INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2011年3月2日ダイヤ改正(2)

2011年03月04日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
2011年3月2日、「JR博多シティ」のプレオープン(グランドオープンは3月3日)と同時に運行を開始した「天神ライナー」。

側面のLEDには「直行」と書いてあるものの、“終点までどこにも停まらない”という訳ではなく、“目的地まで、まるでどこにも停まらないような感じ”という「イメージだけの直行」である。
なお、車内アナウンスでは、「このバスは、都心快速バス“天神ライナー”です」という案内をしており、「快速」や「直行」など、いろんな種別がごっちゃになっている感じもする。
まあ、「他のバスよりも速そうだ」ということがなんとなくでも伝わればいいのかもしれないけど。

博多駅天神間を速く(というか時間に確実に)移動しようと思えばやはり地下鉄に分があると思われる。
観光目的の回遊であれば、そこまで時間通りじゃなくてもいいだろうし、地下鉄200円に対しバス100円という価格差も「魅力」の一つにはなりそうなので、そのあたりをうまく取り込むことができるかが成否を左右しそうだ。

なお、既存の「福岡都心100円循環バス」についても、大きな100円硬貨などのラッピングがされているようだ(「天神ライナー」の運行開始に合わせてなのか、また、全ての「100円循環バス」で行われているのか、などはよくわかりません)。
以前の記事で、「100円循環バス」運行開始当初は「行先表示やバス車体に循環バスであることを明示」するということが行われていたことについて、“「バス車体」のほうも、一般の路線バスが100円循環バスの運用に入っていることから、車体を見て判断するということもほぼできなくなっている。このあたり、初心をもう一度思い出してもらいたいものである”と書いたことがあった。
「JR博多シティ」開業が契機になって「初心」を思い出したのであれば、良い刺激だったといえるかも。
(つづく)

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2 コメント

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Unknown (ひろし)
2011-03-06 07:13:34
>「快速」や「直行」など
確かにイメージだけですね。(笑)
どっちか一つにしてくれないと、利用者にとっては訳が分からなくなり「やっぱ乗るのやめよう」ってことになりかねないかもしれません。
少なくとも「直行」は、使い方が間違っているので消しときましょうか…。

ちなみに、西鉄電車にもかつて「二日市行き直行」というのありましたが、これも実際には途中薬院に停まり、実質「特急」と同様で、厳密に言うと使い方が間違っています。

>大きな100円硬貨などのラッピング
「天神ライナー」の運行開始に合わせて…というのはあると思いますが、全ての「100円循環バス」では行われていません。
このラッピングが行われているのは、主として博多営業所に在籍している「100円循環専用の」車両のみで、他の営業所から応援に来る車両については原則対象外です。

なお、天神ライナーの車両ですが、やっぱり他のラッピングバスとの混同が生じています。
・明○堂の博多○りもん
・○鉄自動車学校
特に後者については、使われている色が全く同じで、遠くから見たら確実に見間違えます。
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Unknown (soramame)
2011-03-07 18:49:31
ひろしさん、こんにちは。

>少なくとも「直行」は、使い方が間違っているので消しときましょうか…。

西鉄のサイトの時刻表でも「直行」として扱われていますが、たしかに間違ってますよね。
でも、博多駅から「天神に行きたい人」にとっては、「天神ライナー」でしかも「直行」で「100円」ならば“乗ってみようか”という気になるし、実際乗ってみて、途中のバス停に少し停まったとしても、少々のことなら気にならないのかもしれません(間違いであることに変わりはないのですが笑)。 

先日、伊丹空港から伊丹駅に行くバスでも、「直行便」と表示しながら途中のバス停に停車するということを経験しました。
「相対的な直行」「どちらかといえば直行」「直行と言えなくもない」「まあ直行」「結構直行」「意外に直行」…という感じで、「直行」の前後にコトバが隠れているのかもしれません。
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