(つづき)
福岡市早良区の「入部幼稚園前」バス停。
かつての「入部派出所前」である。
英字表記は“IRIBEYHOCHIENMAE”であり、ここから正しい「読み」にたどり着くのはなかなか難しい。
地名も、「いりべ」ではなく「いるべ」が正式。
周囲はこんなにのどか。
向こうに見える山のふもと、室見川に沿って昭和バスが走っていた時代も遠くなりつつある。
郊外行き乗り場。
行先のバリエーションがここまで減ってしまいました…。
都心方面行き乗り場。
それでもまだ、通勤時間帯に都心行きの路線のバリエーションがこれだけあるというのは、かなり恵まれているほうではないかと思われる。
(つづく)
福岡市早良区の「入部幼稚園前」バス停。
かつての「入部派出所前」である。
英字表記は“IRIBEYHOCHIENMAE”であり、ここから正しい「読み」にたどり着くのはなかなか難しい。
地名も、「いりべ」ではなく「いるべ」が正式。
周囲はこんなにのどか。
向こうに見える山のふもと、室見川に沿って昭和バスが走っていた時代も遠くなりつつある。
郊外行き乗り場。
行先のバリエーションがここまで減ってしまいました…。
都心方面行き乗り場。
それでもまだ、通勤時間帯に都心行きの路線のバリエーションがこれだけあるというのは、かなり恵まれているほうではないかと思われる。
(つづく)
はっきり「いるべ」と言っていました。
昭和40年頃には、「いりべ」という読みもかなり行われていて、私自身どちらが正しいのだろう、とず~っと思っていました。
「いりべ」ではなく「いるべ」が正式、とのこと、ちょっと安心しました。でも、何をもって「正式」というのかも曖昧なままですよね。
地名は漢字だけで残っていくので、その「読み」は案外疎かになってしまい、過去の文献などに当たってみてもわからないことが多いです。万葉仮名あたりまで遡らないとわからないかも…
それにしても「YHOCHIEN」の1つ目の「H」は、どういう趣旨で入っているのでしょう?
行政上の地名「東入部」「西入部」は、読みが「ひがしいるべ」「にしいるべ」となっていることから、一応「正式」と書きましたが、あくまで形式的なものであり、絶対的に「正式」かはわかりません(笑)。
たしかに、「いりべ」と呼ぶ人も多いですよね。
「ほしぐま」と「ほしくま」など、一応、「正式」な読みはあっても、必ずしもそれに定まっていないケースも多いですよね。
あと、読みは一緒でも、アクセントが前か後か2つのパターンがあるところなどもあり(この付近だと、「野芥」「田隈」など)、「読み」は奥深いですね。
>それにしても「YHOCHIEN」の1つ目の「H」は、どういう趣旨で入っているのでしょう?
王貞治の「OH」のように、“のばす時には「H」を使う”という認識が作成者にあったと思われます。
ただ、それだと「H」は「O」の後に来ないといけないのですが。