Sightsong

自縄自縛日記

かみむら泰一『A Girl From Mexico』

2016-12-09 10:21:45 | アヴァンギャルド・ジャズ

かみむら泰一『A Girl From Mexico』(EWE、2004年)を聴く。

Taiichi Kamimura かみむら泰一 (ts)
Motohiko Ichino 市野元彦 (g) 
Terumasa Nisikawa 西川輝正 (b) 
Takeshi Toriyama 鳥山タケ (ds) 

オリジナル曲が、十分な空間をもってゆっくりとしたスピードで次へ次へと展開するようで、またユーモラスで、とても好きになる。その見通しのよい空間では、市野元彦のギターが自然体で美しい音色を提示していくようで、脳が快感物質を分泌しながらその辺を散歩する。

かみむらさんはデューイ・レッドマンに多大な影響を受けたのだという。ややかすれ、エッジの丸いテナーの音になるほどと思わなくもない。最近では、もっと、楽器を鳴らしきらない~鳴らさないという鳴らしかたにも進んでいたりもするのかな。

●かみむら泰一
かみむら泰一+齋藤徹@キッド・アイラック・アート・ホール(2016年)
齋藤徹+かみむら泰一、+喜多直毅、+矢萩竜太郎(JazzTokyo)(2015-16年)

●市野元彦
rabbitoo@フクモリ(2016年)
rabbitoo『the torch』(2015年)
渋谷毅+市野元彦+外山明『Childhood』(2015年)


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