国立能楽堂で能を見た帰り、千駄ヶ谷まで来たのだからと
新国立競技場を見にいきました。
兎に角巨大な施設ですが、巨大さ以外の印象が残りません。
そういえば、
ザハ・ハディドの計画案が建設予算オーバーで中止されたことを思い出しました。
思い起こせば、
1世紀のヴェスパシアヌス帝によるコロッセウム
8世紀の聖武天皇による東大寺の大仏
19世紀のルードヴィヒ2世によるノイシュバンシュタイン(白鳥城)
などの歴史に残る巨大施設はいずれも
「常軌を逸した蕩尽」によって成し遂げられています。
ここも蕩尽しとけば良かったのに!