Sightsong

自縄自縛日記

ロドリゴ・アマド『This Is Our Language』

2016-03-20 00:56:43 | アヴァンギャルド・ジャズ

ロドリゴ・アマド『This Is Our Language』(Not Two、2012年)を聴く。

Rodrigo Amado (ts)
Joe McPhee (pocket tp, as)
Kent Kessler (b)
Chris Corsano (ds)

ロドリゴ・アマドは濁ってブルージーなテナーサックスを吹き続け、ジョー・マクフィーがポケット・トランペットとアルトサックスとでこれに応じる。持てる力を限られた時間のセッションに注ぎ込む、フリージャズらしいフリージャズとでも言うのだろうか。

この中でもっとも印象的はプレイヤーは、ドラムスのクリス・コルサーノだ。素早く、鋭く、繊細で、一音一音の分解性が良いばかりかその一音ごとの響きがとても綺麗なのである。

●参照
ジョー・マクフィー+ポール・ニルセン・ラヴ@稲毛Candy(2013年)
ジョー・マクフィー『Sonic Elements』(2012年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』(2011年)(ジョー・マクフィー参加)
ジョー・マクフィーとポール・ニルセン-ラヴとのデュオ、『明日が今日来た』(2009年)
『Tribute to Albert Ayler / Live at the Dynamo』(2008年)(ジョー・マクフィー参加)
ジョー・マクフィーの映像『列車と河:音楽の旅』(2007年)
ウィリアム・パーカー、オルイェミ・トーマス、ジョー・マクフィーら『Spiritworld』(2005年)
Vision Festivalの映像『Vision Vol.3』(2003年)(ジョー・マクフィー参加)
クリス・コルサーノ、石橋英子+ダーリン・グレイ@Lady Jane(2015年)
メテ・ラスムセン+クリス・コルサーノ『All the Ghosts at Once』(2013年)


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