お気楽おばさんの徒然日記

お気楽に生きているおばさんの毎日を徒然なるままに。。。。

未来の年表。

2018-08-30 02:53:15 | 日記
日本に帰るたびに食品の容量が少なくなっているのに気づいていたが、
日本の容量も減っていることまで実感があまりなかった。
都会に住んでいると年齢層がだんだん上がっている実感はあっても
人口が減っている実感はまだ薄い。
まして都心の渋谷、原宿、新宿などはあいかわらずのひとひとひと。
ただ時々お墓まいりに帰郷すると、老人と空き家が目立つ。
このタイミングで日本の未来について、わかりやすく
数字で著された未来の年表は、誠にタイムリーな本。
ただし遅きに失する警鐘かもしれない。
先進国病と言われる結婚しない、子供を作らないトレンドは
日本に蔓延して、今の現状では子供を産めや増やせと言われても
という若い人は多いのは当然のように思える。
結婚に未来を見ない世代だというのも納得できるからだ。
人口減の日本の未来を年表にして、これから起きる現象を
具体的に列挙してあるので、とてもわかりやすい本だ。
もともと60になった時に、還暦というのは一生の務めは
とりあえず終えたということで、後はおまけの人生と考えていた。
現実は母の介護が続いていて、そうもいかなかった。
予定どうり行かないのが人生なのかもしれない。
それでも一つの締めくくりとして生活をダウンサイズ化する
ことにした。だがこの状況ではさらに見直す必要があるようだ。
縮む日本の人口とともに、身の丈も縮むのだから当然かもしれない。
もうそんなに生きられないから楽しむしかない、という友人が
突然カラオケ店を始めて毎日楽しくやってますと連絡があり、
それもよきかなとも思うのだが、どうも遊ぶだけでは若い人に
申し訳ないような気がする。必死に働いた両親の世代の姿を
見ていたせいもあるかもしれない。どうやら80くらいまで
働かされそうな気がする。何しろ生きているものは猫の手も
借りないといけないくらい人が減るのだから。
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代々木上原山せみ。

2018-08-22 07:22:11 | 日記
2日ほど数字と格闘して書類を送るという、しばらくしたことのない
作業に疲れ果て夜の残暑の中お蕎麦でも食べようと思い立ち、
代々木上原の有名蕎麦屋、山せみに行くことに。
代々木上原には美味しいと言われる蕎麦屋が結構ある。
山せみはお酒の肴も色々あって、夜は楽しく飲むお客でいっぱい。
でも気軽に一人でも入れるお店なのが便利だ。
一人席に案内されると女性客が片手に本を持ったり、携帯を見たりと
美味しい肴をあてにして一人酒を楽しんでいる。
昔はなかった風情だが今の女性たちは男性並みに楽しんでいる。
お酒の後は美味しくそばを楽しむ様子がいかにも自然。
残暑の残る外の暑さを涼しい中でお蕎麦をいただきほっと一息。
本当は赤茄子と野菜の冷やしそばを期待していたのだが売り切れ。
鴨団子と野菜の熱いお出汁のざるそばを注文。
これもちょうどいい加減の量で満腹。
ピリッと辛い薬味も美味。お値段1300円は記念セールなので
お得感あり。いけない口の私には両隣の若い女性の酒の肴の
美味しそうなお刺身とか盛り合わせに目が行くが、飲めないので
一人では量が多すぎるため断念。
昼間に会食に利用することが多いのだが夜の一人そばは初めて。
お仕事帰りの女性たちに混じってそばを楽しむのもなんだか楽しい。
のんびりと外の闇の中の小さなお庭らしきものを眺めていると
この夏の暑さもそばの楽しみを増すとも思える。
今やそばもすっかり高級品になってしまったが昔はもっと
気軽に食べられたような気がする。諸色高止まりの昨今やむを得ない
のかもしれないが。
今度は誰かを誘って色々な皿を楽しむことにしよう。
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お盆。

2018-08-14 19:09:53 | 日記
8月15日お盆休みの最終日。
帰省やら家族旅行に大忙しの季節。
今の時代、家族関係が希薄になったとはいえ
夏休みのお盆休みは総じて家族でおやすみモード。
お盆に忙しいのは昔はお坊さんと決まっていたが
今は税理士らしい。この暑さに亡くなる人が増え
銀行も税理士もお大忙しらしのだ。
最近は断捨離もだが遺言も大流行。
みなさん、遺言状があれば安心です、と言われる。
昨日50代の女性と話していたら親のことが問題で
遺言のことに話が及んだ。
昔は遺言なんてドラマかお金持ちしか話題に
ならなかったが、普通に遺言という言葉が出る時代
になっているのだ。
20年ほど前に遺言のセミナーを受けたことがある。
その時は今よりずっと遺言という言葉を珍しく
重く受けとめる時代だったと思う。
セミナー講師が遺言について説明した後、さあ皆さん、後
一ヶ月後にあなた方が死ぬと想定して今から実際に
遺言状を書いてみてください、と言われ、真面目な
生徒達は一瞬手が止まってしまった。
それまでの人生を振り返り、二度と会えない大事な人や
残された人たちのことを真剣に考えると家がどうの
預貯金がどうのなどと考えるのはずっと後のことだっだ。
真剣に生きている人ほど簡単に書けないものだと思う。
最後に講師が皆さん、だから親やお客様に遺言を書いて
もらうということを言う前に今日のことを忘れないでください。
と言われたことは忘れられない。まだ若かったこともあり
その後はこの思い出はすっかり忘れていたのだが、そろそろ
自分の人生を見直すいい機会かもしれない。
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