もう明日でもかまわない

日々の雑記です。
艦これにはまっていたけどやめました。
愚痴が多いのでご注意ください。

二度も帰って来てくれたむっくん

2023年06月06日 13時50分19秒 | 日記
ここ最近はゼルダが面白くてたまらなくなってきて、毎日10分でも長く遊びたい。
ゼルダの足跡、例えば今日はどことどこに行ったとかも記録しておきたくはあるんだけど、その時間ももったいない。
でもこないだはゼルダの時間を差し置いても記録しておきたいことが起きた。
うちにいる3匹の猫のうち、一人だけオスの陸奥が2回目の脱走からまた帰ってきてくれたのだ。これはすごい。
1回目の脱走は、というか脱走自体は半年ぐらい前から3回されていた。
1階のサンルームの天井からドスン!と音がして、何事かと思って見に行ったら2階のベランダからむっくんがジャンプして降りていた。
キッチンで朝の支度中、何かいつもと違う方向から鳴き声がすると思ったら、お隣の屋根の上でぐりんぐりん寝転がりながら鳴くむっくんが居た。まるで脱走した俺を見ろと言わんばかりの態度。
3回目も鳴き声が遠くから聞こえて見に行くとお隣の屋根に居た。
いずれの時も勝どきをあげるというか、アピールするように鳴くので気づいた。
脱走についてなんの策も講じていなかったわけではなく、その都度工夫はしていた。
陸奥は風子やあんずと違って良い子というか、わがままを通すために鳴きまくるとか暴れるとかいった事はしないので、外への興味があるのがわかると可哀想で、せめてベランダだけでも出してあげたくてMに前のマンションベランダの時みたいにDIYで大掛かりな柵を作ってもらっていた。
その柵が完成した矢先、夜の御飯の時間になっても真っ先に食べに来る陸奥が居なくて心配になり、探したけど見つからず、ついに無言で脱走した事に気づいた。
始めはMに作ってもらったベランダ柵に抜け出せる穴があったのかと思ったんだけど、そうではなかった。
各部屋の網戸は5センチも開かないようにストッパーがしてあり、サッシ自体は結構開けている。そのサッシと網戸の間に体をねじ込み、力ずくで網戸をバンッ外して出たらしい。さすが筋肉質パワー系のむっくん。
一所懸命近所を探したんだけど見つからず、私は自分でも驚いたんだけどとても冷静で、取り乱すことはなくすぐ諦めた。
いくら帰ってきて欲しくても、無理やり連れて帰ってもそれが彼の幸せかどうかわからない。前から出してあげたかった。こうなる運命だったのだ。と思った。

一応、テンプレに貼り付けて作成するアプリでチラシは作ってみた。
帰ってきてくれなくても元気に生きていることがわかったら嬉しい、と思った。

近所には他に数匹ウロウロしてる猫もいるし、車通りが激しい所でもないので酷い目に遭う可能性は少ないんだけどそれでも悪いことは考えてしまった。
その日の明け方、トイレに起きた時にむっくんの声が聞こえた。慌てて名前を呼んだらどんどん大きくなる声。脱走した2階奥の部屋の窓の外にむっくんが居た。信じられなかった。その日のうちに帰ってきてくれた。
お腹が空いてたみたいでたくさん食べて、そして次の日はずっと寝ていた。
夜中にMが探しに出た時、見つけたんだけど逃げられたと行ってたから、本当に諦めていた。
そしてこないだの日曜は、酷い状態での脱走だった。
パートが休みの昼間私がいつものようにティアキンを遊んでいたら、外から帰ってきたMが「ちょっとむっくん連れてきて」と言うので、ニャンモックでくつろいで寝ているむっくんを連れて行った。
しばらくすると外が騒がしい。Mが「むっくん!むっくん!」と呼んでいる。逃げ出したらしい。
というか何故むっくんを外に連れ出す必要があったのか。
何考えてるのか。写真じゃだめなのか。それに私もゼルダを邪魔されて不機嫌だったのでよく確かめないで軽率にむっくんを渡してしまった事を悔やんだ。
Mに事情を聞くと、近所の女性にうちのむっくんが自分の猫じゃないかと言われたらしい。号泣されて、違うと言っても思い込んでいて見せてくれと言われたと。
むっくんはお隣の家の裏手狭い所に入り込み、人は通れないところにとどまり、ぎゃおん!ぎゃおん!と鳴いていて明らかに常軌を逸している。
私が見に行った時、お隣さんが家から回り込んでいいですよと言ってくださったのでMが行くと、むっくんはぎゃおんぎゃおんと鳴いたまま、私の方に走ってきた。名前を呼んでも聞こえていない。パニック状態で全速力で走り抜けていった。とても捕まえられない。今思えばあの時そっとしておけばよかった。
そしたら落ち着いてくれたかもしれない。見える所にいる間に。
件の近所の女性は、私は会ってないけどMが「(自分の猫じゃないとわかると)興味がなくなったみたい」と。なんなのその女。
気持ちは分からなくないけど、うちは1年前に越してきたばかりだし、3年前に行方不明になったというその猫を見つけて匿ってるだなんていいがかりだ。違うと言ってるのに。むっくんはずっとうちの子なのに。
その女性の娘さんが見かけて(たぶん4月に脱走した時)、あの子に違いない!となったらしい。写真だと本当にそっくりで、顔の模様だけ違うらしい。
むっくんを見せたら納得したらしいけど人騒がせだ。いい迷惑。
あんなに興奮して逃げてったむっくん。ニャンモックで寝てたのに、いきなり知らないおばさん数人(それ以外にも居たらしい)に観察されてよほど怖かったんだろう。
今度こそもう帰ってきてくれない。もう二度と会えないんだ。いつも私の足を枕にしてるむっくん。重いし寝返り打ってもまとわりついてくるし正直邪魔なんだけど、あれはもうなくなるんだ。前回は奇跡的に帰ってきてくれた。次はもうない。
2回もこんな事があるなんて、やっぱりあの子は外で暮らす運命なんだ。
また私は諦めが早かった。でもどこかでむっくんなら、きっと帰ってきてくれるともちょっと思ってた。
そして前回と違い今回は朝から居なくなったからか、前回の明け方より夜中よりの時間に、また2階奥の部屋の外から鳴き声が聞こえた。
またむっくんは帰ってきてくれた!なんて良い子なんでしょう!
帰ってくるなり、家の廊下に横たわるむっくん。うちはリラックスできるんだと思って嬉しい。夜中に探しに行ったM(のこのこ見せに出て責任を感じていた)はまた、見つけたけど逃げられていた。外で会うと避けられるんだろか。
とにかく嬉しい。本当に良かった。もうこんな思いはしたくない。

そしてまた爆睡するむっくん。Mによって首輪を装着された。

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