とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

今年も農作業始まる

2017年04月16日 | 日記

 遅かった春の陽だまりがようやく庄内にも訪れたようだ。例年なら満開のソメイヨシノが咲き誇っているはずだが、開花宣言がやっとで一週間は遅れていると言う。春先の寒暖の差が激しく、荒れた風も伴って異常気象を思わせた。
 「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」3月の末に種もみの浸漬から始まった稲作は、4月中旬に種まきがスタートし育苗ハウスで芽を出そうとしている。この時期のハウスの温度管理には神経を使う。冷たい雨上がりの晴天が一番怖いく強い日差しがハウス内温度を一気に上げて稚苗の障がいとなる。あわてて遮光材でハウスを覆い適温に保つ作業が続く。
 一方田んぼでは耕運作業が始まり、トラクターの出番である。今のトラクターは運転席はキャビンが付き、冷暖房装置がある。過剰設備と言えなくはないが、快適に作業ができる。刃が回転する耕運部の水平や深さはICで自動化され、肥料も一緒に散布される。
 馬耕から耕運機、トラクターの変遷経て、自動運転トラクターへと時代は変わる。基本の稲が天候で育つ原則は変わらない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする