アテネオリンピックがあった2004年の暮に私達夫婦はアテネに遊んでいました。ギリシャの冬は地中海性気候で冬はどんよりと曇り、雨も多かったことを身にしみて知ったのです。今年の暮はTVでもアテネ暴動が報道され、ギリシャがどうなっているのか心配していました。ブログを通じてお付き合いのあるsalahiさんの記事を読む限り、クリスマス前には市民生活は平常に戻ったことが分かりました。冒頭の画像はシンタグマ(憲 . . . 本文を読む
昨日(2008/12/27)は会社の仕事納めでした。例年なら大掃除をがっちりやるのですが、今年は仕事が満杯、それに急ぎの試作が2件も入り掃除はエエカゲンでした。もの作りでは試作が上がりそうな段階がわくわく・どきどきで、ここが一番楽しいですね。幸い二つとも上手く動いてやれやれです。工場の若者たちと遊んで良い締め括りが出来ました。
この日は前日から某美大の職員の方とメールのやり取りがあり、昔の画像をH . . . 本文を読む
今年は高崎市の浜川運動公園の工事があったので何度も現場に通って滑り台や複合遊具を撮影しました。今のところ本州最長のグリッサンド(50m)のある伊勢崎市の華蔵寺公園はご無沙汰していたのです。今日は休日なので久しぶりに華蔵寺公園に行くことにしました。上武国道が伸びたので会社から15分程度で行くことが出来ました。
さすがに冬の午前中なのでお客さんは多くはありませんが、子どもたちの歓声が聞こえます。滑り . . . 本文を読む
12月20日(土曜)は危険学プロジェクトの第3回全体集会が六本木ヒルズの40F(キャラントD)で開催され、今回は私が発表をすることになっています。それでちょっと気が重い。高崎から湘南新宿ラインに乗って、車内で資料に目を通し、何をどう話すか頭に入れました。そしてガリレオ・ガリレイの『新科学対話』を読みながら東京に向かいました。慣性の法則の発見は斜面の思考実験ではなくて振り子の観察によるとか、最速降下 . . . 本文を読む
昨年の秋に導入したCNCルーターは順調に稼動して稼いでいますが、仕事の切れ目には担当者と二人で実験的な作業に取り組んでいます。今回は「祖母ログ」の依頼で文字を彫る、これをストロークフォントでやってみることにしました。この機械が入るまでフォントなど関心が無かったのですが、出来栄えに影響するので関心を向けざるを得ません。
アウトラインフォントを浮き彫りで削る場合、文字の外形を丁寧にエンドミルでなぞるの . . . 本文を読む
ギリシャポップスと出会って4年、バルカン、アナトリアそしてアルメニアの音楽が馴染む体になりましたが、同行者がいる場合はちょっと遠慮してソフトなCDを車に流します。昨年も紹介した飯田圭織のCDもそんな一枚です。ほぼ同時に購入した相田翔子の「To Pathos~情熱~」も良く聞くCDです。同じ地中海レーベルで、ギリシャのポップスに懐かしいフレンチやイタリアンのポップスがサンドイッチされているのです。
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先の日曜日、完成した表札を自宅の玄関に掲げることが出来ました。ギリシャ文字の試作から数えて5代目にしてようやく完成に漕ぎ着けました。「表札をCNCルーターで削る(白舟書体)」で紹介した表札と同じように見えますが、行書体の大きさはそのままで、位置を5mm下げただけですが、全体のバランスは良くなったと感じています。
この表札を壁に取り付けるために裏面をキーホールビットという刃物で加工しました。表面に . . . 本文を読む
私の遊び仲間の原子人さんがメーリングリストやブログでワットの蒸気機関を再現し、実際に運転していることを知らせてくれました。ワットの複動蒸気機関の再現の前にはニューコメンの大気圧機関の模型を作り動かしていたのです。ワットが蒸気機関の開発を行うきっかけはこのニューコメンの蒸気機関の模型を動かすことだったので、ワットと同じ道を辿っているのです。
蒸気エンジンはやっぱり動いているのを現場で見たいという願望 . . . 本文を読む
たなかじゅんさんのブログで『ナッちゃん』東京編第2巻が発売されたことを知り、早速書店に足を運びましたが静岡に本店があるT書店には置いてなくて、地元資本のB書店で手に入れることが出来ました。買ったのは2冊、自宅書斎用と工場の休憩室用です。これも「大人買い」なんでしょうか。
私は東京編の第1巻から読み始めて前シリーズを苦労して集め、この巻を読んで全てのエピソードが読めたことになります。それにしても前シ . . . 本文を読む
遊動円木(遊動木)は現行の安全基準(JPFA-S:2008)で「ふさわしくない遊具」に分類され撤去が進み、公園で見ることが困難になっています。ふさわしくない理由として以下の特性が挙げられています。
・揺動(可動)部自体の重量が重いもの。
・揺動(可動)部と設置面などの間に利用者の生存空間が確保できないもの。
・ゆれ幅が大きく、容易に利用者が制御できない状態になるもの。
・定員の制限が難しく、過剰 . . . 本文を読む
以前もこの木馬について書かれたエッセイスト増田れい子さんの文を紹介したことがあります。そして加速度を測定してくれた仲間からもコメントを頂いて、改めてこの木馬が「名機」だと認識しています。もう一度この木馬がこの様なデザインになった必然性を少し詳しく説明したくなりました。
木馬を支える支柱の材料はガス管(65Aφ76.3mm)で溶接エルボウでリンクの支点を内側にシフトさせています。図で示した青いサー . . . 本文を読む