サラの苑 院代崇正のブログ

熊本県ペットのお寺“沙羅の苑”。現在、沙羅の苑の院代を勤めている 蔵本崇正のプライベート日記を公開しています。

葉っぱのフレディ

2006-10-31 00:25:55 | 崇正の独り言
先日、東大寺の法要に出仕するため、京都の本山に行った際、私が修行時代にお世話になった中西哲玄僧正(当時の学院長)にお会いしてきました。その時に一冊の絵本を紹介してくださいました。それは「葉っぱのフレディ」結構有名らしいのですが私は知りませんでした。葉っぱの一生を上手に描き、人の一生に照らし合わせてあり、非常に考えさせられるものでした。
「人はなぜ生きるのか 死とは何か」
それがテーマです。
最近テレビを見ているといじめによる少年少女の自殺がよく取り上げられています。皆さんはどうお考えでしょうか?
自殺はしてはいけないこと。それが一応世間で言うところの常識であり、皆さんそういうものとして捉えられていると思います。
しかし、「なぜ死んではならんのか」という問いが出てきはしませんか?
もちろん私も自殺は反対の立場です。
しかし、世間の常識のなかで、そういう疑問はありませんか?言い方を変えると
「なぜ人は生きなければならないのか」ということです。誰もが一度は考えたことのある疑問です。実は仏教と言う教えは、この素朴な疑問から出発しており、非常に身近な教えなんですよ。
私たちはいつのまにか生まれており、いつのまにか生きています。
つまり、気がついたら生かされていたのです。これが、厳密に見た人間の生への定義かと思います。
そいうすると当然先ほどの「なぜ生きなければならないか」という問いが出てくるはずです。こういう問いを考える暇もないほど忙しい毎日ですよね。
しかし、なぜ忙しいのかと問うと、「かせがねばならない」とこう答えます。
そして、なぜ稼がねばならぬのかとこう問うと「食わなければ」とこう答える。
さらに、なぜ食わねばならぬのかとこう問うと「食わねば死ぬ」とこう答える。
さあ、なぜ死んではならんのかとこう問うと、「・・・・・・・」
あなたは「」の中になんと答えましたか?
生まれてきた以上は生きていかねばならぬという意味はどこにあるのでしょうか?
人間が生きていると言うことにはどういう意味があるのか?
確かに、食わねばならぬと言うことも大事な問題ではあります。食わねば死んでしまいますから。しかし、食っていても死にますよね。大きな矛盾です。
そういう問題が明らかにならないと何年生きて果たして意味はあるのか?
気がついたら生まれていた。あげくの果てには「親が勝手に生んだからだ」
と、こういう人までいるそうです。親が勝手に放り出した。その弾みで生きている。弾み人生だ。
テレビで多くの方々が、議論されています。しかし、このような問いが明らかにならない限りは今の自殺問題は解決しないのではないでしょうか?
自殺がいけないことだと、何をもってそう言えるのか、先生、メディア、親は答えられるでしょうか?
このフレディが教えてくれた、命はどこから来て、どこへ行くのか。
わかるようでわからないけど、誕生し消えていくという事実は明らかです。
命には、願いがあるのです。長くなりますので書けませんが、我々は実は願いを持って生まれてきているのです。でもそれは、忙しい毎日の中では決して気付くとこのできないほど深い意識の中に潜んでいます。
それはいったいどういう願いなのでしょうね。
また一緒に考えましょう。今日はえらく長くなってしましました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
では、おやすみなさい



どなた?

2006-10-25 23:15:34 | 崇正の独り言
これは、家の愛愛愛犬のこころさんです。ビショビショです。
こころさんは、いつのまにかとてもお風呂が大好きなワンコになってしまいました。私がシャワーを浴びていると、お湯のかかるところにわざわざ来て、チョコント座って浴びるんですね。
温かくて気持ち良いんですかねー?
こころさんは、いつも泥だらけになるまで、遊んで帰るから、お湯で軽く洗うようにしてたら、いつのまにか好きになってたんですよね。
一緒にお風呂入ると、幸せですよ。

そういえば…

2006-10-22 00:10:03 | 崇正の独り言
この前私が、高校の時に在籍していた「グリークラブ(男声合唱団)」の定期演奏会に行った際の事。なんと、なんと!あの世界的に有名な大先生にお会いいたしました。その先生とは、日本が誇る哲学者「梅原猛」先生です。
なぜその演奏会に来られていたかというと、先生のお孫さんが我がグリークラブに入団されていたからです。私はお見かけした瞬間、名乗り出ようかとあたふたし、緊張しましたが、勇気をもってお声を掛けさせて頂きました。
私は、このクラブの初代の部長をさせていただき、現在はOB会の会長をさせていただいております。
ということは、当然お孫さんの梅原君もOB会に入会されるわけで、とにかくそういうご縁で、ご挨拶させていただきました。
先生の著書を私も拝読させていただいており、私の師である三浦俊良先生や、中西哲玄先生などとも親交があるように聞いておりましたので、お会いできてとても光栄でした!
またお会いできることを楽しみにしております。

行って来ましたよー

2006-10-20 23:33:38 | 崇正の独り言
何回か前のブログでご報告しましたが、当院が経営しております「公園墓地 菩提樹苑」が、熊日新聞の広告賞を受賞いたしまして、今日はその授賞式がホテル日航でありました。
たくさんの方々が来ておられて、お偉い社長様ばかりで若造がいいのかよーって感じでしたが、結構あつかましく参加してまいりました。
グランプリを受賞されたのは、「高橋酒造」様でした。いやー、さすが良い出来でさすがという感じでした。
でも、おかげで次の広告のイメージができました。来年は、グランプリを目指して頑張ります。
デジカメを忘れてしまったので、携帯で撮ったので画像があまりよくないですが、住職が表彰されている様子です。
またの広告をお楽しみにー。



正解はーーー!!

2006-10-19 18:42:21 | 崇正の独り言
今日たくさんの方がCMをご覧になったと思いますが、あのCMソングを歌っているのはこの人です。「たかふみ」さんです。
なかなかのいい男?
あの曲は、実は声だけで表現されているんですよ。声を何重にも重ねて録音して、
一つのハーモニーができてるんですよ。
後のほうでなっている打楽器も実は、口でやっているんですねー。
すごい!?
すごくハーモニーを大事にされる方で、声の魅力にとり付かれたんですね。
この写真は、確か大阪の「海遊館」のステージだったと聞いています。
いろんなところで歌っているんですね。
私も彼の大ファンで、透明感のある歌声が非常に素晴らしい。
また沙羅の苑に来てほしいですね。交渉してみましょう。

えっ!?なんでそんなに詳しいのかって?

それは、この人は・・・

私だからでーす。

驚きましたか?もう何年前でしょうか?まだ髪がありますね。
笑ったでしょう!!何歳くらいかなー?たぶん24歳くらいの時かな?
お仕事で歌わせていただいた時のものですね。
顔もほっそりとしていて、今とえらい違いですね。
ま、これを機会に私の経歴なんかもお話できればいいかな。

どうぞ、見て楽しんでください
では。