Sightsong

自縄自縛日記

クリス・コルサーノ、石橋英子+ダーリン・グレイ@Lady Jane

2015-10-18 00:13:04 | アヴァンギャルド・ジャズ

実に久々のLady Jane。下北沢は駅の風景が一変していた。

演奏前にクリス・コルサーノさんと少し話をしていて、メテ・ラスムセンとのデュオCDのレビューのことになると、それならGoogle Translatorを使って読んだと涼しい顔。今更ながらおそろしい時代である。

■ 1st Set

Chris Corsano (ds)

最初のセットはコルサーノのソロ。ノイズとエフェクターに重ねていくブラシの音があまりにも繊細で、驚いてしまう。プレイは次第に激しさを増していったが、線の細い音を出す繊細さは最後まで失われなかった。聴いていて、誰もが身体をぴくぴくと動かしていた。

Fuji X-E2、60mmF2.4

■ 2nd Set

石橋英子 (fl, p)
Darin Gray (b)

石橋英子のフルートと、ダーリン・グレイのベース(というより、コントラバスをステージとしたギミック)。ふっとエフェクターの音を止め、ピアノとベースとが演奏すると、空が開けるようなドラマチックな印象を覚えた。

ところで、店内の壁には、六本木にかつてあった姉妹店ロマーニッシェス・カフェからはがしてきた黒田征太郎のタイル画が、まだ沢山あった。いつか1枚ほしいものだと思い続けて早何年。

●参照
メテ・ラスムセン+クリス・コルサーノ『All the Ghosts at Once』(2013年)
勝井祐二+ユザーン、灰野敬二+石橋英子@スーパーデラックス(2015年)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。