お気楽おばさんの徒然日記

お気楽に生きているおばさんの毎日を徒然なるままに。。。。

歌うこと。

2019-06-20 06:43:42 | 日記
気がつけばはや梅雨の季節。
ここのところの天気はジェットコースターに乗ったように
上がったり下がったりしていたけれど、いつものジメジメした
季節がやってきた。気がつくと紫陽花が美しく咲いている。
日本は季節によって草木や花々がそれなりに楽しませてくれる。
シンガポールのいつも暑い気候に、変わらない花々と比べると
なんと楽しい眺め。
このところ色々なところを訪ねて美味しいものも食べたが
目下のところ歌うことにはまっている。
というのも文化交流のイベントで久々に謡と仕舞に参加。
トランクルームから手じかに出せる単衣の着物まで着ることに。
同時に参加を決めたオペラの合唱グループでも毎週のように
懐かしい歌を歌っている。
初めてオペラに嵌ったイタリアオペラ。
ストーリーは痴話喧嘩の他愛ない話なのに、当時はお話もよく
わからないまま、美しい教会音楽に惹かれて聞き入っていた
カバレリア、ルステイカーナの合唱曲を歌っていると、
当時の思い出が蘇ってくる。どうしても欲しくて買ってもらった
レコードを日がな一日聞いていて、本気でイタリアに行こうと
思っていたのだ。
マルコというペンフレンドまで作っていたのだ。
それにしてもデル、モナコとシミオナートの歌声は今きいても素晴らしい。
残念なのは歳を重ねたせいでソプラノの音域が苦しくなっていること。
高い音が本当に苦しい。それでも昔習ったフランス語で
カルメンを歌うとこれまたカナダを旅行した時のことなど
思い出してしまう。フランス語圏もあるカナダを旅行中
うっかりフランス語で話始め、途中で言葉に詰まってしまった。
その時そばにいた男性が通訳しましょうか?と笑っていたことも。
歳を経てまた歌うことを始めて、歌詞の意味を知り、
改めて言葉と歌の味わいを楽しんでいる。
秋には舞台に出るというのだが合唱グループの半数は
音大出身者なので素人はついていくのが大変。それでも
挑戦だと考えて、この梅雨空に向かって歌っている。
コメント