お気楽おばさんの徒然日記

お気楽に生きているおばさんの毎日を徒然なるままに。。。。

銀座ざくろと野草カフェ。

2019-04-25 05:51:32 | 日記
シンガポールの元女優の友人来日。
お昼に銀座でランチを、ということで銀座ざくろ
でと2時に予約してと頼まれ待つことに。
しかし、待てど暮らせど2時半のオーダーストップに
なっても来ない。連絡がつかず、とりあえず閉店の3時
まで一人ランチでもして待って見ることにした。
というのもフェイスブックで連絡し合っていたけれど
どこに泊まっているのかも不明。
忙しいこともあるが家族やその友人と一緒なので
あまり細かい打ち合わせもなくとりあえず
ランチの予約となったのだ。
遅れること45分、一人ランチを終えた頃、友人と一緒に
現れた我が友。ソー、ソー、ソーリイ。
同行の友人が電車を降り損ねて離れ離れになるという
ハプニングに遭遇。20年ぶりの日本という友人、
結構あっちを見たりこちらを見たりと落ち着かない。
曰くあー、日本にずっといたいわ!食べるものも美味しいし
とても快適。日本語は全く話せないけれど
今時の携帯でなんでも検索、自由に動き回れるらしい。
それに日本は安全だし、と。最近はそれほどでもないと
思うけれど、それでも他の国では考えられないほど
快適らしい。ざくろの一人ランチはバター焼き定食に
したけれど夜のメニューと内容と比べるとそれなりに
高いランチとしては今ひとつ。銀座の定食だから三千円
でもしかたがないかもしれない。周りは中国人が多い。
夜のしゃぶしゃぶやステーキはそれなりに美味しいのだが。
三越の丸福珈琲でパンケーキとサンドイッチでお二人さんは
大満足。とても綺麗にフルーツがあしらわれたパンケーキや
目にも楽しいサンドイッチに大喜び。
アフターに知人の野草カフェで抹茶アイスクリームを
食べてシンガポールと違う本物だと感動する。
食べることが大好きなシンガポール人の本領発揮。
それにしてもよく食べる。
夜のざくろに再トライしてしゃぶしゃぶの写真が
送られてきた。銀座は今や中国人街になってしまった。


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京都のさくらと吉野山。

2019-04-10 01:29:40 | 日記
今日の寒さはまるで冬。
昨日までの京都のさくらと吉野山の桜は夢幻のように思える。
春の盛り、京都人おすすめの見頃場所を訪ね歩く。
二条城の白壁と松に映えるしだれ桜、平野神社の寝覚めのさくら、
夜の円山公園の巨大な桜のライトアップ、桜の名所と名高い醍醐寺の、
桜、廃止となったレールを挟んでの見事な桜並木の蹴上のインクライン
のさくら、と春の陽光にあふれた桜紀行。
どの桜も見事に開花、それに人、人、人。沢山の外国人達。
どれが一番、と聞かれるも、どれも趣が異なり、それぞれが見事
としか言いようがない。まことに日本の桜は麗しい。
晴れ着姿の都の桜の後で念願の吉野山に。
吉野山のロープウエイは日本最古のものだそうでまるで
私のようにギーコギーコと唸りながら登って行く。
残念ながらロープウエイからの景色はさほどではない。
登りきったところは吉野の観光地らしいお店が並んでいる。
特別拝観の不動明王様にお参りして堂内に展示されている
能絵を見る。この作家さんとはお会いすることができなかったが
繊細なタッチで描かれるお能の世界に優しさを感じた。
5月までの展示なので興味のある方にはお勧めしたい。
描かれる舞姿の、差し伸べる手や扇子が今にも動きそうに見える。
念願の夢見の桜を目指して行く途中長蛇の列。
有名な柿の葉寿司のお店と聞き、列に加わることに。
12時に発売してあっという間に売れたそう。
不動堂のベンチでいただくことに。しかしなれずしなので今暫く
待った方が美味しそう。やや塩気が強い。
不動堂の前の4本の桜は今も語り伝えられる激戦地の桜だ。
目指す桜本坊にたどり着くと、丁度花まつりの護摩壇の真っ最中。
法螺貝と読経とお焚き上げの黒煙の中、夢見の桜はすでに満開を過ぎ
またも残るひと枝のみの桜見物となった。
静かにはらはら散る桜花のなか、かすかに夢見の桜が揺れている。
とても可憐な花。天武天皇が皇位を夢見たという桜だ。
全山7分咲きの吉野山を下りながら圧巻の桜絵巻を楽しんだ。
沢山の人が訪れる吉野山だがチリひとつ落ちていない。
美しいさくらと山を守る人たち、いつまでもこの美しさが
続くようにと祈りながら満開の桜に囲まれる夢のの薗を後にした。


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六義園のしだれ桜。

2019-04-04 07:29:11 | 日記
腸活にいいという奄美大島のミキを作る講習会。
初めて聞いたミキはお神酒から来たという発酵食品。
お米とさつまいもだけで作るシンプルなもの。
豆乳ヨーグルトを作るのにぴったりと考えて参加。
もともと沖縄のユタのような奄美のノロが作って
神に捧げたものから来たという。
自然な甘みの発酵食品で色々使えそう。
講習の後どうしても六義園のしだれ桜を見たくて
駒込まで行くことにした。
先週末にしだれ桜の夜景を見るつもりだったが
あまりに寒くて風邪気味だったために諦めたところ
時期を過ぎてしまい、おまけに無情の雨。
それでも、と訪ねることに。
駒込駅から外人さんたちがいっぱいの中
駅周辺の桜は満開。すでに桜モードの中、
六義園に続く道に人がぞろぞろ歩いている。
実は六義園は初めて。
これだけ都内に住んでいても何故か六義園は古臭い、と
思い込んでいたのだ。
綱吉に寵愛された柳沢吉保は和歌に造詣が深く
池をめぐる庭の趣向に和歌にちなんだ名前が付けられている。
お目当のしだれ桜はやはりほとんど花びらを落としていたが
差し伸べるように枝を下ろしているひと枝にまだ美しい花びら
が残っていた。その枝ぶりの美しさにしばし足を止める。
品のいいうっとりするような枝ぶりに見惚れてしまった。
思わずまだ枝先に咲いている桜花に手を差し伸べ、
触れてはならじと思いつつ花の手前で手を止めた時
緩やかに風が舞い、花びらが手先に触れた。
とても優しい心持ちになり、しばらく佇む。
池のほとりの茶室でお抹茶を飲んでからまだ満開の
ソメイヨシノを眺めることにした。
飛び交う中国語の中でソメイヨシノは満開。
それにしても池に沿った古木の枝ぶりは見事。
帰りの染井門をたどる道で見た山吹の鮮やかさに
しばし足を止める。なんとも風情のある綺麗な華叢。
しだれ桜の盛りを見ることはできなかったけれど
名残の桜花と惜しむ時を過ごすことができた。
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