木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

書に親しむ17 風信帖2

2020年01月28日 | 書画記
空海の風信帖の2回目です。
お手本は、

我が書は、

空海は、難しいです。
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コロー

2020年01月26日 | 書画記
コローの風景画です。

コローは、29歳の頃からイタリアを旅行して
ありふれた風景画の習作を残していますから
きっとその頃に描かれたものだと推測すると・・・
それだけで楽しいね!

これも座右の銘とします。
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かたちだけの愛

2020年01月22日 | 読後記
かたちだけの愛   平野啓一郎著  中央公論新社刊

平野啓一郎の唱える「分人主義」に興味を持っていたので、
小説を読んでみようと思っていました。
特殊な状況の小説は疲れるので最も普通の状況のものを選んで
「かたちだけの愛」を読んでみました。
面白かった! 一気に読み終えてしまいました。
主人公と女の関係と主人公と母の関係
二つの関係が絡み合って話が進行します。
主人公が母を許して受け入れるプロセスに
「分人主義」の意味を感じました。
この視点に立てばこそ、人を許すことができる。
この視点に立てばこそ、人を愛することができる。
「分人主義」には、救いがあるかもしれません。
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ダリ

2020年01月20日 | 書画記
サルバドール・ダリの幽霊二輪馬車です。

まさに夢と現の境を紛らかしています。
若きダリ29才の作です。
この絵を私の座右の銘とします。
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山是山水是水

2020年01月19日 | 茶湯記
山是山水是水

色紙をよくみると山是山の山が絵文字になっています。

堀内家十二世兼中斎の筆です。
堀内家は、表千家の宗匠を務める家です。
十二世兼中斎は、京都大学理学部卒の理系の茶人です。
その為かどうかは知りませんが・・・独自です。
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フィッシャーマンズソング

2020年01月18日 | 日日録
フィッシャーマンズソング コーンウォールから愛を込めて

漁師バンドがイギリス中を席巻する奇跡の実話!

漁師町とか炭鉱町とか・・・いかにもイギリスな映画です。
面白かった!
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書に親しむ16 風信帖1

2020年01月17日 | 書画記
空海の風信帖です。
これは空海から最澄宛た手紙3通を表装したものです。
1通目が風信帖、2通目が忽披帖、3通目が忽恵帖と言います。
今回の手本は、忽披帖です。
お手本は

我が書は

惨憺たる状態です。
空海の筆使いは千変万化変幻自在でとてもついていけません。
五筆和尚と言われただけのことはあります。
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大日経 住心品講讃

2020年01月16日 | 読後記
大日経 住心品講讃   松長有慶著   大法輪閣刊

大日経三十一品のうち一般公開可能な第一の住心のみを
対象として講じられています。
真言宗の公式見解では、
自性心は五大所成で、理法身としこの仏が「大日経」を説かれた。
自受用心は五智所成で、この仏が「金剛頂経」を説かれた。
となっています。
六十心段
心の姿というのは、貪の心を始め、受生の心に至る六十の心である。
1「貪心」 現前のことに捉われて浄い心を汚す心が貪心である。
・・・
60「猿猴心」 猿の心である。猿は身も心も散乱して少しうもじっとしていない。
六十心は、人間の心についての六十通りのあり方です。

53「田心」 人は良い田を持てば常に耕し、草取りをし、塵を除去し、色々手を尽くして
清らかな田にするように努める。
人も同様である、常に功徳力を廻らし、その心を豊かにするように努めねばならない。
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薄茶茶碗

2020年01月15日 | 茶湯記
ミニマル茶室「一炊庵」を使って、
茶会パーティーをしてみると
薄茶茶碗が少ないことに気づきました。
濃茶はまわし飲みですが、薄茶はそれぞれなので、
続けて点てる分だけ茶碗の数が必要になります。
季節で使い分けられるような絵柄を選んでみました。
早春は梅です。

春は桜です。
外側は昼桜、内側は夜桜の絵柄になっています。

秋は萩に月です。

茶会パーティーは、想像以上の楽しさです。
古人が茶事にのめり込んだのもうなずけますね!
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「私」は脳ではない

2020年01月14日 | 読後記
「私」は脳ではない 21世紀のための精神の哲学  
          マルクス・ガブリエル著 姫田多佳子訳   講談社刊

マルクス・ガブリエルの一般読者向け三部作の第二巻です。
前回は「世界」を扱いましたが、今回は「自由」を扱っています。

起きる出来事には、そのどれにも、それが起きるために必要な一連の条件があり
それらの条件はひとまとまりになって出来事の発生を充足する。
どんな出来事も、必要な条件が全部揃って、充足することなしには生じない。

我々の行動に必要な多くは固い原因ではないので、我々は「自由」なのです。

ヒュームの話が印象に残りました。
ヒュームは、内的体験の携帯を分類するために、印象と観念を区別しています。
印象は、データのミックスサラダと解釈しており、
観念は、データのミックスサラダが整理されることで生まれる。
ヒュームの区分は、現象的意識(印象)と思考的意識(観念)の区別に対応しておる。
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