木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

建築への教え 第10句

2019年02月26日 | 作事記
空間の経験は、出来事の起こる順序に大きな影響を受けます。

閉鎖的な空間を進んだ果てに本殿にたどり着くと
より意味深く神聖なものを感じます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建築への教え 第9句

2019年02月25日 | 作事記
場所の精神(ゲニウス・ロキ)

ゲニウス・ロキは、元は古代ローマ神話の土地の守護精霊です。
現代は「土地柄」とか「土地の雰囲気」という意味で使用されます。


ヒロシマのゲニウス・ロキ
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旧村川別荘

2019年02月24日 | 日日録
お茶のお稽古の帰りに、旧村川別荘の「ひなのまつり」を見てきました。
我孫子の手賀沼周辺は、大正時代には別荘地でしたから
近くに賀直哉邸もあります。


ここは我孫子市の指定文化財となっていて、
「つるし雛飾り」が展示されていました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建築への教え 第8句

2019年02月23日 | 作事記
建築は、空間の思索である。   ルイス・カーン

ルイスカーンは、建築の幾何学的思索を極めた建築家です。
初期の住宅から晩年の建築に至るまで
・・・すべてが幾何学的思索の過程と捉えることも可能です。

その建築は、イデアの面影からイデアの実態へと深化していく過程そのものです。

ルイス・カーンの息子で映画監督のナサニエル・カーンの作品
「マイアーキテクト ルイス・カーンを探して」
を見て、その思いを深めました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建築への教え 第7句

2019年02月20日 | 作事記
建物は、
郊外では、勝手気ままに建ちますが

都市では、しのぎを削って建ちます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳴海織部 銘々皿

2019年02月17日 | 茶湯記
鳴海織部の銘々皿です。

鳴海織部は、ちょっと手が込んでいて
白土と赤土を継ぎ合わせて作ります。
白土には緑釉をかけ、
赤土には白泥を塗り鉄絵を描きます。
寺田美山(てらだびざん)の作です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ねりきり

2019年02月16日 | 茶湯記
和菓子教室は、「ねりきり」です。
これこそ和菓子の華、日本の食文化の華です。
「桜」を作りました。

桜の花の中央に白くぼかしが入るはずなのですが。
桃色にあんの層が厚くで、白いあんが浮き出てきません。
「ひとひら」を作りました。桜の花びらひとひらという意味です。


球体にしたあんに、切り込みを入れたり、窪ませたり
するだけで森羅万象に変化していきます。
しかも食べられます。
楽しい!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清経

2019年02月14日 | 舞謡記
謡の稽古は、「清経」です。
今日は、シテの謡です。
「聖人に夢なし。誰あって現と見る。
眼裏に塵あって・・・・
強吟のとても難しい部分です。
先生が板書して微妙な時声の動きを説明してくれます。

しかし・・・頭でわかっても声がついてきません!
謡10年と言いますが、本当にそうですね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

顔真卿伝

2019年02月13日 | 読後記
顔真卿伝  時事はただ天のみぞ知る    吉田忠夫著  法蔵館刊

顔真卿展をきっかけにその生涯に興味が湧いて
この本を手に取りました。
顔真卿は、
高潔で人間味があり、正義漢で融通無碍、
あらゆる美徳を備え、その行いはこの上なく引き締まり
凶暴なものも楯突こうとせず、吹き荒れる大風にビクともしない。
人間としての迫力が書に現れているんですね。

顔氏家訓通りの生を全うしています。
「一家は書生門戸であって、代々富貴の身分になった者はおらぬ。
今後、士官するにしても二千石の官を超えてはならぬ。
結婚の相手にも権勢のある家の者を望んではならぬ。」


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建築への教え 第6句

2019年02月12日 | 作事記
人はネガティブスペースを移動しポジティブスペースで生活します。

建築空間は、人間の経験や行為に大きな影響を与えます。
屋根と柱と壁で構成された空間が、ポジティブスペースです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする