shanghai☆champagne

2009年12月〜@上海、オーストラリア:駐妻
2013年6月〜@東京ワーママ
+2017年9月〜3人目妊婦ワーママ

the old China vs the latest Beijing~故宮&藍色湾岸~

2009年04月28日 | Travel in China
新旧北京

上海はあまり観光要素がなく、逆に最新のお店や商業開発地が
盛りだくさんで、big trendy cityっていうイメージだけど

北京は街の至る所に「中国っぽい」風景が広がっていて
人も上海よりはゆったりしている感じ

一方で、上海に負けてられんと、
街中に開発中のディストリクトが溢れていて、最新のオフィスビルが建ち
世界中のSPAが凌ぎを競うように、最新の商業施設がオープンしてる。



豊かな才能と長い歴史で培われた文化を持つヨーロッパや
大自然との共存がそのアイデンティティになっているアフリカやオーストラリア、

…とは全く違う

巨大な人口と巨大な文化を抱えつつ、自らの活路を次に見出さなければ
存在し続けられない、中国という国の理屈が少し見える気がします




the latest Beijing
まずは最新の北京。前回書いた「新光天地」もだけど、それ以外にも
新しい施設がいっぱいあって、今回は昨年11月オープンの
「藍色湾岸(SOLANA PLAZA)」に行ってきました。



700近い店舗が、中心の広場と南面の湖とに面する
巨大ショッピングモール

ZARAとか無印とかTUMIとかアディダスとか見慣れたお店もたくさん
あったんだけど、今回いった目的は「Maxim de paris」

マキシムドパリは26年前に北京1号店を出したそうで、ここが2店舗目。


2層で、2Fはレストランウェディングとかに向いてそうな雰囲気で
1Fはカフェっぽくも使える感じでした。
今回はランチで利用。
なんと一人148元(=2100円)でデザートとメイン付きのブッフェ
日本で食べたらいくらくらいするんだろう・・・?

夜のメニューは中国オリジナルのものもあるし、フランスと同じメニューで
日本でも全く同じメニューっていうのもあるそうです。

晴れて気持ちいい日だったので家族連れが多く、

おじいちゃんおばあちゃんもいて
広場はたくさんの人であふれていました


そしてこれは万達広場というビジネスエリアの一角。
真ん中が広場になっていて、取り囲むのは20近いオフィスビル。


この向い側は新たな開発エリアで工事中。
はたしてどんな街に変わっていくのか、
想像の追いつかない成長っぷりになんだか少し怖くなりました


one of the historic properties
翌日、北京に来て初観光
故宮に行ってきました。

先日新聞で「あまり知られていないがSydneyのOperaHouseは
中国のForbiddenCityにヒントを得て作られた」って読んで
「Forbitten City」に行ってみたいなぁと思ってたら、
Forbitten City=故宮でした
(故宮の中に英語の説明があって知りました)



故宮は、1400年の明代から第一次世界大戦後まで「紫禁城」
という名前で中国の皇帝のお家として使われていたもの、
その後「故宮(博物館)」と名を改め


今は博物館として、全体の半分くらいの部分が一般公開されてます
(一般に公開されていない部分もある)

・・・っていうことを知らなかった自分にびっくりしました
ここに書くと「そんなん常識でしょ」と思われるかも、、、と思いつつ笑。

ちなみに有名な「天安門」はこの故宮の一門。

ということで故宮自体は今は博物館なんだけど、ルーブル美術館とか
メトロポリタンのように、展示物を見ていたらとっても時間が
足りないので、建物を見て回ったんだけど、ものすんごく広くて、
想像以上にきれいで見ごたえのあるものでした。

あんまり期待してなかった分(笑)、びっくりしました

でももっとびっくりしたのはその人の多さ…><
晴れて暖かい日だったから観光客がすっごい量で。。。

去年のGWの蘇州、1月春節のハルピンでも驚いたけど、
たくさんのというより「大量の」ぐらいの表現がぴったりな感じ。

蘇州はあまり大きな町ではないので人当りして疲れたけど、
ハルピンや北京は広いので「広大な場所に大量の人がゆったりといる」
感じです





     ~ 新・旧 北京 ~

万里の長城や頣和園、まだまだ見るところはいっぱいなので楽しみだけど

この国はどこに向かっているのか・・・


2005年の調査で在中国(香港含む)の日本人は11万人。
 (一方、在日本の中国人(不法滞在含まない)は48万人。
  面積割合で考えたら相当な中国人が日本に住んでいることにびっくり)

2008年の調査では、在中国(香港含む)の日本人は13万人。

ここ5年間の推移は横ばいだそうなので、
たぶん今も12~14万人の間でしょう。
ちなみにざっくりだけど、全体の3割が上海、1割が北京、2割が香港です。


それにしても。CHINA DAILYの紙面の明るいこと笑。

航空産業、車産業、人材マーケット、さまざまなトピックで何度も目にする、
「世界は恐慌に見舞われているが中国はその影響をもっとも受けなかった」
的な一文。
(受けてないとは言えないところが、ね)

CHINA DAILYがどうゆう新聞かよくわかんないけど、
読んでて明るい気持ちになれるから、働いてた時の日経よりよく読んでます


最後に。
最近ハマってる「ジャンプ写真」。
失敗版。あまりにかっこ悪いので載せときます


Comments (5)
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my new days in 北京 ~the capital city of China~

2009年04月24日 | Travel in China
北京到着~~~


去年のオリンピック以来、
あの時は完全に観光気分で、まさか住むことになるとは・・・

お家は空港から車で30分足らず。


真ん中の建物がマンション&ホテル。

上海と違って北京は、街が広い、道も広い


故宮があるのが町のど真ん中(物理的に)で、
私が住むのは、南東の「四恵」というところ。

ものんすごい郊外に住むと思いこんでやってきたんだけど

CBDというビジネスディストリクトの「国望(コクボウ)」までバスでで10分、
観光の中心でもある「王府井(ワンフーチン)」まで地下鉄かバスで20分、

なかでも、リッツカールトンや、新光天地という新しい商業施設の集まる
「大望橋(ダワインチャオ)」までバスで5分程度で行けちゃうので、
意外に便利です

到着した日はものんすごい晴天でした
これ高速道路の料金所。おしゃれじゃない?



★イトーヨーカドー10周年記念祭
家の近くのイトーヨーカドー、10周年記念で館内くまなく周年祭、
野菜まで超特価!!

ということで、お米5kg、野菜、飲み物など買い物袋で3袋分
い~っぱいに買いこんだにも関わらず、120元(=1800円)

ヨーカドー、地元スーパーよりは全然新鮮な感じ、がするようなしないような。
思い込みだとは思いつつ、日系っていうだけで安全な気がするんだよね笑。

市内北部には昨年秋にイオンSCもオープンしてるから見に行こうと
思います


★大望路でLUNCH
新光天地という香港系DEVの百貨店。
とってもきれいでデパ地下スイーツもなかなか♪

フォションのカフェ+ブランジェリー+食品(左)、ザ・ペニンシュラのサロン(右)。

フォションにはチーズバーコーナーもあって、カフェコーナーでマカロンも発見
B1Fと1Fの二層で150坪くらいの大きなお店です



★亮馬橋「好運街国際美食MALL」で北海道のお魚&有機食品GET
数年前に日本の女性がコンセプトメイクしてテナントを集めたんだって。
日本食、韓国、タイ、イタリアン、スペインなどいろ~んな国の
レストランが並ぶ通り。
ここ「蔵善」っていう居酒屋がお魚がおいしいらしいんだけど
その隣の「魚蔵」っていうお店でそのお魚が買えます
北海道から冷凍→空輸で人気なんだと。


鯖がほしかったんだけど、行った日は一尾丸々しか売ってなくて(涙)
さんまの味噌煮とギンダラをお買い上げ。
しめて60元(900円)。やっぱり「日本」が絡むと一気に高くなる笑

こっちは有機食材のお店。かわいいお店でした



★地元旅行代理店
C-tripっていう旅行代理店が超便利で、
航空券の手配からホテルまで、電話一本で家までチケット宅配してくれます。
前回ハルピンに行ったときに使って、今回は次の労働節(5/1)、
青島にチンタオビール飲みに行くのも手配しました。
日本語は通じないけど英語でできるのです。
中国語じゃほんとさっぱりどうしようもこうしようもないので・・・

でもHISやJTBみたいなツアーがなくって航空券、ホテルと
個別で手配するから安くはない。
ハルピンの時も2泊で10万(円ね、さすがに)以上かかったし
今回の青島は格安航空券だけどそれでも1泊2日で8万くらい。

だからちょっと他の旅行代理店も探そうって思い、
地元の代理店に行ってみたら・・・

め~~~っちゃ安いツアーがいっぱい・・・

中国人のツアーを聞いてみたらなんと
青島、2泊3日で500元(=7500円とか・・・)!!!

でも細かく聞いてみたら・・・
「(飛行機ではなく)バスで8時間とかで、ホテルは3つ星レベル。」

中国語わからないと厳しいから今は個別手配にするしかないけど
中国語が話せるようになったらローカルツアーにも
参加してみたいなと思いました


★中国全土の料理の集まるフードコート
家の目の前の商業施設のB1F、家の周りは最新の高層オフィスビルと
それと一緒に開発されたらしき公園がいっぱいで、
(日本で言うな汐留です、あそこまできれいではない。。。もちろん。)
その地下に昼休みはオフィスワーカーでにぎわうフードコートがあります


30ブースくらいあるんだけど、カレーとかパスタとかはありません。
湖南省料理、雲南省料理、杭州料理、港式(香港ね)料理、etc.etc...
中国全土の郷土料理が食べられます
わからない料理のオンパレードで、「中華」ってこ~~んなに
いろんなのがあるのね、と圧倒されました。


北京の街、思ったより全然きれいで、無印良品やユニクロ、
なんでもあるじゃん、で、不便ではないんだけど、
(北京オリンピックで一気にきれいになったらしい)
上海に比べると日本人が圧倒的に少ない(上海が異常に多いともいえる)から
日本人向けの学校などの情報は全然少ない

今回も短期とはいえ学校に通うし、いろいろ知りたいし
というのに、インターネットじゃぁさっぱりテキトーな情報しか手に入らず
こっちに住んでいる友達からの情報に本当に助けられました


それがなかったら本当に引っ越し翌日から勉強スタートなんて
無理だった…。

でも北京と上海両方に住んだことある人に、
「北京に住めば上海のことがわかる」って謎かけのように
言われたんだけど、その意味がわかりました。
上海のよさ、北京のよさ、それぞれのマイナスなとこ、
比べることでわかるもんなのね

ちなみにお家。




朝ごはん付きっつ~のが何とも楽チン♪

Comments (2)
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Study, Cook, Market and Dance ~Viva Shanghai~

2009年04月18日 | Daily in Shanghai
夜景見ました
シドニーの最後の夜に見た夜景が凄すぎてそれに比べると・・・、
だけど

ルーフトップのBARでこれまで見たことのない角度から見る夜景は
なかなか素敵でした
 (Kさんありがとうございました~
  ってこのブログの存在を知らないから届かないけど

帰ってきてから晴天が多いから割と気持ちいいです

これはおうちの前の通り。


小龍包教室に行きました
友達のを見学させてもらっただけだけど清潔で
おしゃれなお茶屋さんの一室でのお教室。
「お」なんてつくものに通う柄じゃないけど

大好きな小龍包をマスターせずには帰国できない!
ので北京から戻ってきたら通います

アフターヌーンティーランチ
しました。なんと店内写真撮影禁止で撮れなかったけど中に入ると
まったくもってアフターヌーンティ、おいしかったし。
でも値段が違う
前菜・メイン・デザート・紅茶、メニューから
それぞれ選んで、88元(=1200円)、やっぱ安い・・・



安い!といえば、布市場に行きました
噂には聞いてたけどすごかった!!!

連れて行ってくれた友達がオーダーしたウールコートは、生地や裏地を
店内の実物から選んで4500円位、3~4日で出来上がるそうな。
絶対作ろう!と心にきめました

さらに市場つながりで言うと
「食器市場」なるものにも行きました。
キッチン用品市場、って感じでありとあらゆるものが…
コーヒーメーカーからお皿から鍋から。やっすい安い

小龍包の籠を一個100円くらいでGET★
マフィン型みたいなペーパーも買ったんだけど50円くらいで一生分くらい
入ってました




でも今回は遊んでばっかじゃありません

ついに中国語真面目にやり始めました

帰国した翌日から、毎日みっちり学校通ってます。
1月はあせらずに休息しよう、上海に慣れようとか
わけのわからないことを考えて好きなことしてた

で、好きなことしてるわけだから楽しかったけど、
 でもいまいち、別に幸せじゃなかった…

今のいっそがしい毎日のほうが幸せだって、気づいてしまいました。
もう一生のんびりは勘弁

は いいとして、
語学学校の最初のカウンセリングで「半年で6級、一年で9級」とりたいと
いう私に「半年でHSK6級は…う~ん、1年で9級は見たことないですねぇ」と
あまりに流暢な日本語を話す中国人スタッフさんに苦笑いされたけど、
 

今日は授業の帰りがけに「6月のHSK受けましょうよ、4級はいける!
もし取れなかったら私が小龍包奢ります」と言ってもらった
(ちょっとうれしい^^でもまだ始めたばっかりで4級がどんなもんで
 9級ってどんだけで、そもそもHSKってどんなテストか分かってない…
 ※HSK 中国語水平試験 初級(1~3?) 中級(3~8?)高級(9~12?)
  位置づけはTOEICの中国語版的な。大学や会社などは6級を基準に
  しているところが多いみたいです。)

そう、まだまだ始めたばかり。
北京での学校もとりあえずきまって

と順調に進んでると思ったら。

7月から6週間程度通う予定だった上海交通大学の語学夏期講習が
「今年のみ」施設の改良工事のため休校決定…(><)

ということで、別の大学二つ見てきました
で、そのうちの一個が気に入ったので、没問題(no problem)と。

 見に行った日が雨だったから写真が暗いけど。

そして
9月からはもともとの予定通り交通大学に1年通いまっす


相変わらず独り暮らしな今日この頃。
明日は日本食で飲み会、日本食がか~~なり久し振りで少し楽しみ

日曜は「中国長袖ダンス」レッスン笑。
なんだろうね、この怪しい名前。
「中国でとっても人気の有名なダンス」だそうな。
袖がビロビロしててヒラヒラさせるやつかなぁ~。
ダンス習うのとか久しぶりすぎて緊張

先生は中国語しか話せないから、ダンス専門用語勉強してからいかねば。
ダンス用語って…?

「重心を」とか「伸び」とか「筋肉」とか「動かす」とか
「反対の足」とか「手の先まで」とか?
 辞書で調べても使えなそう
 明日学校の先生に聞こう…


 日本は春真っ盛り、気持ちいい日々が続いていますか?
  桜まだ咲いてますか?
 
 
 日本を出てまだ4か月、あっと言う間だった
  でも「春」って聞くと「日本」にこころ惹かれる今日この頃

       Viva JAPAN 
Comments (9)
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The bellybutton of the Earth ~Uluru-KataTjuta~

2009年04月11日 | Travel (Others)
ウルル・カタジュタ国立公園


ユネスコの世界複合遺産に登録される、
地球のへそとも言われる、世界で2番目に大きな一枚岩、
「ウルル・カタジュタ」を取り巻く大自然です


日本人にはエアーズロックっていう英語名の方が有名だけど
観光地化を勧める政府に対しここの原住民(アボリジニの一種族)が
権利を主張して裁判を起し、長年にわたる審議の結果、
この地は原住民のものとの判決により、名前も彼らの呼び方
が正式なものとして採用されたのです。


何があるって、この一枚岩と大自然以外、なんっにもない


でも、赤土ながら多彩な植物に支えられてさまざまな動物の暮らす
この地は、大自然の豊かさを象徴するものでした


ひたすら広大なこの景色、空から取った写真だと想像しやすいかしら?

真ん中に見える集落は観光客のために開発された、
エアーズロックリゾート。
6つの宿泊施設とショッピングモールなど。

ここから20KMの距離にウルル、50KMにカタジュタがあります
方向が違うから一緒には写せなかったけど。


エアーズロックってきくと登山!って思い浮かべる人が多い
と思うけど(含自分)、最大傾斜45度、往復平均2時間という
なかなか急な登山路
現在は登山口は唯ひとつで、天候(特に風)を見て危険なときは
閉鎖されるんだけど、数年前まではみんな勝手に登ってて
死亡事故が絶えなかったとのこと。
規制がしかれた後の去年も死亡事故が一件あったって言ってた。

原住民は自分たちの神聖な場所で命を落とすことを好まず
人々に命を大事にして欲しいから登山には反対、ということで
登山口にはこんな看板が、各国の文字で記載されています。



36個の部分から成るカタジュタの、有名な4つの岩です



この真ん中には散策路があり、岩の切れ目がVサインになっているの

 
右下に人がいるのが見えるかしら?
これまだまだこの切れ目のところに行き着く全然手前。
行けども行けども近づいてこない笑
岩のほんの一辺を歩くのに本気で歩いて片道25分かかりました。

そしてウルル。
強いサンシャインのお陰で、
時間によっていろんな表情を見せるウルル。
 
夕暮れ時、シャンパンを飲みながらその色の変化を鑑賞。

大自然の甚大な力が生み出したこの風景に

・・・ちっぽけな自分を感じました


夕焼けに照らされてチョコレート色!
と嬉しそうにはしゃいでいたら、ツアーで一緒になった家族の次女さんが
同じことを言ってキャッキャいっていました・・・

まだ4歳、だけどパパがNY出身で日本人のママと4人、渋谷の松濤に住む彼女は
すでにバイリンガル。(もちろん難しいことはしゃべれないよ、4歳だもん)
お姉さんはインターナショナルスクールに通っていてほとんど日本語は
しゃべらないとのこと。同じ姉妹でも違いが出るの、おもしろいよね。
せっかくなのでみんなで一緒に写真を撮りました。
でも目が大きくってと~ってもかわいいの

そして翌朝、サンドイッチを食べながら日の出を待つこと15分。
朝陽に照らされてキラキラ輝くようなその姿。

 


泊まったのは前述のエアーズロックリゾートの中。
それぞれのホテルには展望台(っていっても建物ではなく
少し高台になっているところ)があって、そこからもウルルが見えます。

20KM離れててもカメラでここまで捕らえられるってすごくない?
 

左の下に白い屋根っぽいのみえるかしら?
木の陰に白っぽいものが。(ほとんど見えてないね)
これが泊まったコテージです。


何もさえぎるものなく、ただ地平線に向かって沈んでいく夕焼けも
とってもキレイで言葉を失ってただただ眺めていました。

 
左下に見えるのがカタジュタ。


ここウルルにも、野生のラクダとかカンガルーがいっぱい居るんだって。
暑い昼間はお休みしてるから会わなかったけど。

ラクダってもともとはイメージ通り中東の動物。
それが少ない水でも兆時間動けるっていう燃費の良さを買われ
馬の代わりとしてオーストラリアに輸入され繁殖。

時代の変化でラクダが必要なくなって多くが野生に返されたんだけど
それが大繁殖して今やオーストラリアはラクダ輸出大国だそうな


このユーカリの木、一部が黒く焦げます。
  
実はユーカリはアルコール分を多く含むから気温が上がりすぎると
自然発火してしまうこともあるということで
そのせいだと思っていたんだけど。

そうじゃなくて、なんと自分で自分を枯らしているそうなんです。
「自分で自分を」っていうのは自然発火と一緒なんだけど
水などが獲得できず弱ってくると、
自分の枝の一部を自ら枯らして生き延びるんだって

「選択と集中」。
人間だけの能力じゃなかったのねと驚きながら。


そしてこれはリゾート内のショッピングセンターです
 
中には郵便局もあってAirMailが送れました

このウルル、イギリス人探検家によって発見されたのは19世紀末ごろ。
「馬に乗ってこの荒野をやってきて発見した」そうな。

当時は言葉の通じない先住民がまだまだ前現代的な生活をしているこの地で
馬に乗ってパカパカしてたら巨大な岩を見つけた、って・・・

なんとも凄い状況


でもその形成の過程はもっと凄い

このウルルが形成され始めたのは6億年前といわれていて
ほぼ現在の形になったのが約400万年前。

つまり6億年前から現在まで少しづつ、少しづつ変化を重ねて
今の形になっている

一個人ではどうやったってその変化を肉眼で見ることは不可能な、悠久の営み。

想像したら気が遠くなってきた・・・・・


ちなみに①
ウルルカタジュタは世界で2番目に大きな一枚岩(ウルルとカタジュタは地下で
つながってるから一枚ね)。
じゃあ1番目はっていうと「マウント・オーガスタス」っていって、これも
オーストラリアにあるんです。
しかも大きさはウルルの2.5倍だって。(もうわけわかんないけど)

でもウルル・カタジュタほどの知名度はない
なぜ??

ちなみに②
アボリジニって英語の元来の意味は「原住民」。
それがオーストラリアの原住民を呼んで固有名詞になったんだけど
オーストラリアにはもともと700超の種族の原住民がいたんだって。
(今は100いくつまで減少している)
種族が違えば言葉・文化・歴史全て異なるから、それを全て総称して
アボリジニっていうのは、日本人・インドネシア人・韓国人をアジア人って
呼ぶようなものであまり適切ではないらしい
だからできるだけその表現は避けてみました、が
もちろん今は原住民の人たちも私たちと変わらない生活をしている人が
大半で、ウルルでもリゾート内の家に住みショッピングセンターで買い物して
るんだって。見た目が違うから見ればわかるそうだけど。
一方で種族の歴史を守ろうと、従来の生活を続けている人もいるそうです。

本当にいろんな生き方があるのねと、自分は自分らしい生き方をしていこうと
思ったし、それができることって幸せだなと、自分を取り巻くすべてのものに
感謝の気持ちでいっぱいです


ちなみに③
ハエが大発生です ハエよけ防止必須
二人で15ドルだったかな。物価安いオーストラリアでは少し高って感じるけど
空港着いて見つけた瞬間に買うことをお勧めします。

水分を求めて人間の目や鼻や、耳に向かって大集合。
時期が夏から秋に変わりつつある時だったから、まだましな時期らしいけど
これまでに経験したことのないことでびっくりしました
日が出てる間だけだし、なぜか荒野にはい~~っぱいいるんだけど
リゾートエリア内にはほとんどいません
これもまた経験
Comment
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I'm home!! ~from Sydney to Shangahai~

2009年04月09日 | Travel (Others)
 
 <手動(足動?)スムージー!!@メルボルン郊外>


ただいま

3日前の夜中に上海に戻ってきました。
日曜の現地時間早朝4時半(上海時間AM2時半)にホテルを出発して、
現地時間7時(上海時間AM5時)のフライトでまず10時間。
香港でトランジットで上海に着いたのは20時過ぎ。

トータル18時間以上を、飛行機&空港で過ごしました

日本は直行便があるから多分10時間くらいなんだけど上海からは
トランジットがあるから半日を超える長旅です・・・

時差ぼけ防止のために寝ないように、SUDOKUしたり映画見たり。

キャセイパシフィックとドラゴンエアーに乗ったんだけど、キャセイが最新のキャリアで
映像系が超充実!ちょうどみたかった映画「Australia」があって
英語でサブタイトルなし、情けないことに100%は理解できなかったけど
ニコール・キッドマンの美しさに、十分に楽しめました



そして、、、
上海に着いたって意識した瞬間一気に気が抜けたのか極度の疲労で
翌日の夕方までずっと体がしびれてる感じでした笑。

上海はすっかり春で気持ちい晴れの日が続いてます。
桜も満開(むしろもう散り始めてる涙)だし改めて「家っていい!!!」と強く実感

expireしたVISAの延長申請で10日間は上海にいなきゃいけないので
4月21日から北京に住むことにしました。

北京に住むのは2か月、とはいえ、
いろいろ持っていきたいからオーストラリアの荷ほどきをしつつ、

北京の荷造りを考えつつ・・・

結局まだまだ落ち着きづらい生活です

<今後の予定>
 ~4/20 @上海
 4/21~ @北京
 6月~  @上海(7月頭に友達の結婚式出席のため日本に帰国予定)


それにしても上海に戻ってきて人の多さとビルの多さに
びっくりびっくり

改めてオーストラリアとの違いを覚えながら、

かつ、すっかり中国語が出てこなくなってる自分にも
この国が中国語しか使えないってことも忘れがちで(笑)

昨日夜食事に行くためにTAXIに乗った、ところで
ふと中国語がしゃべれない事に気づき、、、
地図も持ってなくって、運転手さんと顔見合せて、
とりあえず日本語で話しかけてみました。

どんな奇跡が起ころうとも通じないことは明確ながら・・・


そんな自分への反省も込めつつ、
もともと帰ったらすぐに中国語の勉強を始めたいと思っていたので、
昨日、中国語の学校を3つ、体験学習ハシゴをして、
家に一番近いところに決定、今朝heavy二日酔いに苦しみつつも
授業料を払い、さっそく今日から授業受けてきました



なんか単なる日記になってますが。。。

オーストラリアの旅行記、メルボルンで止まったままだけど
その後のウルル(エアーズロック)とシドニーは本当に素晴らしい旅行で
UPしたい写真と書きたいことが山盛りなのにぃぃ

具体的にはまた書きますが、今振り返って思うことは
オーストラリアはほんっとうにいい国です

上海以外で海外に住んだのは、今回のブリスベンが初めてだったから
愛着がわいたのもあるとは思うけど
それにしてもあまりに気候がよく安全で物価も高くなく
人もフレンドリーだし、観光的な要素も十分にあるし
シドニーが「世界で住みたい町」に選ばれるのは充分に理解できる。


 <ハーバーブリッジ@もちろんシドニー>


旅行だけなら、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ大陸、アジア、
南アメリカ、わりと満遍なく行って、リゾート地から歴史のある町、
寒い国暑い国、いろいろ見たけど、「happyに暮らす」という観点では
オーストラリアは中でも一番いい国だと強く思います


ほら、こんな素敵なモールがさらっといっぱいあるし。<@シドニー>

オーストラリアって、国土は日本の約22倍以上、でも人口は日本の約6分の1。
つまり人口密度が130分の1なのです。
いたるところに溢れる緑は、満点の日光を受けて大きく育ち
市内中心地でも野生の小鳥や小動物に会うこともしばしば



 <@メルボルン>
 
歴史的に英国人を中心として移民が多いのもあって外国人に対しても
とってもフレンドリー。
OGイングリッシュは癖があって大変だし、あと食事がどうしてもお肉中心だから
ヘルシーな食生活が難しいのは辛いけど、
ふと走ったりテニスしたり体を動かせる機会がcheapに手に入るのも本当に
よかったです。

ブリスベンもシドニーもメルボルンも、都市機能とボタニックガーデンと
河が同居する空間だから、シティランナーも素敵だし、
テニスは都心の最新のコートでも一時間500円程度だよ~~


すっかりオーストラリアLOVEになって帰国しました。

 <これは空撮写真@シドニー。初めてSeaPlaneに乗ったの

まだ英国から独立して110年くらいしか経ってなくって、もともとは
流刑地だったところもあり、文化的な歴史はヨーロッパほど
ではないけれどグレートバリアリーフ、ウルル、ダーウィンなど
ここでしか味わえない大自然はしょーもないしがらみから自由になる
エネルギーを与えてくれる気がします

とにかく本当によかったので、エアーズロックとシドニーのBlogは、
今後行く人に参考になるように書けたらいいなぁと思います。

最後に・・・

オーストラリア最後の夜に行ったお店での一枚。
夢のようなお店でした・・・
ここに行くためにもう一度シドニーに行きたいと
本気で思うくらい・・・
((何が素敵なのかはまたシドニー編で書きます))
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