Sightsong

自縄自縛日記

エイブラハム・バートン・カルテットとアフターアワーズ・ジャムセッション@Smalls

2017-09-14 00:09:54 | アヴァンギャルド・ジャズ

お高くとまったハコで中身の薄いジャズを聴いてしまい、また熱くならないと気分がすぐれない。そんなわけで、またダウンタウンに戻り、1時にSmallsに入った(2017/9/13)。まだエイブラハム・バートン・カルテットが演奏している。これで10ドル。

Abraham Burton (ts)
David Bryant (p)
John Hebert (b)
Eric McPherson (ds)

この最高のメンバー。Smallsの喧騒の中で聴く熱いどジャズ、これである。

とは言えバートンは熱さ一本やりではなく(それがかれの魅力なのだが)、しっとりしたバラードも吹いた。デイヴィッド・ブライアントは耳が吸い寄せられる煌びやかなソロを弾いた。エリック・マクファーソンのドラムソロもまた見事。30分ほどしか聴けなかったが大満足。

ブライアントについては以前にレイモンド・マクモーリンのライヴレビューを書いたこともあり、終わった後に少し話した。来年の2月か3月にまた日本に行くかもしれないとのこと、また観に行きたい。Body & Soulかな。

この後ジャムセッションとなり、入れ替わりたちかわりミュージシャンがジャズスタンダードを演奏した。

そのような場だからイマイチな演奏もあるのだが、堂々として目が醒めるようなアルトを吹いた男がいて、次にSmallsに来たときに名前付きのステージに立っていたら愉快だなと想像した。1時間ほどいて地下鉄で帰った。

Nikon P7800

●エイブラハム・バートン
ルイ・ヘイズ『Serenade for Horace』(-2017年)
ジョシュ・エヴァンス@Smalls(2015年)
ルイ・ヘイズ@COTTON CLUB(2015年)
ルシアン・バン『Songs From Afar』(2014年)

ジョシュ・エヴァンス『Hope and Despair』(2014年)
ルイ・ヘイズ『Return of the Jazz Communicators』(2013年)

●デイヴィッド・ブライアント
ルイ・ヘイズ『Serenade for Horace』(-2017年)
レイモンド・マクモーリン@Body & Soul(JazzTokyo)(2016年)
レイモンド・マクモーリン『RayMack』、ジョシュ・エヴァンス『Portrait』(2011、12年)

●ジョン・エイベア
ジョナサン・フィンレイソン『Moving Still』
(2016年)
ジョン・エイベア@The Cornelia Street Cafe(2015年)
メアリー・ハルヴァーソン『Away With You』(2015年)
ルシアン・バン『Songs From Afar』(2014年)

イングリッド・ラブロック(Anti-House)『Roulette of the Cradle』
(2014年)
ジョン・エスクリート『Sound, Space and Structures』(2013年)
Book of Three 『Continuum (2012)』(2012年)

●エリック・マクファーソン
ジョン・エイベア@The Cornelia Street Cafe(2015年)
ジョシュ・エヴァンス@Smalls(2015年)
ジョシュ・エヴァンス『Hope and Despair』(2014年)
ルシアン・バン『Songs From Afar』(2014年)


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