木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

流し箱・生抜き

2018年08月27日 | 茶湯記
和菓子作りは道具から・・・
カッパ橋道具街の浅井商店から道具を調達しました。
寒天や羊羹に不可欠の流し箱と羊羹舟です。

生抜きも必要です。

桜と鮎と楓です。
早速、流し箱で透明和菓子に挑戦です。

「清流」と題しました。
虎屋の羊羹を生抜きした楓が流れ、鮎が泳いでいます。
小石の塊は、鈴屋の大納言甘納豆です。
素材にはいいものを使って見たのですが、見た目がちょっと地味ですね。
一番下の層に砂利に見立てた道明寺を敷き詰めたのが最大の誤りでした。
箱から取り出そうとしたら、道明寺が箱からうまく外れず
寒天もろとも崩壊してしまいました。
大失敗です。
形は崩壊してしまいましたが、
寒天に入れたラム酒が上手く効いて大人の味わいが出て美味しかった!
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輝ける人生

2018年08月26日 | 日日録
イギリス映画「輝ける人生」をみてきました。

原題は「FINDING YOUR FEET」で、
「あなたの寄って立つところを発見しなさい」と言った意味でしょう。
get back on my feet が自分の足で戻ってくる=立ち直る ですから
・・・そんな感じでしょう。
夫の浮気が原因で離婚した女性主人公が、ダンスを通じて
自分の本当の人生の喜びを発見する話です。
心が蘇ってくる姿がとてもいいです。
人間何歳になっても恋愛感情が人生の輝きを与えてくれるという
のが西洋映画の価値観ですが、
悟り重視の仏教的価値観を知る東洋の老人から見ると
人生を賛歌する別の道もありそうな気がしてくる今日この頃です。

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青山椒

2018年08月23日 | 日日録
山椒の青い実がなりました。

そこで思いついたのが「ちりめん山椒」です。
まず山椒の実を収穫します。
これを茹でて、水に浸してアク抜きをします。

小分けしてサランラップに包んで冷凍しました。
これで下準備完了ですが、
「ちりめん山椒」になるのは次回にお預けです。
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樵 石臼挽き手打ち蕎麦

2018年08月22日 | 日日録
御代田で浅間国際写真フェスティバルを見終えたら
昼過ぎになっていました。
せっかく御代田まで来たのだから佐久まで足を伸ばして
「草笛」のそばでも食べに行こうということになりました。
なんとか「草笛」の駐車場に止めてお店に入って見ると
超満員の待ち行列です。
今日は無理だと諦めて軽井沢に帰る途中どこかで食べようということになりました。
信濃追分に差し掛かったところで見つけたのが
石臼挽き手打ち蕎麦「樵」です。

注文したのは、「あいもり」です。

二八蕎麦と田舎蕎麦の組み合わせです。
更科蕎麦との組み合わせも可能なのですがこちらは品切れでした。
久しぶりに蕎麦らしい蕎麦を食しました。
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仏典を読む 大乗の教え(下)

2018年08月21日 | 読後記
仏典を読む 大乗の教え(下)   中村元著   岩波書店刊

浄土三部教から説き起し、真言宗の理趣経に至って説き終わります。
時間軸で見ると、
大乗仏教は、三世紀に龍樹の中観思想が確立し
五世紀に世親の唯識思想が完成し、
七世紀の密教にいたりました。
これを、
空海が中国から日本にもたらし真言宗として花開いたということです。

心は巧なる画師の如く、種々の五陰を画き、一切世界の中に、法として造らざるなし。
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浅間国際フォトフェスティバル4

2018年08月20日 | 日日録
ここは映像作品が展示されています。

奥に行くとシャーロット・デュマの馬がこちらを見ています。

イベントエリアに行くとダミアン・プーランの猫カメラが立っています。

この猫の前のサークルに立って見上げると写真をとってくれます。
撮影された映像データをスマホに移して持ち帰ることができます。

このフェスティバルは案外面白かったです。
ここは将来写真美術館になるようです。
不思議な視覚体験に溢れた楽しい美術館になればいいな!
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浅間国際フォトフェスティバル3

2018年08月19日 | 書画記
美術館の前庭にアメリカのスクールバスが駐車しています。

中にチャド・ムーアの作品が展示されています。

美術館に入ると鳥に迎えられました。

ルーク・ステファンソンの作品です。
美術館内は動画的な作品が展示されています。
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浅間国際フォトフェスティバル2

2018年08月18日 | 書画記
ホンマタカシの二重の茶室(カメラオブスクラ)という展示があります。

三畳の真っ暗な茶室に小さな穴が空いていて茶室そのものが
カメラオブスクラのなるという仕掛けです。
入ってみるとぼんやりと外の景色が写っています。
景色は当然ながら上下左右が逆転しています。
フェルメールは本当にカメラオブスクラを活用していたのでしょうか?
屋外にはジェシカ・イートンの作品が展示されています。

反対側から見ると、ロジャー・バレンの作品になります。

不気味な写真の奥に浅間山が見えます。
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浅間国際フォトフェスティバル1

2018年08月16日 | 書画記
御代田の浅間国際フォトフェスティバルに行きました。
昔、メルシャン美術館のあったところです。
近い将来写真美術館が設立されることを見据えて
カメラ大国日本らしい写真の祭典として企画されています。

敷地全体が会場として使われ、屋内のみならず屋外も展示場として
活用されています。
受付の建物を抜けると水面の下にマッシモ・ヴァターリの作品が展示されています。

展示棟に入ると、寄生獣のような作品が待ち受けていました。

小池健輔の作品です。
・・・写真のフェスティバルだけあって、ここは全て撮影自由です!
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錦玉かん 金魚

2018年08月15日 | 茶湯記
和菓子教室で学んだ「錦玉かん」を復習しました。
教室の4倍サイズに挑戦です。
悪戦苦闘の末・・・・ついにできました。

金魚が泳いでいる風情です。
早速、家族に振る舞うと・・・・大絶賛です!
和菓子熱がヒートアップしてしまいそうです。
ところが、これを小分けにしようと包丁を入れると
寒天がずれてしまいました。
なんと・・・寒天層の間にコールドジョイントが発生しています。
寒天とコンクリートが同じ性質を持っているとは
全く想像していませんでした。
寒天の打ち継ぎに注意!
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