木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

いずも旅22 松下村塾

2018年05月21日 | 日日録
萩といえば、吉田松陰でしょう。
ということで、まず松下村塾に向かいます。
実は、萩本陣の山を下るとそこに松下村塾があります。
吉田松陰が安政の大獄で処刑されたのが30歳ですから、
激しかったけれども何事も成し遂げずに散っていった人生でした。

塾舎は、当初八畳で、翌年十畳半を増築したのが残っています。

この和室で講義をしたそうです。
それにしても、こんな片田舎の塾舎で煮詰まっていた者たちが、
のちに明治維新を成し遂げるとは一体誰が予想したでしょうか?
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いずも旅21 萩本陣

2018年05月20日 | 一見記
出雲からひたすら国道を走り続けること4時間・・・
出雲〜江津〜浜田〜益田〜大田〜萩
日が傾いてきました。

今日の宿泊先は ・・・ 「萩本陣」です。
夕闇迫る頃、ようやく到着しました。

朝起きてみると、萩市内が一望できます。


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心清茶味香

2018年05月18日 | 茶湯記
心清茶味香(心清ければ茶味香んばし)の色紙です。

大徳寺高桐院 松長剛山 の筆です。
私はこの方の筆が好きです。
朝顔図です。

奥田流雲の筆です。
朝顔が一輪だけ咲いているところが気に入りました。
姿もいいです。
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私とは何か

2018年05月17日 | 読後記
私とは何か 「個人」から「分人」へ   平野啓一郎著  講談社刊

目からウロコの説です。
私も今日から分人主義者として生きて行きます。

人間は決して唯一無二の分割不可能な個人ではない。複数の分割可能な分人である。
私たちは、自分という人間を複数の分人の同時進行のプロジェクトのように考えるべきだ。
私たちは、多種多様な分人の集合体として存在している。
私という存在は、孤独に存在しているわけではない。他者との相互作用の中にしかない。
自分探しの旅とは、新しい環境、新しい旅を通じて、新しい分人をつくる旅である。
愛とは、その人といる時の自分の分人が好きという状態である。

分人という発想は、仏教文化を底辺にした日本人だからこその発想にも思えます。
だって、十一面観音という発想は、まさに分人の発想ですよね!
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出石焼 金彩蝶茶碗

2018年05月16日 | 茶湯記
出石焼の茶碗です。

白磁に小さな金彩の蝶が二羽舞っています。
中にも一羽います。
ここを正面にして茶碗が出され薄茶を飲み干すと・・・
一羽の蝶が底から現れるという趣向でしょう。

かわいいのでついつい入手してしまいました。
小島昇山の作です。
出石焼は、兵庫県豊岡市で焼かれる磁器で透き通るような白が特徴です。
江戸時代に鉱脈が発見されて生産が始まったと言います。
白い陶磁器は数々ありますが、
この湿り気のある白い肌合いは他にはないものです。
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竹籠花入

2018年05月15日 | 茶湯記
安来節演芸館でどじょうすくいの魚籠を買いました。

どじょうすくいが面白かったので思い出にと思ったのです。
眺めてみると・・・これは花入になると思い立ち
黒い陶器の花入を籠に入れてみました。

この組み合わせでいいんじゃないか!
いばらく満足していたのですが・・・
お土産用の魚籠は作りが荒すぎることが気になってきて
結局、竹籠の花入をまた買ってしまいました。

こちらはさすがにしっかりしています。
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ウィスキーと二人の花嫁

2018年05月14日 | 日日録
第二次世界大戦中のスコットランドのエリスケイ島を
舞台とした映画です。

原題は、Whisky Galore(たっぷりのウィスキー)です。
ウィスキーの配給が途絶え、気力を失った島民に
アメリカにウィスキーを運ぶため通りかかった船が座礁して
突然大量のウィスキーがもたらされたことで起こるドタバタ劇です。
こういう映画が好き!
娘を嫁に出す父親の心に感情移入してしまいました。
日曜日の午後3時ですが、観客は七名でした。
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いずも旅20 稲佐の浜

2018年05月13日 | 一見記
出雲大社を参詣し、出雲そばも味わったので、
出雲に別れを告げ萩を目指します。
海側の道を行くついでに稲佐の浜に立ち寄りました。

この浜は、
天照(アマテラス)から派遣された建御雷(タテミカヅチ)が
大国主(オオクニヌシ)と対面し、国譲りの協議を行った所です。
また、毎年、神有月(他地域では神無月)に
出雲大社に集まる神々が上陸する所です。
砂浜の真ん中に佇んでいるのは弁天島です。

ここからは高速道路がないので、萩まで4時間くらいかかりそうです。
暗くなる前に到着したいな。
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いずも旅19 かねや 出雲そば

2018年05月12日 | 一見記
参道沿いのお店はどこも混んでいて待ち行列が出来ています。
どこかいいお店はないか?ipadで調べてみると「かねや」がでてきました。
参道から横道にそれて10分くらい所にあります。
待ってるよりも行ってみようと脇道を進みます。
途中に「地元の人がすすめる店 秋篠宮 紀子 両殿下献上」 と
書かれた「かねや」の看板がありました。
しばらく歩くと見えてきました!

ここまできて混んでたらどうしようと思っていましたが、案外空いてる感じです。
注文は当然、手打ち出雲そば

美味しかった!です。
有名人がかなり来店しているらしく、
サイン入りの色紙が壁一面に飾られています。
竹内まりや の色紙 ありました!
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いずも旅18 竹野屋旅館

2018年05月11日 | 一見記
ちょうどお昼時になったので、食事をしようと参道をぶらついていると・・・
竹野屋の看板が目に入りました。

ここはもしや 竹内まりや の実家の旅館ではありませんか?

そうです。間違いありません。
老舗と聞いていましたが、結構、小綺麗な旅館だなと思ったら・・・
家業を継いだ長男が経営能力に乏しく
とうとう廃業の危機に見舞われたところ、
竹内まりやが資金を投じてリニューアルし、経営再建中とのことです。
ちなみに、私は 竹内まりや のファンです。
「シングルアゲイン」「告白」「駅」が彼女の三大名曲です。
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