
たなかじゅんさんのブログで『ナッちゃん』東京編第2巻が発売されたことを知り、早速書店に足を運びましたが静岡に本店があるT書店には置いてなくて、地元資本のB書店で手に入れることが出来ました。買ったのは2冊、自宅書斎用と工場の休憩室用です。これも「大人買い」なんでしょうか。
私は東京編の第1巻から読み始めて前シリーズを苦労して集め、この巻を読んで全てのエピソードが読めたことになります。それにしても前シリーズの全21巻は入手が困難な状況が続いています。集英社さんはご一考をお願いします。
この巻の「エピソード9 ナッちゃん、学ぶ」ではボタン製造機械の摺動部品をワイヤーカット放電加工機で切り出す場面があります。私の会社では精密な金型は作りようがないので馴染みがありません。この加工機を動かす職人さんは注文先からの図面を忠実に加工することばかりしていたので仕事に迷いが生じていたのです。自分が何を作っているか分からない。

もの作りの醍醐味は構想を練り、自分の考えが形になって行く過程にあるのです。学生時代に読んだ『資本論』にはミツバチは精密な巣を作るが、人間が凄いのは作る前から頭の中で物を作ることだ、と書いてあったように記憶しています。
設計から工場に図面を降ろす時、下請けさんに仕事をお願いする時は何が出来るかを示した図面も出すべきなのですね。モチベーションが上がりますし、何が肝でどこでを手を抜くか、これが分かるのでコストと納期に響くでしょう。
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私は東京編の第1巻から読み始めて前シリーズを苦労して集め、この巻を読んで全てのエピソードが読めたことになります。それにしても前シリーズの全21巻は入手が困難な状況が続いています。集英社さんはご一考をお願いします。
この巻の「エピソード9 ナッちゃん、学ぶ」ではボタン製造機械の摺動部品をワイヤーカット放電加工機で切り出す場面があります。私の会社では精密な金型は作りようがないので馴染みがありません。この加工機を動かす職人さんは注文先からの図面を忠実に加工することばかりしていたので仕事に迷いが生じていたのです。自分が何を作っているか分からない。

もの作りの醍醐味は構想を練り、自分の考えが形になって行く過程にあるのです。学生時代に読んだ『資本論』にはミツバチは精密な巣を作るが、人間が凄いのは作る前から頭の中で物を作ることだ、と書いてあったように記憶しています。
設計から工場に図面を降ろす時、下請けさんに仕事をお願いする時は何が出来るかを示した図面も出すべきなのですね。モチベーションが上がりますし、何が肝でどこでを手を抜くか、これが分かるのでコストと納期に響くでしょう。
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私も2巻買いました。研究室で私の持って行った「ナッちゃん」が大流行しているので、卒業する時にはもう1セット買って寄贈しようと思います^^
ロボ研では、先輩が設計したものを後輩が工場で加工するケースが多いです。後輩に図面を渡すとき、その図面がどこでどのように使われるのかをなるべく言うようにしていました。
現在、研究で必要な精密部品を町工場に外注することが多々あるのですが、たまにそこの社長さんが組みあがった機械を見に来ます。そこでの設計のダメ出しや別の加工法の提案はとても参考になりますね。
当社では文書(目的、複数のアイデア評価)がついてないブツは評価の対象にすらなりません。ものはアイデアを部分表現したものなのですが、アイデアではない。
人が研究したり開発したりする作業は文書表現があって始めて独り歩きできるものなのだと定義しています。ものはその結果であって、お客さんはものを買っているつもりですが、実は情報を買っていると思うんだ。はい。
私もロボ研またはG高専の図書館に全21巻を寄付しようと思いました。ゆっけさんはJIMTOFで簡単に大人買い出来ましたが、普通はかなり根性を入れないと揃いません。集英社が増刷しない限り、今から収集しないと寄付は出来ませんね。
Halさんの会社の業態はそうかも知れませんが、私はもっとルーズで「何となくも理屈のうち」とおおらかに構えています。世の中には文章表現が不得意の人が多いのですが、だからと言ってその人が考えていないのではありません。
未知の領域に踏み込む時は確実な方針はなくて「何となく」進む場合が多いのです。そして失敗や成功があって、理屈は後からやって来ます。
そうでなければ、そのモノがどうしてそうなったのか何も残らない。それじゃあ科学にはならないと言っているんです。
故障したら、故障した事実だけを物から推測しなければいけない。そうじゃなくって発想のルーツからモノになる過程で抜け落ちた事があるかもしれないし、たいていはそうでしょうね。
そこを追跡して評価するのに文書が必須だと言っているんですよ。
モノを直接に作れない、作る技術がない私の会社では、だからこそ物を作る文書が商品なんだ。でもね、日本の多くの会社で技術の蓄積を人の記憶に頼っていて、人がいなくなればその会社の技術力が衰えてしまうってのは、そこいらへんの甘さじゃないかなあ。
私の考えが少し甘い、と言われればその通りなのですが、発想が言葉でなくイメージで沸いて来ることが多いのが私です。
物を考えるときにどのように考えたかを記録するのは極めて大切ですね。特に失敗した時はね。