TWG 高島屋。

カフェ大好きなシンガポール人の友人に高島屋のTWGでランチをご馳走になった。
この友人、いつかカフェを開きたいというので、来日時、一緒に表参道のカフェ巡りを
したことがある。今は毎週土曜日にはシンガポールの美味しいカフェ巡りを続けている。
それにしてもシンガポールの物価は高い。以前から物価高の国ではあるが
世界的に進行中の物価高の中でより物価高を感じる。
もっとも日本だって外に出て帰ってくるたび、カンズメの中身が減っているし、
袋の中身が減っているので実質物価高。
TWGは日本人のお土産にとても人気がある。
小綺麗なパッケージとあたかも伝統的なイギリス紅茶のブランド風の
デザインにシンガポール人が作ったオリジナルブランドとは思えないが。
それにしても甘いマカロンも未だもって大人気。
今回空港でクレヨンのように成形された色変わりのチョコレートのバー発見.
その詰め合わせもびっくりするようなお値段。
たかがチョコレートなのに。お味もさることながらパッケージも高級感満載。
今やシンガポールは世界中のお金持ちの国になってしまった。
今でもお年寄りの中には日本のバブル期に見たシンガポールのイメージで
アジアの後進国のイメージでシンガポールを語る人が多いが、
とても日本人が太刀打ちできないほどの経済発展を遂げてしまっている。
それに正直お金持ちの日本人はシンガポールに住んでいる。
というわけでオーチャードのTWGのカフェは、以前あふれていた日本人客は少なくなっている。
実際、お金のありそうなシンガポール人や日本人以外の外国人で一杯。
サラダとサンドイッチと紅茶のランチだけで二人で８０００円もする。
紅茶もサーモンやカニを使ったサラダや、フィリングが工夫された
サンドイッチも美味しいけれど。昔は銀座の方が高かったような気がする。
いつもお土産に買うアクンのカヤジャムの瓶がとても小さくなっていて
こんだけのジャムにこんな値段とは思われないだろうと買うのをやめた。
そもそも最近はお土産をもらう習慣も廃れ始めているととも感じている。
もう一人のシンガポールの友人に老舗のクリスタルジェイドのデイナーをご馳走になったが
いつも食べていたシーフード、ホーファンの具がランクダウンしていた。
そのうち食べていたもの皆懐かしの味になってしまうかもしれない。