橡の木の下で

俳句と共に

令和6年「橡」5月号より

2024-04-30 12:56:05 | 星眠 季節の俳句
鄙住に妻も古りけり桜飯  星眠
            (テーブルの下により)

 ここで言う桜飯は桜花を炊き込んだ仄くれないの雅なもの。
東京を恋い慕っていた母も人生の大半が田舎での生活となり、
大正生まれの父が時には妻を労る言葉を口にするようにもなった。
                         (亜紀子・脚注)
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