ポメくんメニュー。

最近独身男性の愛犬ポメラニアンの暮らしぶりの
動画を見ている。
飼い主が作る食事メニューが参考になるのだ。
毎日のメニューは栄養のバランスと私の好み
が優先で外食できない息子の嗜好がかならずしも
合うとは限らないと思い参考にすることに。
一人暮らしの愛犬ポメくんと食べる夕食を見ていると
牛丼やうどん粉カレー、ラーメンなどの男性メニュー。
ポメくんの飼い主はマンションに一人暮らし。
道具も材料も節約もしているのだろうが、
少い食材で器用に作る、なかなかの
料理人。結構手際がいいのだが、独身男性の一人暮らし、
あ、そこもう少し足したほうがいいのでは、と思うこと
度々あるが結構真面目に作っているのだ。
察するにきちんとお家で育てられたいい息子さん
に違いないと思わせられる。
愛犬ポメくんは食事の前に必ずお手をさせられるが
食欲旺盛。時に飼い主の分まで食べたがる。
見ていて思わず我が家のカレーをたべさせたく
なる。息子はうちには料理のできるどら猫がいる、
と嘯くが、猫は料理はしないのだ。
自由に外の世界に行けないのは猫も犬も人間も
同じ。今は飼われているポメくんと同じ暮らし。
今時男子は犬や猫を飼い、人間は飼わないらしい。

今年の春は来る？

最近はほとんどがネットの注文。
ポイント活用に勤しんで、節約することに。
とはいえ他に楽しみがない暮らしゆえ、
食べることに傾きがちなのは否めない。
人と会って会食することが仕事だったことも
あり、いろいろなところで食事を楽しんできた。
コロナ以前は日本中が美味しいものを楽しむ
暮らしに慣れていたのだが今やその楽しむべき
飲食店が次々と閉店に追い込まれている。
家庭での自粛生活で自宅で料理する人が
増えているようだ。
しかしコロナで仕事を失う人も増えていて
久しぶりに見たテレビで学生さんたちが
アルバイト先を失い、困窮して戸外での
野草暮らしをしている番組を見ることに。
子供の頃を思い出し、昔はおやつ代わりに
野草を食べた時代を記憶の隅から引き出された。
遠い昔の話で今時野菜がわりに野原を渉猟する
なんてことがあるなんて、と思ったが
都会生活は全てがお金だ。
便利ではあるがいざという時は長期戦は
できない暮らしだ。
子供の頃はそこら中が畑や田んぼの
ある暮らしが今は全て家並とお店や
ビルになってしまっている。
定年後に田舎暮らしをしたくて本気で秩父や
青梅の土地を見に行ったのだが子供達に一蹴
されてしまい今だに箱暮らし。
寒くはないが花も鳥も少ない建物だらけの
暮らしである。
毎年花や鳥を求めて旅に出ていたが
今年も緊急事態のおかげで春は来そうもない。
それでも野草をも求める暮らしではないことを
有難いと思う。

きれいな台所。

最近動画を見ることが多いがたまたま
初老の女性の一人暮らしの１日というのを
見ることに。
新しいきれいな部屋に引っ越しました、
というナレーションで始まる一日の朝食。
トーストに目玉焼き、前日作った千切り
キャベツなどのつけ野菜に野菜やフルーツ
のジュース。きれいなお部屋にきれいな
台所という画像の中で失礼ながらあまり
感動しない画面に我が家の朝食を較べて
しまった。常々ものが多い、すっきりしない
とクレームをつけられている台所で作る
朝食は同じようなメニューではあるが
断然我が家の方が美味しそうに思えた。
手前味噌かもしれないけれど平飼いの卵
と当日切るキャベツ、ブロッコリー、ミニトマト
などは元気一杯に見える。パンは、お店で
添加物まみれでないシンプルな美味しいパン。
秋田から取り寄せる美味しいリンゴなどの
フルーツ。コーヒーはオーガニックの
マヤビックコーヒー。北海道の町村農場の
美味しいバターに、ポルトガルのプロポリス
入りの蜂蜜。しかし台所はお世辞にもきれい
すっきりとは言い難い。なぜなら中華、
和風、洋風とお取り寄せの食材が色々
あって、それもすぐ使いやすいように
するとすっきり、きれいで真っ白なキッチン
にするには大変なのだ。朝作っているうちに
お昼の準備、合間に届く食材の始末と
とっちらかってはいないけれど忙しい
台所。子供が小さい頃は食品庫のついた
対面式のキッチンの家に住んでいたけれど
今はとてもそんな気力もない。
合間に仕事もあるしできれいな台所など
望むべくもなし。
昔知人のうちに行った時、とてもすっきり
きれいな台所に感動したことがあるが
彼女の作る料理は本当のところ貧しい味
だった。汚れるから作るのを最小限に
したいというのがその理由。
猫と美味しい料理のKen's kitchenという
とてもきれいな台所と美味しそうな料理の
動画があるが、作った本人は重労働だろう。
やっぱり美味しいものが食べたいので
なんと言われてもとてもきれいなキッチン
にはなれそうもない。
美味しい料理ときれいな台所はプロに
お任せしたいと思う

甘平と節分。

毎日があっという間に過ぎる。
3食作りの時間と家事に取られる
時間が多いのだ。体には食事と運動と睡眠が
一番と考え、それを優先した残りが自分の時間。
久しく真面目に主婦をしていなかったので
食事、洗濯、雑用をきちんとやると、時間が
なくなる。昔は一軒家に住み、仕事をして帰って
から夜中の2時に犬の散歩をして子育てしたいた
ことが夢のよう。年をとったと感じる今日この頃。
両親の癌の闘病、介護、看取りを、仕事をしながら一人で
頑張った親戚から甘平が送られてきた。甘平は
１月末から２月なかばくらいまでしか食べられ
ない瀬戸内みかん。ずーっと送ろうと思って
待ってた、とお礼の電話で言われて感激。
子供の頃みかんを石蹴りに遊んだくらい
みかんに恵まれたせいか、ぶどうやリンゴのほう
が好き。でも一度だけ甘平を食べたことが
あり、美味しいみかん、と思っていた。
その後再会がなかったのは、ほんの少しの間だけ
のお楽しみだったからということ。
時の過ぎるのが早く今日は節分。
神社によっては３日に豆まきをするところも
あるが、氏神様は今日が節分とのこと。
慌ててお玉串を振り込みます、と連絡すると
恙無い一年になるようにご祈願しますとメール
あり。コロナのことでお参りはなかなかできないが
いつも御蔭をいただいていることに感謝。
どうか今年も無事で過ごせますようにと、
貴重な甘平を食べながら今年一年の除災を祈る。