先日,象潟の方が古文書を持参して読んでほしいとやってきました。これは六郷藩佐渡守に宛てたもののようです。
丁度象潟が隆起した時期です。
たった1枚の書の背景に沢山の真実が隠されています。
2024年3月30日 今日の星座ランキング
1位:獅子座 (4.9点)
今日は最高の運気が訪れます! 願ってもない話が舞い込んできたり、努力してきたことで目標を達成できたりと、「やった!」と言いたくなる出来事が重なりそうな日です。 この運気を生かすポイントは、直感です。 自分の心の声に従って行動することで、さらに良い結果を引き寄せられるでしょう。
ラッキーアイテム:
- クリスタル
- 香水
- 紫色
2位:水瓶座 (4.8点)
周囲との協力関係が良好になる日。 チームワークを意識して行動することで、大きな成果を上げられる可能性があります。 ただし、自分の意見ばかり主張しすぎないように注意が必要です。
ラッキーアイテム:
- ラピスラズリ
- 青色
- グループワーク
3位:乙女座 (4.7点)
集中力が高まり、仕事や勉強がはかどる日。 難しい課題にも積極的に取り組んでみましょう。 ただし、完璧主義になりすぎないように注意が必要です。
ラッキーアイテム:
- 手帳
- 緑色
- 計画性
4位:牡羊座 (4.6点)
新しいことに挑戦したい気持ちが強くなる日。 好奇心の赴くままに行動すれば、思いがけない幸運に恵まれるでしょう。 ただし、計画性を持って行動することが大切です。
ラッキーアイテム:
- 赤色
- スポーツ
- 新しい挑戦
5位:天秤座 (4.5点)
コミュニケーション能力がアップし、周囲の人とスムーズな交流ができる日。 恋愛面でも、ロマンチックな雰囲気に包まれ、心が満たされるでしょう。
ラッキーアイテム:
- ピンク色
- バラ
- 会話
6位:射手座 (4.4点)
慎重な判断が求められる日。 焦らずじっくりと物事を考え、慎重に行動することで、良い結果が出やすいでしょう。 ただし、優柔不断は禁物です。 自分の判断を信じて、行動しましょう。
ラッキーアイテム:
- ターコイズ
- 黄色
- 旅
7位:山羊座 (4.3点)
情報収集や勉強に最適な日。 頭が冴え、集中力も高まっているため、新しい知識を吸収しやすいでしょう。 ただし、完璧主義は避けましょう。
ラッキーアイテム:
- 黒色
- 本
- 知識
8位:蟹座 (4.2点)
休息が必要な日。 無理せずゆっくりと過ごし、心身をリフレッシュしましょう。 ただし、一日中何もせずに過ごすのは避けましょう。 軽い運動や読書など、心身をリラックスできる活動がおすすめです。
ラッキーアイテム:
- 白色
- 月
- リラックス
9位:双子座 (4.1点)
自分のペースで行動することが大切になる日。 周りに流されず、自分の道をしっかりと歩んでいきましょう。 ただし、頑固になりすぎないように注意が必要です。
ラッキーアイテム:
- 黄色
- コミュニケーション
- 情報
10位:牡牛座 (4.0点)
周囲との協調性が重要になる日。 チームワークを意識して行動することで、良い成果が得られるでしょう。 ただし、自分の意見ばかり主張しすぎないように注意が必要です。
ラッキーアイテム:
- 緑色
- 自然
- 協調性
11位:魚座 (3.9点)
慎重な判断が求められる日。 焦らずじっくりと物事を考え、慎重に行動することで、良い結果が出やすいでしょう。 ただし、優柔不断は禁物です。
ラッキーアイテム:
- 紫色
- 海
- 夢
12位:蠍座 (3.8点)
自分のペースで行動することが大切になる日。 周りに流されず、自分の道をしっかりと歩んでい
古代西目に来住した人
⭕️推古1年(593) 斎藤若狭守が月山神社の御神体を奉じて、加賀の国から海士剥に移った(月山神社史)。尚異説があって、同神社の明細帳には、「康正年中(1455--1457)月山神社加賀国より遷座と言い伝う」とある。注.斎藤家は現在本荘市薬師堂に住し、代々月山神社を管掌する神職である。
⭕️大宝元年(701)潟保家元祖の藤原長重が潟の府館に住したが、故あって都に登り帰らず二代、三代も亦然り。初代長興長四郎は、延暦20年87歳で死亡。(潟保家系略伝)
⭕️霊亀元年(715)潟保の谷野家先祖の大覚法印が肥前国佐賀郡から移住して来た。(谷野家系略伝)
霊亀2年(716)出戸村は同年9月、出羽国飽海郡へ柵戸配置せられし内より引移り草創せりと言う。元庄屋高嶋常右衛門なる者旧記に詳かなり。然るに文久2年火災に罹り旧記消失せり。(羽後国由利郡村誌)
⭕️養老2年(718)井岡の宮比神社は養老2年頃には森子村(現由利町)八乙女山にありしを三嶽東光寺の勧請せるものなりと言う。(西目村史)注.この神社は旧来観世音菩薩を祭りしを明冶5年の神仏分離で神社に改められたのである。(西目村誌)東光寺が何時、どこから来た人であるかは不明である。
⭕️天平年中(729--749)潟保の菅原家が院内(現仁賀保町)から移り住んだ。この頃潟保に家が10軒あまりあった(菅原家文書)という。
天平宝字中(757,_,764) 西目村と称す。村社八幡神社の棟札による。(羽後国由利郡村誌)
2024年3月8日 今日の星座ランキング
1位:射手座 (4.8点)
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好奇心が旺盛になり、新しいことに挑戦したい気持ちが強くなる日。 行動力も高まっているため、思い切って行動すれば、幸運を呼び込むことができるでしょう。
2位:水瓶座 (4.7点)
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コミュニケーション能力がアップし、周囲の人とスムーズな交流ができる日。 仕事や勉強でも、積極的に意見交換することで、良い成果が得られるでしょう。
3位:牡羊座 (4.6点)
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集中力が高まり、目標に向かって突き進むことができる日。 スポーツや筋トレなど、体を動かすこともおすすめ。 ただし、無理をしすぎないように注意が必要です。
4位:双子座 (4.5点)
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情報収集や勉強に最適な日。 頭が冴え、集中力も高まっているため、新しい知識を吸収しやすいでしょう。 ただし、一から十まで完璧を目指す必要はありません。
5位:天秤座 (4.4点)
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慎重な判断が求められる日。 焦らずじっくりと物事を考え、慎重に行動することで、良い結果が出やすいでしょう。 ただし、迷いすぎてチャンスを逃さないように注意が必要です。
6位:蟹座 (4.3点)
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休息が必要な日。 無理せずゆっくりと過ごし、心身をリフレッシュしましょう。 ただし、一日中何もせずに過ごすのは避けましょう。
7位:獅子座 (4.2点)
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周囲との協調性が重要になる日。 チームワークを意識して行動することで、良い成果が得られるでしょう。 ただし、自分の意見を押し通そうとしないことが大切です。
8位:牡牛座 (4.1点)
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感性が鋭くなり、芸術や音楽など、感性を磨く活動におすすめの日。 恋愛面でも、ロマンチックな雰囲気に包まれ、心が満たされるでしょう。 ただし、現実逃避に陥らないように注意が必要です。
9位:山羊座 (4.0点)
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自分のペースで行動することが大切になる日。 周りに流されず、自分の道をしっかりと歩んでいきましょう。 ただし、周囲の人に相談せずに独断で行動するのは避けましょう。
10位:乙女座 (3.9点)
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新しいことに挑戦したい気持ちが強くなる日。 好奇心の赴くままに行動すれば、思いがけない幸運に恵まれるでしょう。 ただし、リスクを考えずに突っ走るのは避けましょう。
11位:魚座 (3.8点)
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直感力が冴え、良いアイデアが浮かびやすい日。 行動力も高まっているため、思い切って行動すれば、幸運を呼び込むことができるでしょう。 ただし、周囲の意見に流されすぎないように注意が必要です。
12位:蠍座 (3.7点)
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慎重な行動が求められる日。 焦らずじっくりと物事を考え、慎重に行動することで、良い結果が出やすいでしょう。 ただし、周りの意見に耳を傾けないように注意が必要です。
ポイント
- 上記はあくまで一般的な運勢であり、個人の状況によって異なる場合があります。
- 今日の運勢を参考に、自分にとって最適な行動を選択してください。
- 幸運を呼び込むためには、ポジティブな思考を心がけることが大切です。
- しし座 (Leo): 自分の決断に自信を持ちましょう。今日は前向きなマインドで困難に立ち向かえる日です
- さそり座 (Scorpio): 困難にも前向きなマインドで臨みましょう。今日は喜びを見つけることができるでしょう
- おうし座 (Taurus): 人間関係に喜びを見つけてください。コミュニケーションを大切にしましょう
- てんびん座 (Libra): 仕事に集中し、目標を達成するために努力しましょう
- おひつじ座 (Aries): 自分の感情に耳を傾けてください。感情的な波があるかもしれません
- うお座 (Pisces): 他人との協力が成功への鍵です。チームワークを大切にしましょう
- みずがめ座 (Aquarius): 今日は自分の価値観を大切にしましょう。自分を信じて進んでください
- おとめ座 (Virgo): 仕事やプロジェクトに集中し、計画を進めましょう
- かに座 (Cancer): 家族や親しい人々との時間を大切にしましょう。感謝の気持ちを伝えてください
- いて座 (Sagittarius): 冒険心を持ち、新しい経験を楽しんでください。自分を解放してみましょう
- ふたご座 (Gemini): コミュニケーションがスムーズにいかないかもしれません。相手の意見に耳を傾けましょう
- やぎ座 (Capricorn): 責任感を持ち、目標に向かって努力しましょう。忍耐強く取り組んでください
各星座の運勢は日々変化するものですが、今日は特にこれらのポイントに注意して過ごしてみてくださいね。🌟
内越氏は、佐竹氏の国替えと入れ替えにより、出羽国由利郡内越村から常陸国行方郡新宮郷へ加増国替えされ、所領が約1250石から約2000石に増え、大身旗本として新宮城主となりました。
また、1605年(慶長10年)には、徳川秀忠が征夷大将軍宣下を受けるために宮中へ参内する行列の六番に、打越内膳正(内膳正とは、宮中の官職で宮内省長官のことですが、この日のために特別に付与された官職と思われます。)の名前が見られます。この行列には錚々たる名前が並んでおり、名誉ある名前を連ねることがどれほどのものであったかが伺えます(東大寺雑集録)。
さらに、1622年(元和8年)には、江戸幕府が最上氏の御家騒動に伴う改易により、旧最上領であった出羽国を細分化して管理する方針に改め、再び、六郷氏が出羽国由利郡本荘、仁賀保氏が仁賀保、岩城氏が亀田、打越氏(内越氏)が矢島に国替えになりました。この結果、内越氏は常陸国行方郡新宮郷から出羽国由利郡矢島郷へ加増国替えされ、所領が約2000石から約3000石に増え、交代寄合旗本(大名格遇格※)として八森城主となりました。
2月20日の運勢
1. **しし座 (Leo)**: 7/23 ~ 8/22生まれの人は、対人運が好調で友達や後輩の面倒を見てあげることで良い展開がありそうです¹.
2. **かに座 (Cancer)**: 6/22 ~ 7/22生まれの人は、積極的に心を開いていけば恋愛運が良い展開に¹.
3. **おうし座 (Taurus)**: 4/20 ~ 5/20生まれの人は、上手なお金の使い方ができるので、交際費がかさんでも大丈夫¹.
4. **うお座 (Pisces)**: 2/19 ~ 3/20生まれの人は、有益な情報が手に入ったり偉い人と知り合いになれたりしそうな仕事運があります¹.
もちろんです!以下は、朝日新聞デジタルの星座占いから得られた情報に基づいて、5位以降の星座の運勢をまとめたものです:
5. **おとめ座 (Virgo)**: 8/23 ~ 9/22生まれの人は、自分のペースで物事を進めることが大切です。焦らずに着実に進めていくと良い結果が出るでしょう.
6. **てんびん座 (Libra)**: 9/23 ~ 10/23生まれの人は、人間関係に注意が必要です。誤解を避けるためにコミュニケーションを大切にしましょう.
7. **やぎ座 (Capricorn)**: 12/22 ~ 1/19生まれの人は、仕事や学業に集中することで成果を上げられる日です。計画的に行動しましょう.
8. **みずがめ座 (Aquarius)**: 1/20 ~ 2/18生まれの人は、新しいアイデアやプロジェクトに取り組むのに適した日です。柔軟性を持ってチャレンジしてみてください.
9. **さそり座 (Scorpio)**: 10/24 ~ 11/22生まれの人は、感情をコントロールすることが重要です。冷静な判断を心がけましょう。
10. **おひつじ座 (Aries)**: 3/21 ~ 4/19生まれの人は、自分の意見をしっかりと主張することで良い結果が出るでしょう。
11. **いて座 (Sagittarius)**: 11/23 ~ 12/21生まれの人は、人との交流を大切にしましょう。新たな出会いがあるかもしれません。
12. **うお座 (Pisces)**: 2/19 ~ 3/20生まれの人は、感受性が高まっている日です。自分の気持ちに素直になりましょう。
これらの情報を参考に、素晴らしい一日をお過ごしください!🌟
橘氏と関係があると言われる内越氏ですが、まずは橘氏を知っておく必要があるので調べてみました。
橘氏は藤原氏に排斥され続けた影響もあり、歴史の影に隠れてしまいスポットライトがあたってこなかった氏ですが、実は長い歴史を持ち、興味深いエピソードも数多く残されている「隠れた名族」といえます。本記事では、そんな橘氏の歴史・子孫についてまとめます。
橘氏は、源氏や平氏、藤原氏ほど大きな子孫を残さなかったものの、その賜姓のエピソードは美しいものがあります。橘氏は、女帝から女官に賜姓されたという点が特徴的です。このエピソードは、橘氏が公卿や武士としてではなく、女官としての地位を重んじたことを示しています。女性が支配的であった時代において、そのような賜姓を受けることは異例であり、橘氏の家系における女性の権力や影響力を示しています。また、橘氏の賜姓は、高貴なる出自や功績を称えられる一方で、その家系がどのような人々に支えられてきたかを物語っています。
日本の歴史の中で重要な役割を果たした橘氏の由来には、元明天皇の宴での一言が基となっています。元明天皇は、橘が果実の王であり、枝は霜雪を恐れずに繁茂し、葉は寒暑をしのぎ、美しい様相を持つことから、「橘を氏とせよ」と述べました。これにより、三千代に橘宿禰の氏姓を与え、橘氏は誕生しました。橘は日本書紀の神話に登場し、「非時香菓」と呼ばれる柑橘系の木として、永遠性や永続性の象徴とされてきました。橘氏はその象徴から、日本の歴史において名家として栄え、重要な地位を築いてきました。
橘の由来は、神話上では垂仁天皇の命により遠い常世国から採取された木の実が橘となり、その橘にちなんで氏を賜ったと言われています。また、女帝元明天皇は美しく聡明な橘三千代を「いつも黄金に輝く橘の実」とたとえ、賞賛していた逸話もあります。彼女はその美しさと才知で多くの人々に愛され、橘の名を冠した橘三千代として親しまれました。今でも京都御所の紫宸殿には、橘と桜が並ぶ「右近の橘」があり、その歴史や由来が人々に伝えられています。橘の木は天皇家にゆかりが深く、橘三千代の逸話は美と知恵を象徴する物語として多くの人々に愛されています。
橘三千代は橘氏の歴史において重要な人物であり、橘氏の始祖である橘諸兄に次ぐ存在として知られています。生まれながらに朝廷の倉庫を管理・警護する家に生まれながら、その才能や学問を活かして朝廷内で勢力を築いた人物でした。彼女は敏達天皇の玄孫、美努王と結婚し、葛城王や佐為王、そして牟漏女王をもうけました。これらの子孫はそれぞれ後の日本の歴史に大きな影響を与えています。彼女が橘氏の名前を賜ったことをきっかけに、橘氏はますます勢力を拡大し、日本の歴史に名を刻む存在となりました。その後、橘氏は大和朝廷の中枢に位置し、藤原氏や菅原氏とともに古代日本の政治や文化において重要な役割を果たすことになりました。その功績は今なお称賛されるべきものであり、橘三千代の存在は古代日本の歴史において欠かせないものとなっています。
古代日本において藤原氏や橘氏の繁栄を支えた橘三千代。彼女は、藤原不比等に嫁ぎ、息子や娘の出世や後宮への立后に尽力し、自らも歌人として活躍しました。その功績が称えられ、「賢女」と称されました。また、彼女が賜った「橘氏」の姓は、実は一代限りのものであり、その名前を受け継ぐのは息子たちだった。橘三千代の果たした役割は、日本の歴史において軽んじられがちな女性たちの貢献を示す一例であり、彼女の存在は日本古代史の一角を照らしています。
平安末になると、橘は武家となります。橘遠保は、伊予橘氏の中心的存在であり、平将門の乱や藤原純友の乱での武勇で名を馳せました。遠保は藤原純友を捕らえるという快挙を成し遂げ、その活躍が評価され遠江国の国司に任命されました。さらに、伊予国宇和郡の所領も得ることとなりました。彼の子孫は多くの武将として活躍し、楠木正成を祖とする文献も存在します。伊予橘氏の重要な一員でありながらも、歴史の中で源氏や平氏に隠れる存在となった遠保は、武家橘氏の歴史を語る上で不可欠な人物と言えます。
ただ、出羽国由利郡矢島郷川内村に「打越」という地名や字名はありません。ただし、鳥海町下直根字打越という地名が残されていて、現在も新田氏の末裔がおります。
また、親川楠家系図には「川内打越は大沢打越とあり」と記載されていることからこの地を打越氏(内越氏)の発祥地とは考えにくいです。
しかし、後醍醐天皇から下賜された論旨を所持していた楠木小次郎は、楠木正家が南朝勢力の関係者を供養するために建立した元弘寺(鳥海町下川内矢ノ本にあった)を拠点として活動していました。その後、楠木正家が築城した小次郎館(牛越館)に移りました。鳥海町栗沢字牛ケ首というところです。
また、傑堂能勝禅師(楠木正能)が小次郎館(牛越館)の近くに高健寺(秋田県由利本荘市鳥海町伏見)を開基して、その後、現在の矢島へ移されています。つまり鳥海、矢島が打越氏(内越氏)の勢力拠点であったと考えられるのです。
なお、東信濃を支配していた滋野三氏(海野氏のうち、望月氏の庶流は信濃国佐久郡矢島村及び根々井村を支配していて、それぞれ矢島(八島)氏及び根井氏を名乗ります。
彼らは1184年(寿永3年)の木曾義仲の挙兵に従い、木曾義仲が滅亡してその所領を没収されると小笠原(大井)氏に臣従します。
しかし、南北朝の動乱では、矢島氏及び根井氏は南朝勢力に与し、主家である小笠原(大井)氏(北朝勢力)と争いますこの点、根井家由来書には「信州義仲滅亡ノ後、行親末子則式部太夫ト云、信州ヲ立退、羽州油利ノ郡矢嶋ノ庄二年久ク蟄居シテ、民ヲシタカイ、土地ヲ開カセ、子孫繁栄ス」と記されています。
つまり、木曾義仲の滅亡や南北朝の動乱を契機として根井氏が南朝勢力である寒河江(大江)氏を頼って出羽国由利郡津雲出郷(後の矢島郷)へ下向した可能性が考えられるのです。
これを裏付けるように木曽義仲の愛妾・巴御前の末裔である巴太郎頼勝が隠棲していたと伝わる巴館跡が由利町の屋敷集落に残されています。
その後、応永年間、大江(大膳大夫)義久が出羽国由利郡津雲出郷(後の矢島郷)を支配します。
これに伴って大井光泰の後裔である大井又次郎光重が矢島から滝沢へ移り大膳大夫義久は大井義久と改名しています。
1593年(文禄2年)、大井義久の後裔で矢島城の戦いで敗れた大井五郎満安は楠木正家が南朝勢力の関係者を供養するために建立した元弘寺に葬られますが、大井五郎満安の息女・鶴姫が元弘寺の隣に庵を結んで菩提を弔ったと言われていて、その庵跡に鶴姫の墓が安置されています。その後、元弘寺が廃寺になり、満安の墓は高建寺へと移されているのです。
今日の運勢(2月18日)