木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

桜謡会2月

2022年02月28日 | 舞謡記
オミクロン株蔓延のため1月は中止になった
桜謡会が再開しました。
3回目のワクチン接種も終えていたので参加しました。
今回は、
一月の謡初めに予定していた番組で
難波
草紙洗小町
高砂
の3曲でした。

2ヶ月ぶりに声を出したらスッキリしました。
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仏典を読む

2022年02月27日 | 読後記
仏典を読む 死から始まる仏教史
   末木文美士著  KADOKAWA刊

オミクロン株で外出困難のため久方ぶりの読書です。

「遊行教」から「「妙貞問答」まで十三の仏典を
論じています。
常識となっていた新仏教中心論が大きく転換したのは
1975年黒田俊雄によって提唱された顕密体制論による。
顕密体制論では、従来旧仏教と呼ばれていたものを顕密仏教と呼ぶ。
真言宗や天台宗に代表される顕密仏教は、
中世に至っても仏教界の主流であり続けた。
中世仏教の主流と考えられていた
新仏教(浄土真宗、曹洞宗、日蓮宗)は、
このような顕密仏教の異端派に過ぎない。

キリスト教ではよく目にする「異端派」という概念が
日本の仏教界でも論じられていたとは・・・
全く知りませんでした。
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景絵2 戸隠神社杉並木

2022年02月26日 | 書画記
戸隠神社杉並木です。

記憶に残っているのは
杉並木に差し込む光の列です。
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景絵1 野尻湖宇賀神社

2022年02月25日 | 書画記
昨秋行った野尻湖を景絵にしました。

記憶に残っているのは
野尻湖の船着場から望んだ
宇賀神社が球だったということです。

オミコロン株のため外出困難となり
過去の記憶を元に家で絵を描いていますが、
油絵はすぐに乾かないので作業が進みにくいです。
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景絵の五原則

2022年02月24日 | 書画記
このところ五原則主義にはまっているので、
油絵の風景画を描くにあたって五原則を定めました。

絵のテーマは
「閑かさ」
です。

「人間は自由の刑に処されている。」
と言ったのはのは確か・・・サルトルでしたが、
自由は重すぎるので、五原則主義者で行きます。
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悟絵5 茶十徳

2022年02月23日 | 書画記
F4のキャンバスがもう一枚あるので
「茶十徳」を作りました。

「茶の十徳」は高山寺の明恵上人の言葉と言われています。
茶を喫すれば・・・
諸天加護  神仏の守護が得られる。
父母孝養  父母を養い孝行するようになる。
悪魔降伏  悪心邪念を除去できる。
睡眠自助  眠くならない。
五臓調和  体が整い健康になる。
無病息災  病気をせず寿命が伸びる。
朋友和合  周囲の人と和合できる。
正心修身  正しい心で修身できる。
煩悩消滅  欲望を断ち切ることができる。
臨終不乱  氏に臨み少しも惑わない。
十の徳が得られます。

これは、11月の口切の時に掛けたいと思います。
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悟絵4 円相

2022年02月22日 | 書画記
利休忌用のキャンバス色紙を作ったので
天然忌用のキャンバス色紙も作ってみました。

円相です。
円の起筆を真下にすると整いすぎるようなので
地軸と同じように23.5°傾けて起筆してみました。
この円相は、地球すなわち世界を表すことになります。
円だけだとあまりに素っ気ないので、
中心軸に「喫茶去」(きっさこ)と入れてみました。
これで、地球の皆さんお茶でもどうぞ
という意味になります。

9月の天然忌にはこれを掛けたいと思います。
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悟絵3 利心休せよ

2022年02月21日 | 書画記
旧暦の2月28日は千利休の命日です。
利休忌には利休坐像の軸を掛けるのが慣わしですが、
一炊庵で使う利休忌用のキャンバス色紙を作りました。

坐像の代わりに・・・
利休の命名のもととなった
「利心休せよ」

茶の極意を表すという歌
「花をのみ まつらむ人に 山里の
雪間のくさの はるをみせばや」
藤原家隆

「ふきのとう」とともに描きました。

利休忌にはこれを掛けます。
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二十四節菓4 雨水

2022年02月20日 | 茶湯記
雨水の菓子は・・・

梅の練切です。

紅白のコンとラストが強すぎました。
グラデーションをつける技を磨かなければなりません。
コロナ禍が終息したら手作りの菓子で
友を招いて「菓子の茶会」を行いたいのです。
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二十四節花4 雨水

2022年02月19日 | 茶湯記
雨水の花を入れます。

花は・・・

ちょうど庭に咲き始めた有楽です。
合わせの掛物は・・・

梅花香雪和
読み方は
ばいかゆきにわしてかんばし
現代語訳は
雪の中、梅の花が咲いている。
その香りが漂ってきて
梅とともに春が来ていることがわかる。

赤い椿と赤い梅とが、
ともに春を待つ風情。
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