木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

第九 2019

2019年12月27日 | 日日録
ベートーベンの第九で今年を締めくくります。
所は、東京文化会館

演奏は、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団

向付は、 チャイコフスキーのバレエ組曲「白鳥の湖」
本膳は、 ベートーベンの交響曲第九番 合唱付き
です。
ウクライナは、音楽はもちろんですが、楽団員も美人揃いで
前から4列目のセンターに席を取ってよかった。

東京文化会館は、リニューアルして雰囲気良くなりましたね!
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申楽談儀

2019年12月26日 | 読後記
申楽談儀    観世元能著  水野聡訳  檜書店刊

申楽は、聖徳太子が神楽より申楽を作った際、「神」の偏を取り旁のみを残して
「申楽」と名付けた。

万事かかりなり。   ※「かかり」とは、風情のこと。

かかりは、謡のすべてである。

拍子の極意は、巨石運搬を思い浮かべるがよい。
「えい」というかけ声で、大勢の心が一つになって重いものも動かせる。
ここに拍子の秘密があるのだ。
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近代能楽集

2019年12月21日 | 読後記
近代能楽集   三島由紀夫著    新潮社刊

三島由紀夫が全謡曲の中から現代化に適するものとして
精選し現代劇とした8編です。
馴染みの謡曲ばかりなので、
どの現代劇もなるほどこういう設定にしたのかと
新旧の物語が脳内で交錯するという
不可思議な状況を楽しむことができました。
特に、「熊野」はほとんど喜劇に変換されています。
病の母が北海道から上京してきてしまうあたりは
思わず笑いがこぼれてしまいます。
・・・面白かった!
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書に親しむ15 集字聖教序3

2019年12月18日 | 書画記
今日の王羲之はこれです。
お手本は、

我が書は

書けない!
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書に親しむ14 集字聖教序2

2019年12月11日 | 書画記
王羲之の続きです。
先生ののお手本は、

私の書は、

王羲之の書は転折の仕方が違うと知りました。
転折した時に筆先が裏返るのです。
これを徹底的に稽古するぞ!
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2019 能 発表会

2019年12月08日 | 舞謡記
年に一度の仕舞と謡いの発表会が行われました。
会場は、新宿能楽堂です。

実際の舞台(檜舞台)での発表なの緊張感します。
私の今年の出し物は、
仕舞は、清経のキリです。
謡いは、清経のワキです。
最後に先生による仕舞の演舞がありました。

これは、違う世界です。
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華厳 無礙なる世界を生きる

2019年12月05日 | 読後記
華厳 無礙なる世界を生きる     藤丸要編   自照社出版刊

これは、龍谷大学仏教学特別講座のテキストです。

四法界説
「自法界」とは、相対差別する現象界のことで、事々物々がそれぞれに区別があって
相対差別しているとみる世界観です。
「理法界」とは、絶対平等なる心理の世界のことで、現象の背景でそれらを平等に
成り立たせる根拠の領域です。
「理事無礙法界」とは、現象と心理とが互いに妨げることなく一体であり、
絶対即相対で、互いに妨げないことを言い、現象としての事と
理体としての真如が相即円融している世界観です。
「事事無礙法界」とは、現実に存在する森羅万象を仏の知恵によって
見た世界です。事々物々がそれぞれ独立しながら、しかも同時に、互いに調和し
どこまでも融通していると観る世界観です。

心は工なる画師の如く、種々に五陰を画く。
一切世界中、法として造らざることなし。

明恵上人の高山寺の木額
「日出先照/高山之寺」(日出て先に照らす高山の寺)とは、
「華厳経」の教えのことです。

いつか、高山寺に行ってみよう!
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