんやこの手前の人は。

タレントの中華首藤さんじゃないですか。

何してるんですか?

って、お友達だそうで・・。




本当におめでとうございます。

詳しい模様は ↓ 住職のブログへ

http://blog.goo.ne.jp/honzouin