MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

蜜の宮殿

2017-07-21 10:38:00 | 洋画未公開
スペインのイグレシア監督の
「みんなのしあわせ」のスペイン本国のBlu-rayを予約していたのがようやく届いた連絡を受けて序でに購入してきたドイツ盤のBlu-rayです
ドイツの年齢規制でRー16指定ということですのでチョイエロチックな映画というっことですか

何とアサイラム社のロゴがいきなり目に飛び込んできてと言うことで
2015年の製作ですので「フィフティ・シェイズ・オブ・ グレイ」をパクった官能映画だと思って見てましたが
パクったのはSMがメインシチュエーションだけの映画だった

シングルマザーとして一人娘の大学進学を控え、父親が経営する不動産会社で役職者ミシェル
だが、肉体の欲求を持て余していおり、付き合っている中年男性とのセックスには満足しておらず
彼女はことがすんだあとローターで性的満足を得るのであった
そんなある日偶然知り合った謎めいた青年ライアンの誘いに乗って、SMクラブに参加し
ライアンとのSM情事に溺れ、次第に職務にも支障を来し始めていくのだが・・・

キャプ画で見られるように冒頭からカリスマ・カーペンターの脱ぎっぷりが良くてビックリ
映画とかドラマで彼女のヌードを見たことがあんまりと言うか殆ど無いので
彼女がアサイラム社の映画で全裸に!?と・・・
でも最近の撮影機材は優秀なのでアップになると目尻とか首筋とかに小皺と言う寄る年波がモロに

ってことで青年ライアンが何故に彼女にモーションをかけたのかってのがちょっと不思議に思えたのですが
物語の進行上ライアンは親子丼のSMだったのね

そして、娘に手を出したことからライアンへの復讐と言うことでMと言う受け身に甘んじていた彼女は
Sとしてライアンを責めまくるのだがライアンへの責めは、絵的には相当ヌルい描写なのはやっぱりそこはアサイラムでしょうか
もっとハードな演出でも良かったのではないかな

ドラマ部分では彼女の成功物語と言う形で終わるけども
成功の後のオチは読めちゃうのがなんともでしたが
カリスマ・カーペンターのでっかいオッパイがこれでもかって堪能できただけで
満足できる映画です♪

2015年製作、アメリカ映画
ジャレッド・コーン脚本・監督作品
出演: カリスマ・カーペンター、ダニエル・ボールドウィン、ブライス・ドレイパー、テレル・オーウェンズ、マイケル・モンクス
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哭声/コクソン

2017-07-21 02:52:21 | 韓国映画
これも買っちゃうと見ない口で積んであったンですよね
レンタル屋さんでは「お嬢さん」「アシュラ」とこの「哭声/コクソン」と3本で
一つのポップで陳列してましたが「お嬢さん」は2週間前にセルリリースされていたよな
韓国盤ではなく米盤のBlu-rayですので英語スーパー表示での鑑賞
國村隼さんは日本語しかお話にならないのね

哭声(コクソン)=谷城(コクソン)だったのねぇ
のどかな韓国の田舎の村、谷城(コクソン)がこの映画の舞台
オープニングは、そんな長閑な村で一家惨殺の事件が起き
主人公である村の警官が殺人事件でありながら朝食を済ませてから現場に臨場するんだけど
田舎の警官に手に負える殺人事件じゃない
現場では何もしないし、それがまさに連続殺人事件に発展していく・・・

何もできない、って言うかシナイ警官って言う表現は
韓国映画の得意とするおバカ警察の様相ってことで、果たしてコレで大丈夫かい
って言うか殺人事件解決のサスペンスミステリーな映画と思わせといて

そんな村社会ですからね、異質なモノに過剰に反応するってのは村社会の常識でもあるわけで
この村の山奥に得体の知れない日本人が一人住み着いてるとなると
異質なモノの排除に動くっていうのは人間の心理として当然の摂理ってことで
自分の一人娘に危害が及ばんとすれば親として
おバカで無能ではあるものの司法の執行官として
日本人の排除に動く訳で、彼の飼ってるチョイ狂暴な犬を殺して脅しをかける

が、映画は更に娘に悪魔がとりついて・・・いつのまにやら「エクソシスト」的な様相に変化していき
悪魔払いとして有名な祈祷師が呼ばれて
お払いのダンスと言うか躍りと音楽が実に楽しいんだけど
殺人事件解決は完全にどっかにいっちゃってまして
娘に悪魔がとりついたのはあの日本人が・・・ってことで山狩りして殆ど
もう妄信的な異物排除の心理と子を思う親心ってことで警官でありつつも
父親として主人公はある意味殺人鬼に変貌しちゃっています

人はいつでも悪魔に変身できるってことなんですね
そういうわけで、ラストは祈祷師が謎を解き明かすモノの
時すでに遅し・・・娘は悪魔と成り果てて祖母と母親を殺してしまっていた
神と悪魔と紙一重ってことなのかも知れませんが

2時間30分ナンだか3本分の映画を一本に詰め込んだまさにごった煮映画を
韓国映画特有のエグさで見せてくれるのですが
直接的な殺しのシーンとか皆無なのに無惨な死体はたっぷりだし
祈祷師がリバースするシーンがあるんですが
最初は真っ赤な血反吐が濃厚スープみたいなものに変化するものの
実に嘔吐の時間が長い・・・よくまぁこんだけ連続して吐きつづけられるものだ

日本人として國村隼さんが出演されてまして・・・ラストはもう大変身の熱演でしたが
クレジットではKUNIMURA JUN表記っていうのは
ハングルに漢字名が混じると・・・って言う国民感情に配慮したからか
って勘ぐってしまったのは私だけ??

2016年製作、韓国映画(日本公開作品)
ナ・ホンジン脚本・監督作品
出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ、キム・ファニ、チャン・ソヨン
コメント (2)
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