木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

銀座ソニービル消滅

2018年03月31日 | 日日録
銀座に行ってビックリ!
銀座ソニービルがありません。

1966年(昭和41年)にオープンした銀座ソニービルは、
建築家 芦原義信が設計したモダニズム建築のシンボルの一つで、
螺旋状のスキップフロアにより「縦の銀ブラ」ができる展示空間によって
一世を風靡した建築です。
それが たったの50年で消滅!
「用」を根拠にした建築は儚いものです!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月白風清

2018年03月30日 | 茶湯記
月白風清(げっぱくふうせい)の色紙です。

妙喜庵の 武田士延 住職の筆です。
妙喜庵には、千利休の「待庵」があります。

月白く風清し

蘇軾の「後赤壁賦」の一節です。
有客無酒  客あれども酒なし
有酒無肴  酒あれども肴なし
月白風清  月白く風清し
如此良夜  此の良夜を如何せん

いいですねー

「赤壁賦」好きなので
このブログの副題としている
江上の清風 山間の名月 も
「前赤壁賦」の一節からとったものです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋日

2018年03月28日 | 茶湯記
日本画の掛け軸です。

静かな絵です。
これは、四十雀(シジュウカラ)でしょうか。
粉川洛木(こながわらくぼく)の作です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひまわりは枯れてこそ実を結ぶ

2018年03月27日 | 読後記
ひまわりは枯れてこそ実を結ぶ   堀文子著   小学館刊

とにかく題名が気に入って読み始めました。
白寿を迎えた堀文子の命の言葉がちらばめられていて
通勤電車で読みふけってしまいました。

心を揺さぶる美しいものがあるから絵を描く。
しかし、その絵の中に何が表れているのか私にはわかりません。
私は「絵師」と言う職業を選んだのです。
「芸術」と言う言葉は、人々をも私をも惑わせます。

慣れない。群れない。頼らない。

美しいと思ったのに、自分が一度も描いていないのは虹です。
最後に虹を描いて、「虹の橋を渡ってあの世に行きます」と言っております。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理趣経

2018年03月27日 | 読後記
理趣経    松長有慶著   中央公論社刊

高野山で平かな付きの理趣経を入手してきたので
般若心経とともに唱える練習をしようとしていますが、
書かれている内容が全くわからないのでは意味ないと思い
この入門書を読んでみました。
平易な言葉で書かれていてとても読みやすかった。

「帝網(たいもう)」と言う言葉を初めて知りました。
自分は一人で生きているのではない、
自分が生きていると言うことは世の中全てのものの助けを受けていると同時に、
自分もそのものたちに何かしてあげなくてはいけないと言う
無限の繋がりの関係を表す言葉です。
これって西洋風の言葉にすると、
ハイデッカーの「世界内存在」でしょうか。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春彼岸

2018年03月23日 | 日日録
彼岸といえば墓参りです。
妻の両親と自分の父・・・両方の墓参りをしました。
それぞれ茨城と栃木にあるので新たに開通した圏央道が大活躍です。
雪になりそうな雨模様の中、線香をつける手もかじかみます。

自分が還暦を迎え、親が死んで行くと、
この世よりもあの世の方が親しくなってきたせいか
墓参りなどもきちんとするようになりました。
若い時には考えもつかなかった光景です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

習事八箇条 飾物五箇条

2018年03月21日 | 茶湯記
河原書店の「習事八箇条飾物五箇条」です。

実は、入門から習事へ進める事になったのです。
お茶が点てられればそれで十分と思っていたのですが
少し身についてくると欲が出てくるものですね。
習事八箇条とは、
茶筅飾
台飾
長緒
盆香合
花所望
炭所望
組合点
仕組点
です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不染鉄

2018年03月19日 | 書画記
日曜美術館で初めて知りました。
付染鉄
早速、アマゾンで探したところ予約販売中の画集に出会いました。
「不染鉄之画集」

求龍堂から2018年3月16日に発行されたばかりです。
絵は素晴らしいです。

パースペクティブを無視し、山河と建物を立面のみで捉えています。

・・・芸術はすべて心である。
   芸術修行とは心をみがく事である。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信楽焼 掛花入

2018年03月18日 | 茶湯記
信楽焼 掛花入です。

足元の黒い部分は土が違うみたいです。
上方は釉薬がかかって緑がかっていてトリコロールになっています。
杉本瑞峯の作です。
帛紗入れです。
一つあればいいと思っていたのですが・・・
場面に合わせていくつか欲しくなってくるものなのですね。

網代に飛び鳳凰
です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無聲呼人

2018年03月17日 | 茶湯記
掛軸に出会いました。
「無聲呼人」です。
聲なくして人を呼ぶ

真言宗犬鳴派大本山 七宝瀧寺管長 東條仁進 の筆です。
ここは、修験道のお寺です。
筆捌きに、何やらインパクトを感じるのです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする