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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ラーゲリより愛を込めて

2023-07-24 05:05:42 | 邦画
個人的に嵐の二宮和也作品はある意味戦争映画しか見てないかもしれないなぁ
ってこの作品戦争映画の範疇には入らないんだよね
1945年4月9日ヨーロッパ戦線の方も結果がついて連合国軍の一員として不凍港が欲しかったソ連スターリンは太平洋への出口としてもその覇権を目指して
敗戦受け入れてるにもかかわらずに一方的に北海道を入手すべく“日ソ不可侵条約”を一方的に破棄してソ連が日本に戦争を仕掛けてきて
 
北方領土と満州の二方面から攻撃を仕掛けてきた
もしマッカーサーが太平洋軍司令官でなければ日本は青函海峡で国境線が敷かれていたかもしれない
そんな北海道を取れなかった腹いせなのか満洲に駐留していた日本軍は戦犯としてソ連に拿捕されて捕虜ではなく戦犯としてはシベリアでの強制労働を強いられて5年の歳月戦犯として過酷な重労働に従事させられていた
 
さらにその中で戦時中のソ連地方に行来していた人物だけがさらに抽出されスパイ行為とみなされ一方的に25年の重労働を課せられるという現実が待っていたとは
そんな中にこの人物語の主人公山本幡男さんという人の実話映画です
映画の上方全く入れないから邦題の「ラーゲリより愛を込めて」ってことで
山本さんが生きて日本のは土遠踏むまでのお話だと思うおもっていたら
原作の『収容所 (ラーゲリ) から来た遺書』が全てを語っていたんですねぇ
 
ってことでまさかまさか重層的に観客を泣かせにくる作品だっとはねぇ
決して泣かせる映画がいい映画だっていうことではないとは思うんですが
作る側も観る側も泣ける映画でないと金払った意味もない
映画を作った意味もないって言う感覚が全てのような作品でした
それがいいとか悪いとか言ってはいませんけど
こういう作品だと意図しなくても泣けるわけだよねぇ
この泣かせるクライマックスの届いた遺書の描写何肝だったようですね
 
奥さんには妻を亡くしてる桐谷健太に
息子さんたちにはラーゲリで山本さんから文字の読み書きを教わった中島健人に
山本三御母堂には母を亡くした松坂桃李さんに
そして全体遺言には安田顕さんと
遺書と個人が置かれた立場が遺言届け人とシンクロさせている見事さはなんともでしたねぇ
 
シベリアの収容所の戦犯としての日本人たちの描写はかなり現実ひどいものだったようですが
この作品ではあまり凄惨という感じではなかったですね。やっぱ見る側への配慮ってかいうようなものが働いていたんでしぃうねかなりヌルい描写としかいえなかったけども・・・
 
北川景子さんの遺書全部もらっての「おかえりなさい」で映画は締めて欲しかった
寺尾聡さんの祝辞はいらなかったよなぁ
って思ったのはわたしだけ?
 
2022年製作、日本映画、「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会作品、東宝配給
辺見じゅん『収容所 (ラーゲリ) から来た遺書』原作
林民夫共同脚本、瀬々敬久共同脚本・監督作品
出演:二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、寺尾聰、桐谷健太、安田顕、奥野瑛太、金井勇太、中島歩、田辺桃子、佐久本宝、山時聡真、奥智哉、渡辺真起子、三浦誠己、山中崇、朝加真由美、酒向芳、市毛良枝

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